ぎあくえ(漢は黙ってMSR!その6)

さて、今日まで学んできた事は、

1,「GSストーブ男子ばモテモテ」かも知れない、

2,WHISPER LITE(ウィスパーライト)は一生物の嫁入り道具、

3,お料理上手はDRAGON FLY(ドラゴンフライ)、

4,INTERNATIONAL(インターナショナル)物でもガソリンにしておけ、

5,馬鹿につける薬はないけど火傷につける薬はある、でもその前にもー少し考える・・・、そんなところでしょーか?。

で、今回の『MSRわっしょいっ!、Best of MSR』ですが、水作りに専念するならWHISPER LITE(ウィスパーライト)、テントの中で楽しい時間を過ごすならDRAGON FLY(ドラゴンフライ)、美脚マニアはリニュアルされたWHISPER LITE INTERNATIONAL(ウィスパーライト インターナショナル)、って感じで、どれか1台なら、どちらにも転がれるDRAGON FLY(ドラゴンフライ)でしょーな。少なくとも、今まで紹介したMSRを持っていれば、「ど原野」に放たれても生存率アップ間違えなし!。“漢(おとこ)は黙ってMSR!”、誰もが認める「本格派の1台」です。

ドラゴンフライは「ガサがある・音うるさい」など言われますが、ウィスパーライトのバーナーヘッドが開放型なのに対して、DFはエンクロージャー構造なので音籠もりは仕方ありません。高火力のガスコンロだって全開にすればそそそこ音がしますし、「比べれば」の話、「周りのテントが皆起きる」ほどうるさい訳ではない。GSストーブの燃焼音は車の吸排気音のような独特な心地よさがあるので、それを楽しんで下さい。「インターナショナル」物については好き好きですが、やはりガソリンが一番です。それでも入れたい人は何でも入れてみてくれ。ただ、ウィスパーライトについては、アルミ製ミキサーチューブと美脚ステンレスで軽量化が図られたので、こっちで好印象です。あと、水筒を燃料タンク代わりに使うのも大問題ですが、「Oリングの劣化によるガス漏れ」なんかも注意して下さい。

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只今、発売中の『PEAKS』にも火器のインプレッション掲載中です。気になる道具がある場合、こーゆー記事を参考に悶々とした日々を楽しんで下さい。IMGP0015

そんな感じで、ダラダラやってきたMSR祭り終了、(株)モチヅキ様、ご協力ありがとうございました!。自社製品に自信のメーカーの皆様、ネタの持ち込み何時でもOKです。お待ちしております!。

ぎあくえ(漢は黙ってMSR!その5)

前のダメージでテンションだだ下がり。盛り上がりに欠けるので景気よく「MSRわっしょいっ!」。いよいよ「その5」まで来ましたが、まだ行けそーなので、総括に入る前に今日はボトルの話。IMGP0001

MSRには大・中・小で30 oz(887ml)・20 oz(590ml)・11 oz(325ml)の3サイズのボトルを選ぶ事が出来ます。火力調節バルブがない物は「10 ozあたり1時間」を目安に燃料計算すると良いそーです。大で3時間、中で2時間、小で1時間て感じ。欲張って満タンにしても圧力かかりません、足りないなら予備タンク。

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火器物はよく「どれ位もちます?」って聞かれますが、そーゆーのはカタログ見てください。火力調整が自由自在なガス物など聞かれて分かる訳ないじゃん!。また、同じ容量の燃料でも、機種・気温・燃料の種類などによって変化するので、「予備燃料持つ」のが常識で、カタログや店員の言葉を鵜呑みにするのが非常識(笑)!。

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あと、「水筒と燃料ボトルは違う」のでよーく見て下さい。すんなり入る物でも、水筒と燃料ボトルではねじ山の数・口のテーパー角・パッキンの種類など、違いがあります。「お~、ぴったりじゃん!、イイんじゃね!?」なんて“大発見”気分で調子こいてると“大爆発”、水漏れとガソリン漏れでは破壊力が違います!。実際、事故報告ありますが、火傷につける薬はあっても、馬鹿につける薬はございませんのでご注意を!。

