「時代は“台湾”っス!」ってことなので

最近、松原さん成ケンが「まだ沖縄ですか?、時代は“台湾”っスよぉ!」と言うので、篠原さん棚橋さんが現地調査に行く事になった。そー言えば、佐藤君みつくんも「台湾っス、台湾!」と吠えていた気が・・・。とりあえず、僕も時代に乗り遅れないよう同行させて頂きましょう!。

で、何とな~く気づいていたが、「アプローチ近い?」を全面に押し出していくと、「凄く近いから楽!!」の答えは、結局、「海っぺり」と言う事になるのか・・・。そんな訳で今回も海は直ぐそこですが、残念ながら山関係です。

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海外と言えば成田空港でしたが、羽田空港が国際化したので、確かに近い。それで、このスケール、クライアントに質の高いクライミングを提供するための下見とはいえ、とても登りきれる量ではないのである(笑)!。

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「いや~、最近手袋でしか登ってないから手が痛いよねぇ~」何と言う割によく触ってます・・・。

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そんな訳で、楽しい休日、いや、「現地調査」というミッションは無事終了。皆さんおっしゃりますよう、なかなかのモンでした。TOPOは店に転がっているので、時代を感じたい方はどーぞ。

第4回モンチュライベント報告

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2013年 1/26(土)・1/27(日)に行われましたエアモンテ(株)様主催、『第4回モンチュラ登山教室 ≪初心者のためのアイスクライミング教室in 岩根山荘≫』、多くの方々にご参加頂き大盛況、今回も楽しい2日間となりました。また春と秋にクライミング教室が開催される予定ですので、詳細が決まりましたら告知いたします。2日も大騒ぎしていたのでわたくし今日はヘトヘト、こんなところで。

<皆さん、まだ更新してないよね?頼む、誰か更新して下さい>

エアモンテ(株):http://www.airmonte.co.jp/

サミットガイドオフィス:http://homepage1.nifty.com/summit/index.html

成田賢二山岳ガイド事務所:http://www.narita-kenji.com/

山岳ガイド庭野正和:http://myclimb.web.fc2.com/

白毛門沢ダッシュ&ストップ遡行

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最近簡単できれいな沢に惹かれる。
夏の間は割とアグレッシブな沢登りが多かったからその反動なのだろうか。
先週末は谷川連峰の白毛門岳に突き上げる白毛門沢に行ってきた。
明らかに油断していたのか遡行図は愚か地形図すら持たずに行ってしまった。
もっとも沢なんて道が無くてあるようなものだから勘で何とかなるといえばなるのだが。

下部のハナゲノ滝をはじめとする直登可能な滝や、滑床のきれいな渓相が延々とつづくいい沢である。水量もないので秋の沢にはいいだろう。
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4時間かからず遡行してしまったので、日光もあたたかったから上流部で1時間半ほどダラダラと過ごした。
時には沢内でもこんなゆっくりした時間を取るのもまた悪くないなぁと思った。
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頂上から眺める笠ヶ岳は紅葉が素晴らしかった。

秋もまだ沢シーズン。

いつの間にか秋になって山も鮮やかになってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

まだまだ沢のシーズンは続いていますが、秋の沢は夏の沢みたいなみずみずしさは無い物の、鮮やかな彩りがある様はいとをかし。
と言うことで、先週末は金峰山から本谷川に注ぐ金山沢(イサゴ沢)に行ってきました。
 前日に旭タクシーの建物で一泊して、翌朝にタクシーで瑞牆山荘の手前まで行った後、ちょっと歩いて入渓点です。
 下部はゴルジュの中、少しテクニカルな小滝を何個か越えて、上部では紅葉に囲まれたナメを登り軽い藪漕ぎで大日岩と金峰山頂との登山道に出ます。4時間ちょっとの日帰りルートなので週末にちょっと沢に行きたいけど、丹沢はちょっとな・・・って時にいい沢でした。紅葉は今週末がピークのような感じでした。
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 デナリも一階はまだ夏物で、二階は冬物となんだか秋みたいな雰囲気ですが、襟シャツを買い忘れたキャップを買い忘れたなんて人は急いで来ないと明日にはダウンになっていましょう。知らないですけど。

