クラックス「AKシリーズ」一部入荷

丈夫な防水パックで人気が高いクラックス

そんなクラックスの商品が入荷してました。

今回は「雨蓋付き」&「雨蓋は取り外し可能」な
AK-Xシリーズを紹介いたします。
※AK57とAK70は雨ぶた取り外し可能となりますが名前に「X」がつきません。

まず、クラックスを代表する特徴をみていきます。
①【耐久性】
ケブラーとコーデュラのメイン生地。
「ケブラー」は、岩や氷、枝などのルート上での障害物や、アックスやスキーのエッジなどに強く接触したり、押し付けられても耐える素材です。
②【防水性】
裏地はコーティングが施され、耐水圧10,000mm。

さらに生地の合わせ目はウェルディング加工(熱溶着)で処理することで水の侵入を防ぎます。また、シームテープ処理では無いため製品寿命も長いです。

③【シンプル性】
構造をシンプルにデザインすることで、ルート上、マルチデイの山行、長期トリップでも破損などのトラブルに極力晒されないようにしています。


④【リペア】
多くの部品にはスペアを用意することで、交換対応が可能です。また、出来るだけ生産した工場にて修理を行い、1つのバックパックを長く愛用してもらう体制を整えています。

他の仕様も見ていきます。
・アックスホルダー

・サイドコンプレッション
スムーズなZ字型となります。

・ドレインホール付きのワンドポケット(両サイド)

・ウエストベルトには、グロメットがあり自作ギアループ設置可能

・雨蓋の工夫
他社さんでも秀逸なパックはセンターコンプレションベルトが雨蓋を経由する構造となります。雨蓋が安定するのと、雨蓋を被せる時にコンプレションベルトを引くことで下に落ちたいて蓋が上に上がってきます。

・チタニウムフレーム
フレームはある程度径をもたせたコの字型のチタニウム素材。
※AX37-Xは棒状のチタニウムステーが2本となります。

・アルミバックル(一部)
壊れると交換が大変な箇所はアルミ素材。
メインバックルのメス↓

※オスが壊れ場合はテープを抜いて交換は簡単ですが、メス側は縫い付けてられていて交換が大変なため強度を高めています。

ウエストバックルはオス側がアルミ↓


AKシリーズのショルダーベルトはこんな感じです。

必要な機能だけを厳選し、何度もブラッシュアップされたパックは背負い心地も含めて「すごい」の一言に尽きます。


crux「AK37-X (3rd Generation)」¥50,600(税込)
容量:37+5L
重量:1,300g
背面サイズ:
・R(Regular)・・・背面長48cm、対応身長155~175cm
・L(Long)・・・背面長55cm、対応身長175~185cm
カラー:Black、Red、Gold
フレーム:7mm径チタン 棒状ステー×2(取り外し可能)


crux「AK47-X (3rd Generation)」¥56,100(税込)
容量:47+5L
重量:1,425g
背面サイズ:
・1・・・背面長45cm、対応身長160~170cm
・2・・・背面長50cm、対応身長170~180cm
・3・・・背面長60cm、対応身長180~190cm
カラー:Red、Black
フレーム:7mm径チタン コの字型フレーム(取り外し可能)


crux「AK57 (3rd Generation)」¥57,200(税込)
容量:57+5L
重量:1,475g
背面サイズ:
・1・・・背面長45cm、対応身長160~170cm
・2・・・背面長50cm、対応身長170~180cm
・3・・・背面長60cm、対応身長180~190cm
カラー:Black、Gold
フレーム:7mm径チタン コの字型フレーム(取り外し可能)


crux「AK70 (3rd Generation)」¥66,000(税込)
容量:70+7L
重量:1,600g
背面サイズ:
・1・・・背面長45cm、対応身長160~170cm
・2・・・背面長50cm、対応身長170~180cm
・3・・・背面長60cm、対応身長180~190cm
カラー:Black、Red、KHAKI
フレーム:7mm径チタン コの字型フレーム(取り外し可能)

※70Lモデルはウエストハーネスの形状が変わってきます。

すごく立体的にできていますね。一枚シートではなく分割シートのために動きに対して素直でストレスが少ないです。
※AK70はこれから入荷予定となります。


【共通スペック(37、47、57、70)】
素材:ケブラー40%、ナイロン(コーデュラ)60%
耐水圧:10,000mm

※背面長は容量によりサイズ設定が変わりますのでご注意ください。対応身長は下記の表をご参照ください。


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※記事画像の大半はAX47-Xとなります。
※都度、パーツ等の細かい仕様が変わります。

2022-23工場長日誌 046-047(その3)

で、クランポン。

まだまだクランポン。

やっぱりクランポン、に加えてフロントポイント。

あっ、因みになんですが、フロントポイントのネジは結構緩みます。ガタガタで使ってる人割と多いので、タマに増し締めしましょう。コレもガタガタでした。

2022-23工場長日誌 046-047(その1)