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おっと、そこそこ書いてしまった!。そんな訳で、明日は『MSRわっしょいっ!、Best of MSR』でいよいよ締めましょう、わっしょいっ!。

ぎあくえ(漢は黙ってMSR!その4)

「漢は黙ってMSR!」という割にはね~。未だ沈黙なし、4日目突入、これだけ書けば流石に飽きたが・・・。WHISPERLITE(ウィスパーライト)は1回目にやったので、“INTERNATIONAL”感を実感するために今日は燃料を変えてみよう!。本日のゲストWHISPERLITE INTERNATIONAL(ウィスパーライト インターナショナル)(¥12,075)さんのご登場でございます。

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の、前に一応、リニュアルされた美脚ステンレスをエロい目で堪能・・・、いいねぇ~。

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ハイオク車にレギュラー、高級オイルより普及品、そんな人生観で生きてきましたが、GSストーブに灯油は入れたくない・・・、プレヒート面倒だし手は汚れるわ掃除もかったるい・・・。

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でも、お客様が展示用に残地していくこーゆーのは普通に掃除してたしね。ツノウサギ、“インターナショナル”を満喫するのは美脚ステンレスだけでは物足りない、色々入れてみたいし・・・。

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こーゆーボトルに燃料は入れてはいけません!、危ないです!。「混ぜるな危険!」なので緊急避難。ちなみに最初に答え言っておきますが、“インターナショナル”とはいえ推奨燃料は白ガス→赤ガス/灯油の順。ガソリンの所からスラッシュ入るのは「好きにしてくれ」のボーダー。理由はプレヒートの手間とススの出具合。あと匂いも。「テントの中」など論外、そーとー凄いです!。

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普通はプレヒートにメタ系使いますが、店の資産が減るのは嫌なので燃料用アルコールとそれでダメなら生灯油。そんな訳で、『灯油 in インターナショナル』で火を着けてみよう!。

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液体なのでスグ無くなります・・・。全然足りないので、バルブ開放、生灯油なのでもう店内限界!、あぁ~凄い事になっている・・・。

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ポンピングを続けながら何とかこの状態。こんな事では冬山なら間違えなく焼死か凍死です。手軽にガスコンロ使っている人間にとっては「棒と木」で火を着けるぐらい大変な事です!。あぁ~、入れるんじゃなかったよ・・・。

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ほれ、消火後は美脚ステンレス台無し。「/」のボーダーはコレですわ。まぁ、ちゃんとメタでガチガチにプレヒートすればOKなのかな?。この後の掃除を考えると“INTERNATIONAL感を満喫!”なんて何処へやら。いずれにせよ、「ガソリン」っすよ、「ガソリン」。

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ぎあくえ(漢は黙ってMSR!その3)

この頃、知恵がついてきて「分割方式」を覚えた。ただ、“金利手数料無料!”など大盤振る舞いできる程活字の世界は甘くない。延ばしたら延ばしたなりにちゃんと書かないとね。で、前のつづき「DRAGON FLY(ドラゴンフライ)を語る!」です。ホントに語る程あったけ?。

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前述の通り、ドラゴンフライは2バルブシステム。「燃料バルブ」+「火力調節バルブ」です。頭脳明晰な人には無関係でしょーが、僕のよーな単細胞生物に2つはチョット・・・、考えても無駄なのでまた火を着けてみましょう。

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先ず、タンク単体でポンピングする際、仮に燃料バルブが開いていたとしても、漏れるよーな構造の物はそーそーありませんが、普通に考えれば、「栓はしておけ」って事なので、燃料バルブも火力調節バルブもしっかり閉めてから作業。半開きなら、タンクにDF挿した途端ガソリン噴きますよ、そりゃ。

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そんでもって、燃料バルブを解放、回し具合はご自由に。びびりな僕は程々からスタート。