純白なんてなかった中国沢登り遠征。

  中国での沢登り遠征は無事終了しました。
  
 なんだかんだあって結局山脈の西面を一本遡行する事しかできませんでしたが、中国で沢登りするという事についてかなり収穫があった遠征でした。
 で、今回登った沢は山脈北部にある上邑小河(右俣右沢)という名前でした。入渓点からの標高差は1500mで、アプローチは漾濞の北部にある永地村(漾江)から徒歩6時間、下山10時間永地村に帰ってきます。行程は3泊4日です。
 渓相としては岩がゴロゴロしている割に水量は多く、ゴルジュはほぼ無し。苔が多く、岩はヌメヌメ。フェルトソールでもずるずる滑るほどで、ラバーソールなら最早フリクションゼロ。大きな滝はそれほど多くは無いものの小滝の連瀑帯が続き、沢は常に泡立っている。そんな沢でした。下山時に左沢に100mほどあるであろう大滝を確認。右沢の連瀑帯に代わるものと思われます。
 期待していた『純白の沢』ですが勘違いはなはだしい。磨かぬ岩はただの岩でした。
 で、冒頭の『なんだかんだ』ですが山脈東面は管理が厳しく自由な登山は禁止されています。流石に頭悪い学生とはいえ現在の日中関係から今回は自粛しました。

P8290731蒼山山脈東面。ゴルジュや大滝が豊富な予感・・・。が今回は断念。
P9011198入渓点付近。最初の二俣に10m程度の滝がそれぞれの入り口にかかっています。そこまで微かな踏み跡が沢沿いに残っていて、かつての大理石採石所だったことがうかがえます。クルミの木が多く、いまでは地元民の収入源になっているようです。
P9031329彼方に見える大滝。
P9021323うっそうとしていてアザミの強襲や倒木やツタ植物に苦しみながら遡行。
P9041372ツメの100mは激しい藪漕ぎに・・・。
P9041438稜線には登山道が残っていてお花畑の中下山。
この先に地獄の下山が待っていることをまだ知らなかった。

ところで、帰国が13日だったのですが2、3日遅れていたらボコボコにされていたかもしれないと思うとゾッとしますね。でも中国はいい所でした。大理や今回行った小さな村の人は我々が日本人だと知っても、とても親切にしてくれて反日なんて言うのは実は本当に一部の話なんだと実感しました。
ということで、今後も中国で沢登りをしていこうと考えています。乞うご期待。

純白の沢を求めて!~中国沢登り遠征~

 去年の韓国に引き続き、今月の23日から三週間のあいだ中国の雲南省に沢登りに行ってきます!
 中国大陸の約7割の降水量を担う雲南省には数多くの沢が存在すると思われます。しかし、韓国や台湾での遡行記録は多く存在するものの、中国大陸での遡行記録は数えるほどしか無く、更に手に入る地形図も50年前の旧ソ連製の10万分の1という情報量の少なさです。まぁ何とかなると思いますが。
 で、今回行く沢は大理石の語源ともなった大理にある蒼山山脈の沢です。選んだ理由はアプローチが楽で水がありそうだから(笑)あと、水系としてはメコン川水系に属するのですが、かつて我が農大探検部ではメコン川の源頭を発見したり、ボートによる初下降に挑んだりと関わりの深い地であったことも潜在的な理由なのかもしれません。
 ところで、蒼山山脈は勿論大理石の産地なので、大理石のナメとか大理石の滝とかもう色々想像しちゃってもうワクワクが止まりません!!

 まぁ現実は残酷なのでしょうね。せめてちゃんとした沢であることを願います・・・。
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 湖の西に、南北にのびる山脈が蒼山山脈。市街地の標高は2000Mで山脈の最高峰は4155Mです。まぁ中国では並みの高さなんですかね。
山脈の東面を1~2本、西面を1本やる予定。

第2回モンチュライベント報告(2/2)

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昨日のつづきで第2回モンチュライベント 「初心者のためのクライミング教室 in 小川山」。

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林を抜け川を渡り・・・、現場。今日は上下2会場で授業開始です。

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参加者の皆さん真剣です。

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で、今日もあっという間に集合写真。

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次回開催は秋のクライミング教室が濃厚で年明けのアイスクライミング教室は確定。また近くになりましたら告知いたしますので、是非ご参加下さい。楽しいですよ。

<他のレポートはこちらから>

エアモンテ(株):http://www.airmonte.co.jp/

サミットガイドオフィス:http://homepage1.nifty.com/summit/index.html

成田賢二山岳ガイド事務所:http://www.narita-kenji.com/<まだメンテ中で非稼働>

第2回モンチュライベント報告(1/2)

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バックルームでも告知しておりました、第2回モンチュライベント 「初心者のためのクライミング教室 in 小川山」」ですが、お天気も良く楽しい2日間となりました。「お手伝い」の名の下、お店サボってイベント同行。

