本日1つめの作業は、
こんな感じ。
で、同じくG社被りで2つめ。
桜も咲き出しまして、作業数も落ち着きました。今シーズンの日誌も終了間近でしょうか?。
山の店デナリのスタッフが綴るブログです
本日1つめの作業は、
こんな感じ。
で、同じくG社被りで2つめ。
桜も咲き出しまして、作業数も落ち着きました。今シーズンの日誌も終了間近でしょうか?。
はじめにご予約頂いた分のELITECLIMBのアックスがごそっと来た。
もう削り心地も打ち心地も知っているのでサクサク仕上げよう!。
SALAMANDRA(サラマンドラ)とRAPTOR(ラプター)ではピック形状が違います。
が、デフォルトの切っ先はどちらもヘボいのは共通です(笑)。
まぁ、デナリさんでご購入のほとんど方は、チューンドありきで進行しますから、多少僕の作業工程が増える程度の話しなんですが、それにしても、はじめからこの出来ですかぁ・・・。
秋口からはじまり只今3月も終わり。ひたすら削ってますと、ツナギの消耗が激しい。基本、ローテで着ていますが、飛び散る鉄粉でワンシーズンもたずにボロボロ。
僕の作業場の労働環境は相当悪いのです・・・。
作業着なので都度新しい物にしてもイイけど、変えたところでスグに同じ様な場所が穴開くので勿体ない。
最近の使い捨てペラペラ薄手ツナギと違って、コチラの品は20世紀に作られた正真正銘のおフランス製。作りも良い由緒正しきツナギですから大事に使ってます。
穴を放置しているとツナギの下の着衣にも穴があくので、そろそろ塞がないと・・・。今回は去年中古で買ったJUKIの千鳥ミシン、LZ-1280で縫ってみます。不足パーツを調達してよーやく縫えるよーになったし。
チョット前まではワッペンを継ぎあてに使用してましたが、常時サンドブラスターでの作業、鉄粉半端ないのでスグにボロボロなる。結果、ゴミ化したGパンや革の端切れを継ぎあてます。
流石千鳥、直線縫いとは違い効率よく継ぎあて完成!。洗濯してリフレッシュです!!。
で、修理終わりでこの状態・・・(笑)。
まだ同じ物のストック数着あるのですが、新品は未だ手を付けられず。まぁ、新しい物着てもスグ穴だらになりますが、千鳥縫いしてるとリッピング面倒だから、そこらが捨て所かなぁ~。
大の大人がまる1日かけて無報酬、4着修理。非効率的な感じもしますが、愛着あるので捨てられず・・・。
ちなみに、コレがお出かけ用ツナギ。
比べてみてもまだ全然イケる気がしてならない(笑)!。
3名様分、1人目アイスのチューン。
2人目、ノミックバランサーのネジ切りと切っ先修正を、
こんな感じで
完成。
3人目、ドリーム切っ先修正。
で、もう1名の方のピック。もう何枚も研がせて頂いてますが、今回は「エルゴノミックへのチューンドピュアアイス換装」。
ご自身で加工済み、エルゴノミックデフォルトDRY(ドライ)。そんなに損傷無いのですが、WI用にPUR’ICE(ピュアアイス)。
「おまかせ」なのでこんな感じに仕上げました。
換装前のドライピックに比べるとこんな感じ、下画像左2つがドライ、右2が今回のピュアアイスです。
K島さんの「ギンギン」と比べるとこんな感じ。真ん中がK島さんのです。味付けの違いは自己満足の世界なので止めておきましょう(笑)。
毎度の事ながら、「伝わらないブログ」の自覚はありますが、こだわって作業してますので、ご希望やリクエストはスタッフまで是非、ご相談下さい!。
なお、作業しながらこんな記事書いてますので、メールでのお問合せは即対応出来ません。
この便利な世の中、マニアックな皆さんはAIでも出来るよーな回答や即答親切無責任レビューに満足なんですか?。小さなお店ですが、実店舗があってスタッフがいる店に何を求めます?。
こだわりある方や思い入れのある方こそ、当店ではメールでの問い合わせはおすすめしません!。
「ありません」・「分かりません」・「出来ません」は最後の話し、皆様の熱量に真摯に対応しますが、キーボード叩く身にもなって下さい、そりゃーも大変なんです。
そもそもデナリさんは普通の小売業です。チューンナップやカスタマイズを生業としてはいません。でも、少しでも皆様の期待に添えるよう頑張りますので、頼む、変な質問は電話にしてくれ・・・(笑)。