先ずは、外れてしまうフロントハーネスを抜き出します。

ヒートガンで炙って、マジックテープを外します。

外れやすいボッチをニッパーで切断します。

ボッチ跡に穴を開けて、リベットでカシメます。


外したマジックテープを張り戻します。

恐ろしく地味な作業ですが、これを時給換算したら大変な事になります(笑)!!。

山の店デナリのスタッフが綴るブログです
先ずは、外れてしまうフロントハーネスを抜き出します。

ヒートガンで炙って、マジックテープを外します。

外れやすいボッチをニッパーで切断します。

ボッチ跡に穴を開けて、リベットでカシメます。


外したマジックテープを張り戻します。

恐ろしく地味な作業ですが、これを時給換算したら大変な事になります(笑)!!。
こちら、「洞窟探検に行こう!!」でお馴染みの!?、ciao!さんに以前納品したヘルメット。

音声さん大喜び!、知る人ぞ知る、KONG社のMOUSE WORK(マウスワーク)。
で、最近、「平野く~ん、水に飛び込むとヘルメットの中のハーネスが外れるんだよねぇ~」との泣きが入りました。
確かに、ヘルメットは普通、上からの衝撃重視ですから、水に飛び込んで下からの突き上げなんか考えてないわな・・・。
ただ、ケービングの場合、年がら年中頭がどこかにぶつかっているよーな環境で使用しますので、そー簡単に外れられては困る。
OK、隊長!、「外れないヘルメット」に構造変更です!!。
やっとパーツが入手出来たので、本日はコチラに排水穴の設置です。

先ずは、良さげな位置に穴2つ。

ハトメを挟んで打ち込み。

超アナログ作業ですが、打ち手・押さえ手、2人工作業です。

水抜け悪いザックならこの手のカスタムが1番です。
ここまで来ると、次は爪が気になりだした。全然、痛そーじゃない。

チタンはなかなか削れないので、普通のアイゼンの労力3倍は使う。「やりたくない仕事」の常連上位。ましてや、自分の物だから小遣いにもならない。

地味な作業を20本分繰り返して完成。このあとは、ベルトを打ち替えて終了ってところです。
しかし、「結果、使わないで済んだ」なんてのが一番ありがちな話し、「備えておいて憂いでます・・・」的な。
穴には入りますが、ワイヤーが長いので、反対側の穴にはそー易々とは入ってくれません。

このレベルは、知恵の輪と言うより根性です。トンカチやら、秘密兵器導入しないと絶対無理(笑)!。

で、どーにかこーにか落とし込みに成功。これでセミワンタッチ化は成功!!。

コチラ、Mizoさんのチタンアイゼン、「チタネスク」。暫く使わず放置状態がつづいてました。

カタログスペック540gだったかな?。驚異のの軽さです。
この時期の「一応持っくアイゼン」としても最高なんだけど、出動機会が少ないのは、世に言う「ワンタッチアイゼン」なので、靴を選びます。

とりあえず、セミワンタッチ化するために、他のクランポンのフロントハーネスを組み合わせてみます!。

一番どーにかなりそーなのが、GRIVEL社 C2N BAIL(シーツーエヌ ベール)。根性で組み込んでみましょう!。
世の中には便利な物がいっぱいありますが、オーソドックスな物は普遍的なんです。

長さ調整自由且つプルージックロープではない7mm芯抜きロープスリング。「作って!」と言われれば、面倒臭いけどやります(笑)。

で、QD/カラビナ/スリングなどジャンル分けして掛けられるよう、ついでに自分用にラッキング専用ギアラックも作ってみた。
こーゆー事をしていると、暇なのか忙しいのか分からないで1日が終わってくので、楽しく過ごせて◎。
最近暇で仕方ありません。ヤルこともなく退屈に満ちあふれています・・・。

そんな時にこーゆー依頼は最高です!、バイザー移植作業!!。それにしても、そーとー逝ってますな・・・。

先ずはドナーからパーツを外します。

あとは何時も同じよーな作業ですが、今回は新しい武器を導入。マイクロモーターシステムのミニルーター。「フットペダル付き」なのが萌え💛。

流石、高級工具は違う!。仕事が楽です。工場長的にはそこが重要(笑)。
で、ステム兼用ワイヤーの「柔軟性」に加え、もう1つ特徴的なのが、ステム部品分のダウンサイジング化。カムローブ1枚分は削られている感じ。

ほぼ同じサイズで、カムヘッドの大きさこんなに違ってきます!。

およよ、デカ番手ラッキングした時のガサ張り感がなくなりそー!!。

でも、ギザギザ感は今風じゃなくダサイ。

R&S掲載時点では国内代理店なしでしたが、(株)キャラバンさんが代理店となります。これで、修理対応など「若干の」(ココ重要)安心感💛。
お店の方の入荷は秋頃だと思いますが、「とりあえず、触ってみたい!」という方は事前予約頂ければ、サンプルお借りすることも出来ますので、ご相談下さい。
先ずは、分かりやすいアレと比べてみます。

シングルステムとダブルステム?、いや、全部トリガーケーブルだからそれともステムレス!?。
まず特徴的なのが、複数のワイヤーが入り乱れ、ワイヤー自体がステムの役目をしています。

折り返した4本のワイヤーが8本になりタコみたい。だから、タコのよーな柔軟な動きも出来ます。

4本のワイヤーがカムローブを引き込んで、4本のバネ付きワイヤーがカムローブを押し込む構造。

片効きを想定してカムローブを押さえつけてトリガーを引き込んでいけば、最終的にはクニャっと曲がる勢い。恐ろしいほどの柔軟性(笑)。