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このままでは何も起きないので、火力調整バルブを“じわぁっ”と解放、いよいよガソリンが出てきます。大胆なのは困りますが、びびり過ぎも何も出ません、“じわぁっ”とです。

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下のアルミカップから溢れる程はいりません!“じわぁっ”と出たら、火力調整バルブを一旦閉めて点火、プチ・キャンプファイヤーを楽しみましょう!。

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キャンプファイヤー見飽きてきたら、いよいよ火力調整バルブ解放、何処ぞの祓魔師に帯びる青い炎です!。

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っと、「語る」という割には画像や2次元ワードを散りばめて誤魔化している気がしますが、ちゃんとココまで頭に入りましたか?。1,バルブは全部閉めておけ、2,燃料バルブ→火力調節バルブの順で解放、3,下に垂れこぼさず“じわぁっ”と出たらプレヒート、準備出来たら火力調節バルブ解放、ですね。で、いよいよ消火作業に入りますが、コレにも注意が1つ。「ホースの中に燃料を残すな!」です。

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そーなると、先ずは燃料バルブの方だね。直ぐ使うなら火力調節バルブで構いませんが、「リアル消火」は燃料バルブから。ホースの中の燃料を使い果たす。

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消えてしまったら余韻を楽しむ前に火力調節バルブも閉める。これで完璧。

如何でした?「バーチャルドラゴンフライ」!。コレであなたも立派なペーパードラゴンフライヤーになれたのでは?。実機触りたい人は店にあるのでどーぞ。無い時もあるけど。どーしよ、DRAGON FLY(ドラゴンフライ)+ル・クルーゼの嫁が来たら・・・。

ぎあくえ(漢は黙ってMSR!その2)

名器揃いなのでMSRの話は尽きない。前記事のWHISPERLITE(ウィスパーライト)の売りは「娘の嫁入り道具に持たせたい程、単純且つ堅牢」ってことで、今日のネタDRAGON FLY(ドラゴンフライ)(¥15,750)の登場。

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かわいい嫁の嫁入り道具の中にウィスパーライトがあったとしても、男なら文句を言うな!、ただ、そんな嫁の食事は・・・。そーなんです、ウィスパーには技がない、「着いているか消えてしまうか」、「中火のとろ火」なんて巧みな火加減は無理です。そこで、賢明な父親ならDRAGON FLY(ドラゴンフライ)を持たせるべきしょう!。

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燃料バルブの他に、火力調節バルブがあるこちらのモデルは「山岳グルメ」の皆様には鉄板!。どーする?、かわいい彼女が1日かけてテントでシチュー作って待っててくれたら!?、「燃料ムダにすんじゃねぇ!」ってキレるのが正解。

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早速、点火したいが店内にはお客様が・・・。デナリルールでいけば、プレヒートぐらいはイイだろ。

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隙を見て点火!。

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火力調整バルブに手をかけ伝家の宝刀、「中火のとろ火」だぜ!。

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光の加減でほぼ伝わりませんが、ウィスパーは風前の灯。復活させるには燃料バルブの解放しかない。どーする、「着けるか消すか!?」、テントの中なら、「もう諦めて寝る」が正解。そんな訳で、この件はまだ書き足りないので、明日もまたDFで引っ張ります。

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ぎあくえ(漢は黙ってMSR!その1)

『漢(おとこ)は黙ってMSR!』、おぉ~猛烈に格好いい!。ただ、ブログを成立させるためにはグジグジ言わないと始まらない、腐っていて結構!、グジグジ男のGSストーブ話スタートです。

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このところ、日中温かくて何時店内を変えようかドキドキです。面倒くせー・・・。その上自分ルール「1日1記事」のプレッシャーにそろそろ耐えがたくなってきた。一応、10月後半から続けてきましたが、4月で半年、「よく頑張った!」ということで、春からは「週2,3回」にしよう!。その方が書き手も読み手も楽だな。しっまた、春になって重くなった雪で水をガンガン作るためにMSRの話をしようとしていたら愚痴ってるだけじゃん、戻ります。

