1名様分。G22+EもLYNXもフロントデュアルなんでもう1人分ぐらいの作業量。さ~て、何からやるかなぁ・・・。
どちらかと言えば、ヒールブロックのチビリが激しいね。
フロント、済・未・済・未。
で、次の作業に移ろーとしてたら飛び込みでCASSINのピックが4枚ほど来た。「上にあげるから今やって下さい」との事・・・。
山の店デナリのスタッフが綴るブログです
1名様分。G22+EもLYNXもフロントデュアルなんでもう1人分ぐらいの作業量。さ~て、何からやるかなぁ・・・。
どちらかと言えば、ヒールブロックのチビリが激しいね。
フロント、済・未・済・未。
で、次の作業に移ろーとしてたら飛び込みでCASSINのピックが4枚ほど来た。「上にあげるから今やって下さい」との事・・・。
一通り作業終わったのに、「修理上がりのBOAのワイヤーがレースパーツに通ってません!!、通せますか?」つー報告がK島さんから来た。
「“レースパーツにワイヤー通して下さい”と指示してなかったのがマズかったんですかねぇ?」と言われてもねぇ~。
それは、買い物行かせて「お釣りもらってこいとは言われてません!!」的な話しでしょ!?、ガキの使いじゃあるまいし、担当者ビンタだな・・・。
有償修理の債務不履行はデナリさんの責任ではありませんが、「なる早!」でお預かりした以上、納期遅らせる訳にはいきません。
面倒くさいけど分解修理します・・・。
BOA®システムはパーツごとに分解方法が違うので、先ずはパーツの特定が必須です。
で、パーツ特定できたら「修理ガイド&ビデオ」を参考に分解です!!。
リールを固定しているパーツを外し、ワイヤーストッパー外して、
元通りに組み込んで完成!!。
BOA Technology Japan(株)のS様、色々ご指導頂きありがとうございました!!。今度お店にも遊びに来て下さい、缶ビールぐらいご馳走しますね。あざ~ス!!。
で、セラックはフルポイントなんですが、コイツの爪の形状はチョット独特でして・・・。
フロントポイントがデフォルト台形だったり、セカンド以降が鉤爪だったりしますが、ココまで減りが激しいと▲にした方が爪の長さを維持できますので、
こんな感じに仕上げます。
本日も結構な量の鉄粉を摂取・・・。
で、別の方の旧ダートとBDセラック。
まずダート。
今回は1番・3番。
で、ピュアアイスの方。
コチラも悪くありませんが、切っ先は欠けています。こーゆー場合、先端修正してリメイクからの研ぎになります。
ハイ、完成。
ちなみに、オーダーは「抜き易い厚目」とのことでしたが、ある程度厚みを落とさなければ、いくら峰のブレーディングをバキバキにしても、抜き易さは出ません。「太い釘と細い釘」みたいなモンで、ピック自体の厚みで抜きの抵抗が出ます。
画像真ん中はK島さんの。ノーマル仕様で使っていても、堅い物にぶつかれば最初の画像の通り、切っ先欠いてしまいます。
一方、薄い分だけパワーコントロールしながら繊細に打ち込めば、K島さんのよーなバキバキ仕様であって先端は飛びません。
よーするに、打ち込み方の問題なんだよなぁ~。バランサーつけてアックスに振り回されるよーなら、まず軽く、刺さらないなら刺さるよーな厚みにするのがおすすめです。
SIROCCO(シロッコ)にバイザー付けます。
「シロッコ+バーザー」の案件は2013年に始まりました。2020年には「メテオ+スクリーン」の販売が立ち消えとなり、未だに作業し続ける事になるとは・・・。
今回は「脱着重視」なのでCT仕様。メスネジ固定して、ベース付けて完成。
SIROCCO(シロッコ)本体もこの前の変更で少し形状変更されたよーなので、ほぼワンオフ作業です。
コロナ渦で立ち消えとなった「メテオ+スクリーン」の復活、切望です。