何かいっぱい積まれてまして・・・。

そんな訳で先ずはお一人様クランポン。


DART(ダート)フロント&セカンド、VASK(バサック)フルポイント。


サクッと完成。



山の店デナリのスタッフが綴るブログです
で、ピュアアイスの方。



コチラも悪くありませんが、切っ先は欠けています。こーゆー場合、先端修正してリメイクからの研ぎになります。

ハイ、完成。


ちなみに、オーダーは「抜き易い厚目」とのことでしたが、ある程度厚みを落とさなければ、いくら峰のブレーディングをバキバキにしても、抜き易さは出ません。「太い釘と細い釘」みたいなモンで、ピック自体の厚みで抜きの抵抗が出ます。
画像真ん中はK島さんの。ノーマル仕様で使っていても、堅い物にぶつかれば最初の画像の通り、切っ先欠いてしまいます。
一方、薄い分だけパワーコントロールしながら繊細に打ち込めば、K島さんのよーなバキバキ仕様であって先端は飛びません。
よーするに、打ち込み方の問題なんだよなぁ~。バランサーつけてアックスに振り回されるよーなら、まず軽く、刺さらないなら刺さるよーな厚みにするのがおすすめです。

SIROCCO(シロッコ)にバイザー付けます。
「シロッコ+バーザー」の案件は2013年に始まりました。2020年には「メテオ+スクリーン」の販売が立ち消えとなり、未だに作業し続ける事になるとは・・・。


今回は「脱着重視」なのでCT仕様。メスネジ固定して、ベース付けて完成。



SIROCCO(シロッコ)本体もこの前の変更で少し形状変更されたよーなので、ほぼワンオフ作業です。
コロナ渦で立ち消えとなった「メテオ+スクリーン」の復活、切望です。
で、ピック(PUR’ICE)も同封されてきましたが、デフォルト仕様でお使いとのことですから、見たところ、修正の必要は無いかと。



▲出てますし、切っ先もあるのでこのままでイイんじゃないかな。
ちなみに、その1でアイス仕様にチューンナップした新品PUR’ICE(ピュアアイス)と比べるとこんな感じ。


左から、ノーマルーチューンドーノーマルーチューンド。
アイス仕様のチューンナップは左右面を削り落とし、ピックの体積自体を少なくするので、氷に刺さる時の感じは、言うなれば「注射針と釘」ぐらいの違いかな。同じ力で刺すなら、細くて鋭利な方が刺さりますよね。
「ミックス想定ならノーマル、氷想定ならチューンド」の使い分けをおすすめしてますが、「1つで何でも」をご希望の人は、ご自身の技術力UPと使う道具に対する理解を深めることで、そこん所カバーして下さい。
あと「薄くしたら折れないか?」とかチョイチョイ聞かれますが、先端の▲については堅いものに当たれば、ノーマル・チューンド関係なく飛びますが、垂直方向に刺して左右に余程変な力がかからない限り、普通は折れないと思いますよ。注射針も釘もなかなか折れないし。
で、お次の方はLYNX(リンクス)のフロントポイントのメンテ。



コンディション良いので、削りは最小限です。



「パーツ変更やら研ぎやら、自分でも何をすべきか今一分からない」と言うことなので、とりあえず、一式お送り頂きまして拝見。

アッズやハンマーを外した形跡が無いので、ネジが皆さんのパワフル作業の餌食になる前に、先ずは注油してネジを外しておこう(笑)!!。
で、クランポンの方。

状態イイので、フロントポイントのみメンテ。



はい、完成。



アックスの方はピックとスピッツの研ぎ依頼。

状態はこんな感じ。


現行モデルの新品との比較。




使えば当然減りますが、使用可能範囲ならメンテナンスでよろしいかと。ダメならダメとハッキリ言いますのでご心配なく。まぁ、「お願いだからもう研がさないで下さい!」って言いたいパターンの方が多いんだけど・・・(笑)!!。



完成です。2箇所で1,000円もしません・・・(笑)or(涙)!?。
まぁ、お店としては「使えるモノは使える、使えないモノは使えない」とハッキリご説明いたします。
あとは、ご自身で使う道具なのでお好きにどーぞ♥!!。