ブラックダイヤモンド「レイブンプロ50&55」再入荷!!

昨年登場したコストパフォーマンスに優れたピッケルが再入荷してきました!!

昨年は予想通りに早々に売り切れ。
今期もコロナの影響で生産状態が活発とは言えず、早々に完売の予感です。
昨年より、少しだけ値上がりになりました。
詳細はこちらより過去記事をご覧ください。

せっかくですので、美しい外観をごらんください。




Black Diamond「RAVEN PRO」¥14,740(税込)
◇サイズ:50、55cm
◇重量:373g(50cm)、389g(55g)

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ペツル「ギアループ for キャニオンクラブ」

PETZL「Equipment holder for CANYON CLUB harness」¥770(税込)
■スペック■
◇重量:約39g
◇取付テープ幅:約50mmまで
◇強度:5kgまで

このギアループはペツルのキャニオニングハーネス「キャニオン クラブ」に追加で装着するギアループとなります。

しかし取付ループが約53mmと広い為、そこまで厚くないテープでしたら50mm程まで通せます。

つまり、お持ちのハーネスやザックのショルダーベルトやヒップベルト等に「簡易ギアラック」を接地したい場合は面白い道具です。

ショルダーベルトへ

ヒップベルトへ

硬さもありつつ変形するようプロテクターの角にスリットが入っていますので、

全体的に可変してくれます。

違う箇所のサイズは、
横116mm

縦72mm

ループ受け底辺74mm

探していた人は探していたかもしれないアイテムでした。

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ライペン「E ライズ(限定)」新作入荷!

説明することもないくらい数々の実績を誇るテントメーカー「アライテント」。
そのアライテントのテントブランドが「ライペン」。
ダブルウォールでは「エアライズ」、シングルウォールでは「Xライズ(ゴアライズ)」と山岳シーンでは知らない方はほとんどいないかと思われます。
そんな2つのテントはどちらも超簡単設営かつタフな山岳テント。

そんな「Xライズ」が生産終了になって数年経ち・・・、

「Xライズ」に代わるシングルウォールテントの新型が2021年は限定50張で発売となります!!
RIPEN「E RAIZ 1」¥58,300(税込)
■スペック■
◇収納人数:1人用(最大2人)
◇サイズ:
・設営時:開口100×奥行205×高さ100cm
・収納時:本体32×16Φcm、フレーム38cm
◇重量:
本体+フレーム:1,250g
ペグ(13本)+張り綱:200g
◇素材:
本体:15dn リップストップナイロンタフタPUコーティング 3レイヤード高通気エントラント®
グランドシート:40dn ナイロンタフタPUコーティング
フレーム:NSL9 フェザーライト(DAC社製)

特徴を少しみていきます。

素材は「X-TREK(ゴア)」から「エントラント」へ。
(左側が本体生地の高通気エントラント。右側はグランド生地のナイロンタフタ)
X-TREK(ゴア)もエントラントも防水透湿素材ですが、今回のエントラントは同社で人気の4シーズン使える超軽量シュラフカバーにも採用されていた、「高通気エントラント(東レ)」。
つまり、通気する防水透湿素材となり、シングルウォールの欠点である結露を従来より少なくしてくれます。
メイン素材は30dnから15dnとなり。約150gの軽量化。
フロアは40dnと変わらずタフ仕様なので、別売りのアンダーシート(フットプリント)を使用しなくてもそう簡単に破けません。

入口は6ファスナー式となり、
通常の解放感がある「逆U字開き(上から開き)」、
悪天時には雨雪の侵入を軽減してくれる「L字開き」と「逆L字開き」が可能で様々な地形や環境での設営が考慮されています。(実用新案出願済)

これを可能にしているのが、この数のファスナー。

そして個人的にはこの機能が好きです。
入り口フラップ、入り口モスキートネットを使用しない時は、入り口のポケットに簡単に入れておくことができ、踏んだり毎回束ねて留めておく必要がありません。一般的なテントは束ねて留めておく仕様が多いです。
(入り口フラップのみ入れた状態)

モスキートネットも収納するとこんな感じになります。

ちなみにこのポケットには水抜けもしっかりと付いていますので、水がたまりません。

反対側に行くことがなく設営できる為、簡単で素速い「一通のスリーブ式」。
この方式(特にシングルウォール)は狭い地形で張る時はかなりの差が出ます。
豪雨でも使い時は別売りのフライシート(エアライズ共通)が取り付け可能。もちろんエアライズと変わらず超簡単な片側はバックルでパッチン仕様。
一人で風が強い環境でも非常に張りやすいです。

