先日にチラッと触れていた、ペツルの新クランポン「ダート、バサック、イルビス、リンクス」が入荷しました。
リンクス以外はそこまで大きな変更点はありませんが、
小さな変更点で快適な方向へ向かっています。
【各モデル共通の変更点】
①フィルフレックスの形状とサイズ
レギュラーサイズの「フィルフレックス」が付属します。
先端のボリュームがある高所靴にも対応する「フィルフレックス ワイド」や
逆に小さな靴に対応する「フィルフレックス スモール」はオプションで交換可能となります。
サイドのブーツと接触する部分がよりフラットに近くなり、
ブーツ先端がしっかりと収まるようになります。
新↓
旧↓
大げさに言うとこんな感じです。
(左:旧、右:新)
テープを通す穴形状も変更です。
(左:旧、右:新)
②レバーの形状変更
(左:旧、右:新)
いままで特に力が無い人だとレバーの上げ下げが大変だったのですが、
力点側の長さが大きくなり「てこの原理」が大きく働くため、前より小さな力で上げ下げができます。
(左:旧、右:新)
また、レバー手掛かりも大きくなり指が掛かりやすい形状になりました。
(左:旧、右:新)
③つまみとテープ変更
タブは形状変更と、
(左:旧、右:新)
素材が滑りにくく、丈夫な仕様になりました。
(左:旧、右:新)
テープはデザイン変更です。
(左:旧、右:新)
【リンクスの変更点】
リンクスは上記の共通変更点とフロントブロックが変わってきます。
①他モデルでは採用になっていた、センタバーの2段階。
小さい靴から
大きい靴まで簡単に設定可能です。
②刃やフレームの形状変更
少し薄く軽くした代わりに膨らみを持たせた形状にして強度を出しています。
フレームの形状も弧を描いた形状に変わってきています。
(左:旧、右:新)
③2列の目のポイントのチョイ爪追加
ダートのように2列目のショート爪がありますので、
リンクスをモノポイント設定した際にこの爪が効いてきます。
(下写真はダートになります。)
新モデルの入荷にあわせて、「フィルフレックス(各サイズ)」や「バックレバー」のオプションパーツも入荷してきました。
ここ最近までのモデルをお使いの人は問題なくマッチしてきますが、
手持ちのクランポンに新パーツがマッチするかは、
こちらから確認することができますのでご活用ください。
■PETZL「DART(Up Date 2024FW)」¥43,010(税込)
■PETZL「VASAK LLU (Up Date 2024FW)」¥29,810(税込)
■PETZL「IRVIS LLU (Up Date 2024FW)」¥24,860(税込 )
■PETZL「LYNX (2024FW)」¥38,060(税込)