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岩根山荘さんに集合して廻り目平に移動。1日目はお昼からのスタート。

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第1班は8の字結びから、第2班は体温める事からスタート。

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大勢おりますが、設定課題も多いので、1本登っても直ぐに順番が・・・、でっ日も暮れてアっという間に宴会。

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今回も豪華景品揃ってます!、実は、今日一番頑張らなければいけない課題は「くじ引き」だったりするのです(笑)。つづく。

寒くて文句、温かくて文句

このところ、驚異的な寒さは緩んで比較的温かい。ただ、僅か10日でこれもねぇ・・・。倉岡大先生からの現場報告メール、“ざーざー、で敗退(ーー;)”。こーなるとホント申し訳ない感でいっぱいです・・・。あの雨はやはりヤバかった、次回水産事業部で埋めるので勘弁してください・・・。

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こーなってくると、“この前TV見た”の「この前」なんてまるで信用出来ません!!、で、日光へ。

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「日光、結構!」どころの騒ぎではない、「かなり」的な混みよー、車すげ~っす。そー言えば「渓谷をスノーハイク」的なニュースだったよーな・・・、業界の盛り上がりを実感しつつ、きれいに除雪された道路をションボリ歩きます。お金かけて除雪したのだから、「タクシー」とか「シャトルバス」とか、もう少し地元にお金が落ちる仕組みは無いものなのでしょーか?。「スノーハイクの半分が道路歩き」では泣けてきます・・・。グズグズ言いながらも動いていれば着きますが切ににお願いします。

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お~、TVで見たよーな感じじゃぁ~ん!。

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おお、こちらも大丈夫じゃん。

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お昼頃に着きましたが長物には誰もいない!。遠いとこ歩いて来た甲斐がありました。本日のメンバーは、みっち~&こっし~&おとーさん&僕、なのでここまで来るともう半分以上消化、「氷り4、餃子6」なので早く終わらせて宇都宮に乗り込もう!。

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で、お天気のなか快適な登りで大満足、一応、記念写真的なものも。

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また過激な寒波でも来れば修復されるでしょーが、そろそろ限界です。最終ピッチは雪氷り、上は水溜まり、所々小さなクラックあり。いずれにしても、「寒くて文句、温かくて文句」間違えなし!、そんな感じで、ネタ元リンクで今日も終わり。

<高所はこちら!>倉岡裕之:http://www.hiro-kuraoka.com/  http://sevensummit.blog119.fc2.com/

<そのトレーニングはこちら!>:alpineguide K.michinari(木村道成):http://www3.plala.or.jp/ag-michi/

<その道具はこちら!>:http://denali.ne.jp/index.html

第1回モンチュライベント報告

「第1回モンチュライベント 初級者のためのアイスクライミング講習会」ですが、お天気も良く楽しい2日間となりました。

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メーカー直営の“ふらぐしっぷすとあ”なるモノや“がーるやりーた”など、このところの山業界は「そこそこキテル」気がします。デナリさんも多分、1/100位の確立でその恩恵を受けている事は間違えありません。そんな訳で、たまにはそのご恩を還元すべく、モンチュライベントのお手伝いでございます。

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ただ、冠が「モンチュライベント」なので「モンチュラっぽい事」となると、頭痛いです・・・。アドバイザーの篠原さんや成田さんが言うところの、「ギア系ウエア」、「エルゴミック感」を十分に伝えるためには、“コタツでみかん”などもっての他、動きがあってこそのモンチュラウエアですから。そんな訳で「第1回」は「アイスクライミング講習会」になった訳ですが、「講習会」と銘打った以上、「技」を伝授しなければインチキっぽい。ご参加頂いた方々の技量や経験は未知数、有意義な2日間のために、講師も受講者もがっちり登って頂きました。

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現代クライミングをしていれば、「動きや体勢」などは皆さん出来ます。ただ、氷の場合、不安定な要素が強いので「信頼感」に欠けて「イイ動き」が出来ません。それを取り除いて登りに集中するためには、「動きやすいウエア」「良く刺さるアックス」など、道具依存にする事で10年は取り戻せます。なので、性別・年齢・体型などの差を埋めやすいジャンルです。それに「技」が加われば「あれ、イケてない!?」、立派な「アイスクライマー」の出来上がりです!。

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今回の参加者は10数名でしたので、「技」も「景品」も十分行き渡ったと思います。初アイスの方からかじった事のある方まで、内容の濃いイベントが出来ました。

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既に第2回のイベントの概要は出来ています。これまた「技」が光るジャンルなので、ご期待下さい!。