「キッチンデナリ」も再開

部品入荷にともない、「キッチンデナリ」も再開です!。改良マニア、部品グルメの皆様、お待ち遠様でした!。

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湯加減もよろしーよーで、先っちょ入浴中。

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素早く入替、ハイ、完成。

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ちなみに、今回仕込みました現行トレイルの先っちょ交換可能タイプのティップは、やや長めですが入口の穴もデカイので奥まで入り、変更後の長さもほぼ同じでした。重さも僅かしか変わりません。

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これで今まで使っていた、“先っちょの先っチョ”、も再利用出来るので、お得感も倍増だね♥。

改良マニア、部品グルメ以外のブログ初心者の再履修希望者は、こちら記事の内部リンクからお願いします。

「角」<ツノ>増設計画:その6(でなりらぼ)

今日は5mm穴のホールです。一番嫌いな作業。

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安物ドリルの刃が悪いのか、ボール盤がヘボいのか、それとも工場長に「技」が無いのか、刃の消耗が激しい。

力で押さえつけて焼き付かせれば、スピッツがぐるぐる回って危ない。簡単そーですが、「角」増設課程、最難関です。危険を感じるなら、バイスで固定して作業して下さい。

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まぁ、何やかんやで同じ様な物が出来上がれば完成ということで!。

1つ作るのに3時間ぐらいかかります。まぁ、U19900は本国廃盤品となりますので、パーツが入手出来なくなります。これが最後の仕事ですかね・・・。残念。

どんな握りか気になる方は、この冬『HOSHINA CLIMBIG SCHOOL』のアイスクライミング講習会に参加して、お触り下さい。

「角」<ツノ>増設計画:その5(でなりらぼ)

1つ1つ手作り作業は時間がかかる。アックスチューンの中でも、このクラスの「技物」は、暇道具屋さんでなければ出来ない・・・(笑)。

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2つ目からは手が覚えるので、割りと早い。2本やるより4本まとめて作業すれば効率的。ただ、4本もやれば、すっかり夕方。

暇道具屋さんだから許される作業なので、働き盛りの大人はこんな事に時間を費やしてはいけない。日本国が衰退する!。

次は、最終工程、5mm穴ホールです。しっかり堅いので、焼き付かせないよう注意して作業して下さい!。

「角」<ツノ>増設計画:その4(でなりらぼ)

本日はグリップレストの干渉部分の切除と切削です。カッターナイフが危険度★★★なら、グラインダーは危険度★★。この作業の危険度は★です。左がお手本ね。

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先ずは、ニッパーで要らない部分をブチブチ切ります。「何処が要らない部分でしょーか?」なんて質問は止めて下さい。適当、当たる部分全て要らないので、グリップと合わせて様子見ながら作業しましょう。

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どーせ、刃先が入らないので、適当にブッチ切ったら、次はリューターで切削+整形。

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ある程度削り上げたら、整形したグリップエンドに当ててみる。

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合わなければ、また削り、合わせてはまた削り・・・、グリップ側・グリップレスト側、根気よくこの作業を繰り返せばほぼ完成。

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注意するポイントは、X-ICE(Xアイス)のスピッツに、グリップレスト5mmネジを貫通させるため、イイ地位にネジ穴が来るよーにする事。ここはセンスの問題。

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罫書き線を残して、位置を確認すれば完成。

「角」<ツノ>増設計画:その3(でなりらぼ)

この作業は3つの工程があります。はじめは、「ハンドルエンドの加工」。グリップレストに入る様、邪魔な部分を削りまくる。

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線を引いたらグラインダーなんかで削りましょう!。火花が出ないので地味なことこの上なし・・・。

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左側:「完成品ダッシュ」。どーせ、微調整が必要なので程々にしておきます。

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次はグリップレストの加工です。次回の授業で必要なお道具は、ニッパーとリューターです。忘れないように!。

「角」<ツノ>増設計画:その2(でなりらぼ)

純正部品をそのまま使う、旧々QUARK(きゅうきゅうクオーク)の角は、「カッターナイフ職人志望」なら出来て当然。ほれ、完成。

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本日は、CASSIN社のX-DRY(Xドライ)とX-ICE(Xアイス)の角増設。先ずはグリップのネジを外してバラバラにします。

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X-DRY(Xドライ)のスピッツは短いので、5mmのネジ穴がホールできません。X-ICE(Xアイス)用のスピッツパーツを用意しましょう。

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手作り感溢れるワンオフメイキングなので、完成までどんな物が出来上がるか、自分でも分かりません!(笑)。目標とすべき完成品はコレなので、はりきって参りましょう!

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「角」<ツノ>増設計画:その1(でなりらぼ)

本格的にツナギ着て仕事するか!?、このところ、工場が流行だしたゾ!。いや、他にやる事がないだけ?。

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大先生からのご依頼は、スクールレンタル用アックスの「角」増設。シーズン終わりに頼まれていた宿題です。

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必要なのはコレ。U19900 GRIPREST(グリップレスト)。旧々QUARK(きゅうきゅうクオーク)のオプションパーツ。

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「大人買い」で売り場の在庫は完売。旧々QUARK(きゅうきゅうクオーク)のGRIPREST(グリップレスト)増設マニュアルはコチラ。カッターナイフに自信ある暇な人は自分でやりましょう!。

予言です、U19900は非常に貴重になります!。

暇よりよいのです(でなりらぼ)

今シーズン初仕事と言えば、初仕事ですが、年がら年中削っていると境目が分からなくなります。限りない自己満足の造形美・・・。

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いや~、暑いとなかなか冷めないので休憩が多い。リンクスをモノポイント化してマッチングすれば完成ですが、油断してると服が穴だらけになるのでクランポン作業はあなどれない。

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本日のノルマは終了。バタバタ作業していれば、アっという間に1日が終わる。暇よりよいのです。メンテナンス・チューンドのご相談はお早めに!。

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なぜ外れる?2/2(でなりらぼ)

今週はこれからスタート。GRANITE GEAR社 EVENT SIL COMPRESSION DRY SACK(イーベント シル コンプレッション ドライサック)のコードエンド・ポロリの件。コイツはこーゆー風についています。

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中の爪に詰めて引っ掛かっているだけなので、つめだけに「ツメ」が甘いとスっぽ抜ける。但し、スっぽ抜けたらまた入れて閉じるだけの事。決して不良品なんかではございません!。

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但し、スーパー短気な性格には不向きな構造ですから、また抜けるのが嫌なら、コードエンドを縛ってから締めましょう!。

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こーすれば、幾ら怪力でもスっぽ抜けないでしょーね。結構、力掛かる部分なのでパコパコ外れるなら、こーした方が精神衛生上よい。

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指力ないひとは、マイナスドライバーなんかで開けられます。気になる方はお試し下さい。

なぜ外れる?1/2(でなりらぼ)

こちら、GRANITE GEAR社 EVENT SIL COMPRESSION DRY SACK(イーベント シル コンプレッション ドライサック)。シュラフを持ち歩く時の必需品。

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超軽量で防水、eventエア抜きつきコンプレッションバック。この手の商品では「業界筋最強」です。

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しかし、この部分はヘボい。コードエンドは割りとよく抜ける・・・。「外れなければ入れられない」ので仕方ないと言えば仕方ないのですが、接客中にポロって外れると、お客さんから「不良品!?」的な疑念の目で見られる。

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勿論、道具屋さんは無実だし、この部品も無実です。それは、「引っ張った人」の引きの強さかもしれませんし、浅く入っていた商品を選んだ引きの弱さなのデス!(笑)。