スリーブ式の弱点でもあるフレームスリーブの空気抵抗は、

パワーメッシュにより解決してくれています。

頂点部に近いところにループが取り付けてありますので、テント生活を快適にしてくれ助かります。

潰れにくいベンチレーターにもモスキートネットがあります。

コーナー箇所のシーム処理は難しく手間がかかりますが、キレイなシームテープ処理がされています。

アライテントはより雨に対して強くするためにシームコートがつきます。
説明書に従って塗ってください。Eライズは天頂付近と入り口のジッパーフラップ部分となります。

本体収納袋はテント撤収時に素早く袋へ収められるように、余裕を持たせた設計です。

一人でも超簡単設営な「Eライズ」「エアライズ」おすすめです。

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ペツル「ダッフル65、85」新作入荷!

ペツルからダッフルバッグが誕生です!

頑丈な防錆ステンレスバックルの取付位置を変えるだけで、

バックパックタイプとハンドルタイプ(ショルダータイプ)に切り替えができます。
容量は2つ65Lと85L!!
PETZL「DUFFEL65」¥20,790(税込)
■スペック■
◇容量:65L
◇重量:1350g
◇寸法:58.5x40x28.5cm
◇推奨使用荷重:25kg
◇最大使用荷重:50kg
◇素材:TPU (PVC 不使用)、ポリプロピレン、スチール、ナイロン
◇カラー:□イエロー/ブラック


PETZL「DUFFEL85」¥22,660(税込)
■スペック■
◇容量:85L
◇重量:1550g
◇寸法:70x40x32cm
◇推奨使用荷重:35kg
◇最大使用荷重:70kg
◇素材:TPU (PVC 不使用)、ポリプロピレン、スチール、ナイロン
◇カラー:□イエロー/ブラック

では、気になる構造を少し見ていきます。
メインはD型に大きく開く構造で道具の取り出しが簡単です。
(左85L、右65L)

中には8つのギアラックがついています。

上の写真からも見える中袋は短編側にある別ファスナーからアクセス可能な部屋となります。
立体的な広めな部屋で靴やヘルメット等の系を分けて収納することができます。

この部屋は下面に水抜けが2つ付いています。

全面TPUで底も剥き出しTPUなので、汚れを拭き取るのも簡単です。
また、底は縫製ではなく圧着のバスタブ構造のため、地面に置いた際の防水性も高くなっています。
ちなみにTPUは紫外線への露出 (色褪せません)、油、グリース、低温や高温にも強くできています。

メインジッパーとシューズボックス(ギアボックス)は南京錠でロックが掛けられるロッカブル仕様のジッパーとなります。

しっかりと効果が得られる4つのコンプレッションストラップ。

持ちやすい4箇所のハンドル。

中には小物入れが2つ。1つはメッシュでキークリップ付きです。

ショルダーパッドと背負った際に背中に当たる面はパッドが入っています。
ショルダーベルト内側はメッシュタイプとなります。

大きめなIDウィンドウは中身に何が入っているかわかるように荷物リストとして使えます。

生地厚が抑えられているせいか、持って見て「軽い」と感じます。
65で約1.3kg。85Lで約1.5kgですからね。
機能面は見ていただいた通り申し分なしというより、気が利く機能が通常ダッフルより多いですね。
ペツルからのダッフルバッグということで要注目です。

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特価45%OFF!! サレワ「アペックスウォール32L&38L」

今回は現行モデルの特価情報です!!

このアルパインパックの大きな特徴は、

サレワならではの快適構造「スプリット ショルダーストラップ」。
この構造を説明する前にショルダーストラップは、
幅が狭すぎると肩に接地する面積が少なく狭く食い込みます。
幅が広いと荷重は分散されますが、腕の可動域を妨げたり、腕の動きに干渉して肩周りが痛くなる人など。
ショルダーストラップの幅は厚さ同様に簡単には行きません。

【Split shoulder strap】

しかし、このザックのショルダーストラップはある程度幅をとってあって肩への荷重を分散してくれるのですが、中央ラインに割れ目があります。

この割れ目が腕の動きによって縮まることで、腕上げ時も肩周りを圧迫すること無く可動域の負荷を軽減して手の上げ下げができる構造です。
幅広と幅狭の良い所取りができるショルダーストラップ構造となるわけです。

