春のヘルメット特集!(下)

予定通り春のヘルメット特集、最後は新製品の紹介をしたいと思います。

R5261382
KONG:KOSMOS ¥14,700
今回の目玉というか変わり種というか・・・。
ヘルメットライナーとイヤーカバーが同梱されています。
ヘルメット自体が大きめの為、大きいと感じる場合は同梱のヘルメットライナーを使用してください。それで一回り分のサイズ調整ができるようになっています。
ECE規格の変更か何なのか登山だけでなくスキー、マウンテンバイク、スケートなどオールラウンドに使用できるようになっています。イヤーカバー付けるとフルフェイスみたいですね。スキーヤーとしてはうれしいです。

R5261365説明書付きです。イヤーカバーの脱着には結構力がいるんですが、その時根本、特に後ろ側から回すように引っ張らないと壊れちゃうよ、ちぎれちゃうよって事が書いてあります。

R5261358
BlackDiamond:HalfDome ¥6,090
見た目がリニューアル!いや、形も結構変わったから名前変えればいいのに。何だかP社のメットに似てるような・・・。まぁ流石のBD社、安いです。BD社だけは低価格の割に高い信頼度があります。まぁ前身がシュイナードイクイップメントだから当然か。知ってましたか?BDとpatagoniaって起源が同じなんですよ(ドヤァ)。
 逸れました。前モデルは1サイズでしたが、今回は(S/M)と(M/L)の2サイズです。前モデルは頭の小さい人が被ると後頭部がスゴイ余ってエイリアンみたいなってました。

R5261364

何となく大きさ比較。

BlackDiamond:Vector ¥9,450
まだ入荷していないため画像、ネットショップ情報なしです。スミマセン!
非ダイヤル調整システムのメットで、後頭部のベンチレーションが多く斬新です。カラーリングもマットな感じでカッコイイです。こうご期待!!

R5261383

そうそう在庫処分もあります。PETZLの旧メテオとかあります。

 ふぅ。何か前回といい今回といい変なテンションな気がしますがこれは花粉のせいではないだろうか。もしかすると放射能に汚染された杉が異常な進化を遂げ、その杉が放出する花粉によって引き起こる花粉症には新たな症状が加わったのではないだろうか。時間がたつにつれて我々の体は進化型杉花粉に蝕まれ、いずれは体から杉の木が生えてくる。人類は一部の適応した者を残して滅亡する。地球は酸の海と深い森に覆われるのである。そこで生き残った僕は思うのである。「あぁ、早く来週のジャンプが読みたいなぁ」

ハイ!全く意味無しの文でしたぁ! 
・・・目が痒い。もう我慢できなくなってきたのでこまでにしておきます。でわでわ。痒い。
(最近文が乱れてきた気が・・・。)

春のヘルメット特集!(中)

今回は前からある商品の紹介です。

R5261330

PETZL:METEORⅢ+ ¥12,600

【アイス用バイザー:VIZION ¥6,930】
 何度かこのブログで登場している奴です。アイス用のバイザー取り付け可能なメットで、以前はSimond社のBUMPERもありましたが、今ではこれと同社のELIOS、ALTIOSだけとなっています。MILLET社のアウターとの併用を想定されており相性は抜群です。

R5261345

MAMMUT:TRIPOD2 ¥11,500

 当店唯一の非ダイヤル調整システムの超軽量メット。素早いサイズ調整と単純な機構で修理がしやすいメリットがある。手前の白い奴はマットな感じで渋い。欲しい。

R5261340
(左)GRIVEL:AIR TECH HELMET ¥12,600

 通気性がいい超軽量タイプです。よく街でメッセンジャーがかぶっているのを見ますが、確かに空気抵抗が少なそう・・・。
(右)SIMOND:CALCIT LIGHT ¥9,450

 去年のBUMPER引退後の後継として登場。同じ超軽量タイプですが、空気孔が増えました。何故バイザーがつかないのか・・・。個人的にはフィット感が良く今後に期待です。

《No Image》
GRIVEL:SALAMANDER XL ¥9,450
【アイス用バイザー:VISOR ¥2,310】
 どんなヘルメットも小さい、頭に合わない。そんなあなたの最後の砦。アイス用バイザーも装着できますが顔面というより帽子のツバ程度です。只今在庫が無い為画像はありません。近日入荷予定です。

 リンク先にそれぞれの詳しいスペックがあるのでどうぞ利用してください。ただ、前述の通り、実際着用して自分に合っているか、いないかをしっかり確かめて購入してください。

 ところで、バイクに乗る人や工事の人、果ては軍人も被ってるヘルメット。身近とはいえ今まで一部の人にしか需要の無かった物でした。でも最近テレビでは毎週のように首都圏直下とか何とか地震の特番をやっています。怖いですね。
 はい!そこで今回、これを機にヘルメットの購入を考えてみてはいかがでしょうか。ちなみに当店で扱っているヘルメットは本来山で使うものなので軽量、装着性に優れている為、長時間の着用に適しています。そして何よりスタイリッシュでカッコイイ!避難中にかぶっていれば一際目を引くこと間違い無し。快適で素晴らしい避難生活・・・失礼、悪乗りが過ぎました。今日はここまでにします。すみませんでした。
新商品は次回!

春のヘルメット特集!(上)

 花粉症が発症して早5年。なんだ短いなと、思う人もいるかもしれません。特に花粉症でないアナタ!思っているでしょう。花粉症歴に長さなど関係ありません。鼻はだらだら、目は痒い。花粉症は本当に辛い。なったらおしまいです。これからの人生、一生付き合っていくのかと思うと涙は勿論クシャミもでます。

 で、今回は花粉症とは全く関係のない『ヘルメット特集』です。 

 一言にヘルメットと言っても、人それぞれ合う合わないがあって実際に被ってみて自分に一番フィットした物を選ぶことが大事です。長時間の着用でも不快感を感じないものがベストです。最早デザインなんて二の次、三の次です。
 次に、登山用ヘルメットはスペック的に大きく三つに分けられます。ポリスチレンを薄いポリカーボで覆い軽量化と快適さを追求した超軽量タイプ。モールド製法で作られるためモールドタイプとか言ったりします。厚みのある硬質樹脂を使用して、多少重量があるが耐久性の優れた硬質樹脂タイプ。そして薄い硬質樹脂とポリスチレンを使用したハイブリッドタイプ。という分類になっています。

 超軽量タイプとハイブリッドタイプは割と形の成形が自由で、空気孔を多く作ることが出来ます。二つの区別としては外殻の強度が〔ハイブリッド>超軽量〕で、軽さが〔超軽量>ハイブリッド〕っていう程度の認識でOKです。また、超軽量タイプは凹む(壊れる)事で衝撃を吸収する、という硬質樹脂タイプとは真逆のコンセプトで作られています。

 なので大きな衝撃が加わると外見上わからない場合がありますが、内部に損傷が生じます。なので次の衝撃には耐えられないかもしれない恐れがあり、またそれを使用者が認識出来ない、という点がある意味大きなデメリットだと思います。

 個人的(沢屋的)には硬質樹脂タイプが好みです。空気孔が無い故に、焚火の火を消すとき沢の水が汲めるっていうね。逆転の発想です。あと洞窟に行くとガンガン頭ぶつけるんで超軽量のあれじゃペコペコになっちゃいますから。まぁデナリでは扱ってないんですけどね!

R5261384
 さて、次回商品紹介に移りますがヘルメット置き場は階段を上って右側、ウェアの棚上に積まれてます。貼る写真が無かったとかそういうことでは無いんですからね!