4日目になるとマニア指数も上昇、今日は「堅め」と「カチンコチン」。前回が売り手も買い手も「非常に扱いやすい」“中位”特集でしたが、今日は辛さ倍増、倍々増、「靴が歩く靴」の話。
前:MAMMUT社 MONOLITH GTX(モノリスGTX)¥49,350/UK8 .5:875g(1/2)
後:ASOLO社 EXPERT GV GTX(エキスパートGV GTX)¥49,350/UK8:820g(1/2)(只今、割引中)
上の2足はシャンクが堅いので、重い物背負った時や長距離で威力を発揮します。ちなみに、僕はエキスパート履いていますが、30kg位背負っても曲がりやしない。普段歩かないので重いのも長いのも大嫌いですが、どーにか誤魔化せるのは、足先の負担を靴に任せて「靴に歩いてもらっている」からです。ただ、体重移動で歩く様な平らな道では歩きにくい、まるでしなりやしない(笑)。で、モノリスはもう少しマイルドな仕上がり、トリオレでは物足りない男性ユーザーに人気。
「堅め」や「カチンコチン」は気軽に履く感じではありませんが、重い物背負った時や長距離にはその効果は絶大です。よくお客様に「軽いの!?、軽いの!?」と聞かれますが、「そんなに軽い軽い言うなら靴を脱げ!、好きな色に足塗ってやる!」って吠えまくり、無理ッスよ、サンダルと比べられても・・・。心配しないで下さい、靴履けば重くなって当たり前なんです、でもその分楽して歩けるのです。
人間同様、「中身が詰まって無いヤツは軽く出来て当然」で、クニャクニャな靴履いて重い物背負って長距離歩けますか?。詰めた分だけしっかり出来ているので、そこを理解して「使い分け」が重要です。あと、同じ重さの物でも、フィットしている物とガブガブな物ではあら不思議、バランス悪い物は重く感じる。「履き重りしない靴」を選ぶ事がポイント。
どーでしょ?長所と短所が表裏一体のパワフルな靴は?。物の構造や機構を理解して使えばこんな頼もしい物はありませんが、「ライト&ファースト」の様な場合はオーバースペック、逆に使いにくい。まぁ、ユーザーはそれだけ広い選択肢の中で「自分が気に入った物」を選ぶことが『間違えない靴選び』になる訳です。
そんな感じで、おすすめ3シーズンブーツを紹介してきましたが、よく分からない人は、実際、2,3足自分で足入れれば、自分に合う物はどれか直ぐに分かると思います。体感希望者はお時間あるときにどーぞ。