そんな構造を使ったザックが今回特別に45%OFFとなります。
SALEWA「APEX WALL38」
¥24,200(税込)→特価45%OFF¥13,310(税込)
容量/38L
重量/1,040g(ミニマム770g)
素材/robic 210D Ripstop、robic Fabric 420D
カラー/
・6405 pumpkin

SALEWA「APEX WALL32」
¥23,100(税込)→特価45%OFF¥12,705(税込)
容量/32L
重量/950g(ミニマム680g)
素材/robic 210D Ripstop、robic Fabric 420D
カラー/
・3860 ombre blue

・6405 pumpkin

他の箇所もこだわり機能が満載なので紹介させていただきます。
空気の流れが生まれる3D背面構造。
【DRY BACK CONTACT】


この構造は冬期に着雪や雪詰まりも考えられそうですが、下部やサイドにドレインも設けてあり対処方は考えられています。

ロープホルダーは凄く早いワンアクションマグネット。

この位置を押すと、

バックルに角度つき外れる構造。

超スピーディーな簡単操作ですが、不意に外れないように斜角で2つの凸凹が入り込む構造。萌えますね。

マグネットが仕込まれていますので、留める時はバックル同士を近づけるだけで「カチャ」。

すべてのバックルはグローブ装着時でも指の腹で操作できるストレスがない形状を使用。冬期でも使用するアルパインパックはこの仕様が多いですが、サレワは硬さも柔らか目で操作しやすいです。

チェストストラップの位置変更も超簡単。

パーツが秀逸です。

ホイッスルはチェストベルトのバックルに付いているタイプではく、視覚的に分かり安いタイプを採用しています。

スライドすると外れます。

サイドにはスムースな引きな2WAYアクアガードジッパーでダイレクトアクセスが可能。

パッド位置が調整できるヒップベルトは骨盤の良い位置に配置できます。
パッドを使わない山行であれば、取り外すこともできます。

またクライミングハーネスを使用時にヒップベルトを一時的に使わない時は、
弱い肌面を隠して後ろへ回しておくことが可能です。スマートでかっこいいです。

ダブルアックス対応。

ポケット関係は、
・背面側トップポケット

・大型のフロントポケット
アクセスが簡単かつある程度深さがあるためクランポン等やすぐに取り出したい物を入れておくのに重宝します。

・インナーメッシュポケット
どれも使い安いサイズかつ位置です。

ハイドレーション対応。

そして素材は軽量かつ丈夫で知られるrobic(ロビック)。

裏面もコーティングがありますのでロールトップ式と合わさって水に対してある程度強そうです。

ここのプリントはリフレクターです。

立体エンブレムもかっこいいですね。

良いザックの為、紹介が長くなってしまいました。
お付き合いいただきましてありがとうございました。

最後に32Lと38Lのサイズ比です。

現行モデルでこの特別プライス!!
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ペツル「ボルタ ガイド9.0mm」再入荷

先日に軽くお伝えしていました商品が入荷しました!


上記リンクからボルタ9.2mmと比べていただけるとわかりますが、
大きな違いはドライ加工の種類となります。
ボルタガイド9.0mmは撥水加工が【Guide UIAA DRY】となり「UIAA が定める撥水試験の要求事項 (吸水が2%未満)に適合」している撥水力が極めて高いロープになります。
ペツルの他ロープテクノロジー詳細はこちらから過去記事をご参照くださいませ。

PETZL「VOLTA GUIDE 9.0mm (60m)」¥36,850(税込)
直径:9mm
ロープの種類:シングル、ハーフ、ツイン (CE EN 892, UIAA)
重量:54g/m
外皮率:39 %
墜落回数 (落下率 1.77):5 (シングル)、> 20 (ハーフ)、> 25 (ツイン)
伸び率 (静荷重):7.6 % (シングル)、7.6 % (ハーフ)、4.4 % (ツイン)
伸び率 (動荷重):34 % (シングル)、30 % (ハーフ)、27 % (ツイン)
衝撃荷重:8.5 kN (シングル)、6.6 kN (ハーフ)、10.4 kN (ツイン)
ボビン数:40
素材:ナイロン
カラー:オレンジ