ヘビーユーザー2名様分。K島さんからわさっと1箱わたされまして、

アイゼン3台フルポイント+先端修正等々の作業です。

先ずはコチラ。流石に1枚は明らかにNGですが、

「ダメならダメで構いません」と言うことなので、もげるの覚悟で曲げてみましょう!!。

ジワジワ攻めましたが、

やっぱりもげた。まぁ、このままでも使い道が無いので一応整形。

クラック入ってますが、落とすと切っ先が短くななるのでこのまま修正。まぁ、何かしら使い道はあるでしょう。

で、コチラはこんな感じ。

2022-23工場長日誌 045

割れたヘルメットのバイザーを移植します。

メテオさん、今までご苦労様でした!。

バイザーの新たなお勤め先はRADICAL(ラディカル)さんです。

穴開けて、メスネジ打ち込んで、ベースを貼れば完成!。

2022-23工場長日誌 043-044

地味な作業もご依頼があれば。

センターバーの切断。グラインダー作業はキックバックにご注意下さい。

即断、即解決。

で、バランサーネジの除去依頼。片方はお花が咲きかけですね・・・。

こーゆーのは、レンチ入れて捏ねてみないと分からない。エロい話し同様、入れてからの具合なんだよなぁ~。

お花咲いてない方はイケそう!!。

お花咲いてる方は普通にレンチ入らないので、ハンマーでひっぱたいてとりあえずレンチ挿入!!。

で、面があるところに辛うじて決まれば、少ない労力で完了!!。

ネジ切りする訳でもなく、切断と外しだけでしたので、今回の作業は新調ネジ含めトータル税込¥660。

あはははは、こんな仕事がいっぱいあれば、きっと儲かって仕方ないだけどなぁ~。無いよね・・・。

2022-23工場長日誌 042

アイス用ではない、QUARK(クォーク)の切っ先リメイク。

なかなかのチビリ具合。今回の処置は、抜歯と先端修正です。

まずコイツ。

抜歯からの整形手術。

で、次はコイツ。

速攻2本完成。

削る所あるからDIYの残骸より、こーゆー状態の方が修正しやすいです。皆さんにとっては、最後まで頑張るか、無駄な抵抗はしないかの2択です(笑)。

モンベル「エクセロフト エアパッド150&180」「ポンプバッグ」新作

コスパに優れた冬期対応のエアマットが入荷してきました。


mont-bell「EXCELOFT AIR PAD 150 + PUMP BAG Set」¥19,470(税込)
R値:5.0 (ASTMF3340-18)
展開サイズ:150×50×7cm
収納サイズ:13×25cm
重量:545g (559gスタッフバッグ含)


mont-bell「EXCELOFT AIR PAD 180 + PUMP BAG Set」
¥21,120(税込)
R値:5.0 (ASTMF3340-18)
展開サイズ:180×50×7cm
収納サイズ:14×25cm
重量:658g (673gスタッフバッグ含)

素材:
・表地:30デニール・ポリエステル・リップストップ[TPUラミネート]
・中綿:エクセロフト®[ポリエステル]
付属:リペアキット、スタッフバッグ


体に合わせた形となっていて、軽量化に貢献していますね。

このマットを快適に使用するために、当店はポンプバッグを本体とセットにして販売となります。


サイズ比はこんな感じです。

このポンプバッグを使うことで、エアがものすごく簡単かつ素早く注入できます。
また、各社エアマットにも言えることですが、口にくわえてバルブから直接エアを入れるより、ポンプバッグを使用して空気を入れることにより、呼気による湿度が中に入りにくく、製品寿命を伸ばしてくれます。

またこのポンプバックはスタッフバッグにもなったり、マット本体上部のテープで固定することで、ズレにくい枕として使用することもできます。
簡単に別売のパッド等を接続できるジョイントシステムもいいですね。

大事な「中」の部分を見ていきます。
化繊綿が入っていてマットの厚みは7cm。R値は5.0

国内の冬期でしたら、対応してくる数値となります。
R値は断熱性を表す指標となりますが、
保温力で定評のあるエクセロフトという化繊綿が内蔵されているので、
同等のR値商品より、暖かさを感じると思います。
また、マイクロファイバー(極細繊維)なので、軽量で収納時はコンパクトになります。

そして、その内側にあるインサレーションは、
パッド生地の上下に溶着されていますので、マットに空気を入れると中綿も広がります。中綿の復元力が落ちてきてもロフト嵩が保たれる素晴らしい設計となります。

隔壁は高さがありコールドスポットができにくく、空間に綿が入っているために空気の対流が抑えられ断熱性が高くなります。

各マットを比べてみれば、すごく軽くて、すごく断熱指数が高いという商品ではありませんが、
この価格でこのスペック、すごいです!

付属の本体スタッフバッグは、完全にエアを抜ききれなくてもはいるように、
ルーズ目に設計されてます。こういう所がよく考えられている証拠です。

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2022-23工場長日誌 041(その3)

で、先端修正。

内側にテーパー入れたところで、こーゆー形は僕に言わせれば台形です。▲作らないとはじまりません。ご自身のお道具ですから好きなだけ削って構いませんが、メンテ出すなら削る所残しておいて下さい。

基本的には、ご依頼内容の以上の事も以下のしません。「必要最低限」。何処まで何をするのが良いのか分からない場合はお問い合わせ下さい。