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先ずは自分のWHISPERLITE(ウィスパーライト)(当時価格不明、現価格¥9,450)。MSRストーブど定番。但し、こいつはシェーカージェットなしの時代に購入しているものをメンテが楽ちんな「シェーカージェット仕様」に変更しています。ツノウサギ、壊れない。自分に娘でもいれば“嫁入り道具”間違えなしだの。

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更に、こいつの秘密パーツ、「ガスコンロ化ホース」、激レアアイテムです。袋がぼろいのは伊達じゃありません、まだ本国とかは入手出来るのかな?。

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最近の若者ときたら、「GSストーブ危なくないですかぁ?」的なことをノタマリますが、「火が着いている時点で危ない」ので「使い慣れれば同じ」って申し上げます。誰も「隣のテントのストーブで飯作って来い!」って言っている訳ではないので、自分が使う道具が上手に使えればそれ程問題ありません。「焚き火が上手に出来る男子がモテる」なら、「GSストーブ使えばモテモテ」なんじゃないっスか!?。なんかこのまま行くと凄く長~くなりそーなので、資源保護のために分割。つづく。

ぎあくえ(やり過ぎ?)

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MONTURA社SUPER ALPINカテゴリーのこの冬の新作、UPGRADE FAST PANTS(アップグレード ファスト パンツ)(¥28,875)でございます。VERTIGO(ヴァーティゴ)シリーズ同様、マニアうけするエルゴミックなデザインのUPGRADE(アップグレード)シリーズですが1つ問題がぁ・・・、ファストパンツには、ベルトループ・ドローコードなど一切なし、どんだけ素早いんだ!って感じのスッキリ過ぎるデザインなのです。アップグレード・アップグレードサマーと使用してますが、他は何かしらのそれがあり、ずり落ちてこない。「ハーネス付けた際干渉しない」との配慮のうえのデザインながら、流石に、コレはちっと困る。先週の大分ロケの際、篠原さんも同じ物を履いていましたが、2人でズボン上げるわ上げるわ・・・。そんな訳で、洗濯終わったので早速いじくってみよう!。

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「ベルトループを付けるか、ドローコードにするか」ですが、デザイナーの意思に配慮して、シンプルな「ドローコード」にしよう!。先ずはヒモが通るか縫い目をチェックして、行けそうなので半田ごてで穴開け。

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出来れば、ミシンでホールステッチした方がイイでしょーが、リッパーで糸ほどくの面倒なので止めた。こーゆー時の補強は熱+アロンアルファ的なものでごまかす。

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ドローコードにクリップ固定して、穴に通す準備。針とか楊枝は引っかかるので、こんな感じの治具が一番ですわ。

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通して、小さいコードロック付ければ完成!。ちなみに、パンツ的には1,撥水力ありそーなシャラシャラした感じの生地で、2,生地ウェイトもこれからの時期に最適、3,ショートレングス設定もあるので日本人体型にもばっちり、っと言った点がお勧め。この前お持ちになった千葉のYさん、調子悪ければこんな感じで凌ぎましょう!。あ、店もってくればやりますよ。

ぎあくえ(アイスクライミング用ギアラック)

これだけ雨降って温かくなればアイスクライミングもそろそろ終わりですな。お好きな方はまだ追っかけているでしょーから、久し振りの氷りネタ、私物アイスクライミング用ギアラック公開。

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こちら、WILD COUNTRY社のSYNCRO GEAR SLING(シンクロギアスリング)(¥4,980)でございます。ごく普通のダブルループのギアラックですが、これがP社のICEFLUTE(アイスフルート)付けるには最適な逸品なのです!。

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どこら辺が最適かと申しますと、ダブルループの金具、格好いい事もさることながらイイ感じの形状です。

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早速、山ちゃんに装着してみよう!。

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まだ普通ですが、フロント金具を外してフルートの穴にクリップ。

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背面の届きそーもないギアラックにフリービナ1枚セットして、ハーネスのギアラックにクリップ。