撥水加工の違いでボルタ9.2mmより若干硬くはなりますが、それでもかなりしなやかなロープになります。

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ガルモント「ベッタテックGTX」【ロックダウン延長の為、大幅な遅れ】

多くのお問い合わせをいただいているベッタテックですが、
コロナの影響で工場があるベトナムのロックダウンが9/15まで延長となりました。
従いまして日本へは10月以降が濃厚となってきました。
お待ちいただいてる皆様へは大変申し訳ありませんが、世界的にこのような状況下ですので為す術がありません。
ご理解を宜しくお願い申し上げます。

そんな状況で発売日まで時間があります。
購入をご検討されているかたは、
山岳ガイドの佐藤勇介氏が自身のホームページでベッタテックの詳細を掲載しております。
実際に現場で使用した際のインプレッションや国内でのアプローチシューズの立ち位置などが分かりやすく記載されていますので是非こちらから読んで参考にしてみてください。

また、お問い合わせが多い「取扱サイズ」は下記をご確認くださいませ。
GARMONT「VETTA TECH GTX WMS」¥31,900(税込)
・取扱サイズ・・・UK3.0(EUR35/約21.5cm)~UK6.5(EUR40/約25.0cm)
※UKハーフサイズ刻み展開
※UK3.0~4.0は特注サイズとなります。
・重量・・・460g
・カラー・・・GREY/GREEN

GARMONT「VETTA TECH GTX」¥31,900(税込)
・取扱サイズ・・・UK7.0(EUR41/約25.5cm)~UK9.5(EUR/44/約28.0cm)
※UKハーフサイズ刻み展開
※M’sモデルのUK6.0、UK6.5、UK10.0の入荷予定は春(2022年2~3月)となります。
・重量・・・540g
・カラー・・・GREY/RED

ミシュランソール、アッパー素材、メンブレン等は「ドラゴンテイルテックGTX」と変わりません。
詳細はこちらから過去記事をご参照くださいませ。

フルクリップ「シボリ」Xマルチカム

人気のフルクリップ「シボリ」
X-Pac素材の迷彩柄素材を使用した「Xマルチカム」の入荷です!

もちろんジェットグライド機構搭載で、仕様は他のシボリと変わりません。
ジェットグライドやシボリ詳細はこちらから過去記事をご参照くださいませ。

素材表面にX-Pac特有の「X」が浮かび上がっていませんが、

裏地をみてみると確かに「X」が確認できます。
裏地の仕様もサラサラではテカテカとなっています。

下写真は「Xコヨーテブラウン」。Xマルチカム以外の裏地はサラサラとなります。

先日は触れませんでしたが、
荷物を入れた時に丸みを帯びたキレイなシルエットになるのはこの縫製のおかげです。

FULLCLIP「SHIBORI」¥4,290(税込)
・本体サイズ/
W:約12cm × H:約20cm × D:約12cm
・ストラップサイズ/
最短:約64cm、最長:約121cm、ベルト幅:約1.5cm
・容量/約2.8L
・重量/本体:約37g、ストラップ:約20g
・カラー/Xマルチカム、Xコヨーテブラウン、Xブラック、Xホワイト


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フルクリップ「ヘッドファースト」

実用的かつデザイン性が高いパックの入荷です。
前面ポケットをいれると約18Lと街使いでちょうどいいサイズのパックです。

トップはロール式でオシャレかつ水に対するプロテクション性能を高めています。

長すぎず、短すぎず、良い長さです。

サイド2WAY止水ジッパーでメインへアクセス可能です。

逆側は傘やペットボトル等が入り、竿等の長尺物を入れた場合はバックル付きテープで固定できるようになっています。

前面の3Lある立体的な収納スペースも考えられています。
斜めに開く止水ジッパーを開けると、

中に仕切りがあり、荷物を整理して入れることができます。

メイン気室は背中側に仕切りが一つ付いていますので書類等を分けて収納できます。

ショルダーストラップのサイズ調整はスムース仕様。

ストラップを緩めたい時にはドローコードを上へ引っ張る。
ストラップを縮める時は、Dカンに指を入れて下へ引く。
とてもスムースに長さ調整が行えます。
フルクリップは「ジェットグライド機構」以外にもこのような構造も採用して使い勝手を向上させています。

体に触れる背面とショルダーベルトは蒸れにくいメッシュ仕様です。

もちろもん、メイン生地は軽量&丈夫&防水(構造上完全防水ではありません)のX-Pacです。

FULLCLIP「HEAD FIRST」¥18,480(税込)
カラー/エックスブラック
重量/約550g
サイズ/W:約26.5cm × H:約48cm × D:約12cm
アウトポケットサイズ/W:約26cm × H:約35cm × D:約4cm
容量/本 体:約14.8L、アウトポケット:約3L
素材
表地:X-Pac
内装:ポリエステル
テープ:高密度ナイロンテープ
ファスナー:YKKファスナー
ファスナー引手:550パラコード

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サレワ「ワイルドファイヤー エッジ MID GTX」

本日は、先日のローカットモデルを「ミッドカット」にしたようなモデルを紹介します。

基本はローカットモデルと変わりませんが、細かい所がいくつか変わってきますのでその違いを説明させていただきます。

その前に、まだローカットモデルの記事をお読みで無い方は、下記から機能等をご確認ください。
詳細1「ワイルファイヤーエッジGTX(ローカット)」
詳細2「ワイルファイヤーエッジGTX(ローカット)」

それではローカットモデルとの違いです。
左がローカット、右がミッドカットとなります。

まず、ソール。
このミッドカットモデルもポモカのハイフリクションソールとなりますが名称と仕様が若干異なります。
POMOCA SPEED MTN PRO」がミットカットモデルで採用されています。
ローカットは「POMOCA SPEED MTN」となります。
※下のソール各写真は左がローカットで、右がミッドカットモデルとなります。

ミッドカットモデルのソールのほうが、ローカットモデルソールより少しだけ硬く仕上げっている印象です。
ラグの深さとパターンも若干変わり、ミッドカットの方が約1~2mm深くなっています。

パターンはローカットは凸が比較的に多めでその中に吸盤型がミックスされているのに対し、ミッドカットは凸数を減らしながらより立体的に。端のブロックは大きめなものを配置しています。
よりオフロード仕様といった感じで、柔らかい地面に対して食いつきを向上させると共に泥はけがよくなりセルフクリーニング性能も高めています。

クライミングゾーンにもローカットモデルより深めの凸があります。

続きまして、足首周りです。
スイッチフィットアジャストメント」が付いていますが、ローカットのようなロック機能付きではありません。
ロックが無くとも立ち込みのセクションではここの部分を強めに締める事で、

足首にまでまわっている黒紐が可動することで、

ヒール部が倒れ込み、足全体が前に行きエッジングがしやすくなります。

最後の違いは分かりやすい箇所となります。
砂利や雪の侵入を軽減してくれるゲイターがついています。

このゲイターは足の太さや靴下の厚みで足とゲイターの隙間がが変わってきますので、
万人が満足な形状とはならないと思います。
しかし隙間ができてしまう人でもゲイターが無いよりはあった方が、より上部までのプロテクション性能が上がることは確かです。

他の多数機能はローカットとほとんど変わりません。
しっかりとそれぞれの足に靴を設定できる「Tech Approach shoelace」「EXA-SHELL「3F」MFF+」。
そして「EDGING PLATE」のプレートも同じです。

長距離や急峻な長い下りが続くようなルートで履く場合は、上部までのシューレースでサポート性能が上がるミッドカットモデルがおすすめです。

SALEWA「M’s WILDFIRE EDGE MID GTX」¥29,700(税込)
・重量:505g
・カラー:8971 POSEIDON/CACTUS

SALEWA「W’s WILDFIRE EDGE MID GTX」¥29,700(税込)
・重量:420g
・カラー:8975 POSEIDON/GRISAILLE

【M’s&W’s共通マテリアル】
Footbed:MFF+
Insole:Edging Plate
Lining:GORE-TEX® Extended Comfort
Midsole:EVA
Outsole:Pomoca Speed Mtn Pro
Upper:1.6mm suede leather, Exa Shell Over Injected 3D Cage, Microfiber
Shoelaces:Tech Approach shoelace

ローカットのゴア無しモデルが、「Outdoor Industry GOLD Award 2018」。
そして今回のミッドカットは「ISPO AWARD 2019」を受賞です。
アワード受賞歴からも見て取れますが、
今回も魅力的なサレワのシューズの紹介でした。

サレワのアプローチシューズ、ネットショップはこちらからどうぞ!