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これで安定感抜群!、面倒なフルートのべろゴムも操作し易い。ちなみに、僕はフルート5本納めるためにギアラック1つ切断、ダブルループベルトの使い勝手よくするために8mmチューブ挿入仕様で使ってます。クリッパーに手が出せない、今変な動したらやばい!なんて危機的状況では胸元のコレは神様のように感じる・・・。先日掻き集めたので店内在庫は十分ありますが、世間一般ではそろそろ入手不可です。お好きな方どーぞ。

WILD COUNTRY/SYNCRO GEAR SLING(シンクロギアスリング)(¥4,980):

http://denali.ne.jp/scb/shop/shop.cgi?No=585

ぎあくえ(新システム)

カラビナのロック機構には、「スクリュー」、「ツイスト」、「ツイストプラス」がありますが、新しく「磁石」が追加になります。

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氷りそーもないので、冬は凄く良さそう。セルフビレイも秒殺クリップ。ただ、砂浜での使用は注意しないと砂鉄がついてヒゲ生えそーだな。価格は予価で「マグネトロンロックロック(普通の方)¥2,835」、「マグネトロングリッドロック(ビレーループに収まる方)¥3,360」です。入荷時期はまだ不明。

ぎあくえ(BelayDevice for 2nd)


対セカンド用のビレー器具も日々進化している。PETZL社のReverso(ルベルソ)は3世代目、BD社のATC GUIDEも2世代目、simond社のtoucan(トゥーキャン)も2世代目。その中でも劇的に変わったのはルベルソとトゥーキャン。初号機と今の形ではかなりかけ離れている。その点、肉落としただけで余り変わらないATCガイドは優秀?、それとも工夫し尽くした感で満ちあふれたか?。IMGP0002

実際、色々出てくるので、色々使ってみるが、結論からすると「simple is best」と「慣れ」の2つが使いやすさを左右する。どれも同じよーな目的と機構なので結局、今使っている物に不満を感じない限り特に問題はない・・・。また、その不満をスッキリ解決してくれる程大きな違いもない・・・。それを言ってしまうと、ここでブログ終了となるので、今回のご紹介はこちら。simond社のtoucan2(トゥーキャン弐)。ガイドの水野さんに説明してもらって「なるほど」の逸品でした。

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ポイントは、「2穴の吊し穴」と「U字のカーブ」。この構造によって「ロープリリースが楽」が売りとなっています。また、チューバータイプの中ではリリース用の穴がないのもシンプルで好印象。一昔前なら、「穴ないから使えない」と文句言っていたハズですが、吊し穴を2つにする事で不要になっています。使い方はこんな感じ。

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吊して(アイコン上2つ)、入れて止めて(アイコン中2つ)、ここまでは他の物と変わりませんが、一番下のアイコン2つがリリースの方法で画期的。吊しているカラビナの上から、U字のカーブ沿いにもう1つカラビナをセットすると・・・。

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ほ~ら、上向いた。この様に、手元でテコの原理を利用してロープがリリース出来ます。細引きなどを通して使う、P社やB社の物とはここが違います。確かに、ややカラビナを選れぶ感は否めませんが、事前に相性を見ておけば解決する話です。本日勤務中の庭ちゃんに「これ知ってる?どーよ、凄くない!?」と問ーたところ、「お客さんと登ってると、登った分1mmでも降ろして欲しくないから“リリースして”なんて言われないからなぁ~」とこの画期的な構造に食いついてきませんでした。現場検証したいのですが、今寒いので無理、机上説明だけで今日は勘弁して下さい。チューバー以外では、CT社のAlpine UpやMAMMUT社のSmart Alpineも気になります。暇な際にスタッフに検証させれば、2記事はいけそーだな!。やや手抜き感あれど、今日も無事消化。

<も~、気になって仕方ない方は、おそらく現在国内で一番使用時間が長いと思われるこちらに遊びに行きましょう!>

Karamia Alpine Guide(水野隆信):http://www.alpine-guide.jp/index.html