このところ地方発送の靴が増えた。ただ、サイズが分からないので、お客様もお店もそこそこ大変。そんな訳でページに埋もれて発掘が面倒になってきたので、バックナンバーを固めてみました。
足サイズの測り方:
http://www.denali.ne.jp:80/blog/?p=1487
足型:
山の店デナリのスタッフが綴るブログです
このところ地方発送の靴が増えた。ただ、サイズが分からないので、お客様もお店もそこそこ大変。そんな訳でページに埋もれて発掘が面倒になってきたので、バックナンバーを固めてみました。
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随分、雲が高くなり秋の空らしくなりました。もう、「暑い暑い」と文句を言わずに&言われずに過ごせる事は、非常によろしい事でございます。
しかし、溜まった課題は山積、あぁ~こんな事ならちゃんと計画立てて研いでおくべきだったよ・・・。夏休みの宿題同様、提出日が近づいて来るとやっと本気が出るのですけど。
オリさん曰く、「今時道具屋でクランポンなんて研ぎませんよっ、プっ!」と笑われますが、日本はまだ「研ぐなかれ、それは買い替えです!!」と言うご英断が下されるほど御上は暇じゃありません。
数時間かけて数千円の小遣いもらって「高い、ぼったくり」と言う人は流石に来なくなりましたが、暇な道具屋と言えどもそーそークランポン削っていられませんので、「自分で出来ない&したくない」とハッキリしている方は時間に余裕を持って作業依頼して下さい、猫の手では流石に研げませんので(笑)。短パン&エプロンはつなぎより快適だった。
「え~、ちゃんと干してます!!」と絶対言い張るので、努力は認めよう。ただ、結果こーゆー事では干した事にはなりません。同じ画像掲載は本意ではありませんが、『Z系ポール干すのは吊し干し』、道具屋殺し、地味な作業の割に最高に手が掛かるのでその内容を大後悔・・・(涙)。
袋から出して広げておいてもダメ、寝かしていれば水気も寝ていますから水分は抜けにくい。ですから『Z系ポール干すのは吊し干し』、出来るだけ積極的に「水気が抜けやすい」状態で干す事が重要です。重力に逆らわないこーゆー干し方こそ、「液体は下、気体は上」で乾燥しやすい。
ココで話し終わりと言えば終わりですが、週明け早々塩辛の画像で誤魔化されたマニアの皆様のために、ディスタンス系の分解をご説明。右のザックは部品取りのために分解中、ネタになりそーなら再登場。
1,どーしよーもなくガチッてしまったストックの先っちょを鍋で煮てチップを外す。
2,ヒモを止めている先端のピン(2mm*7mm程度の丸棒、紛失注意)を抜き、コードをフリーにする。この時点で1番下はぶらぶらになります。
3,コードを覆う1番下と2番目のシリコンカバーをマイナスドライバー等を使い外す。割と力尽くな作業です。
4,ここで1つ選択肢が出ます、「1週間ぐらい放置乾燥」。まぁ、ココまでやっちゃたらそんな悠長な事考えずに、2度ある事は3度ある、分解魂に火をつけて更に分解を選択。
5,今度はグリップ部分でコードを止めているピンを抜きます。プラスチックとアルミの2重構造です。プラスチックを押して、リーシュを止めているヒモをラジオペンチで外したらアルミ。
6,中で水を吸って膨らんだテンションアジャスターを鉄棒で打ち出します。方向はグリップ側から。逆に打ってもジョイント部分の細いアルミチューブにぶつかって抜けません。
7,ヒモをほどかなければいけない箇所が出ますので、そーゆー所は地道にほどいて下さい。切断するとロクな事になりません。テンションアジャスターの雄ネジも折らないように注意!、ある程度出たら外す方が安全。で、分解の結果こんな感じ。
セルフレスキューの場合、テンションアジャスターの雌ネジをペーパーで少し削って遊びを作って元に戻して完成。ちなみに、メーカーにお願いすれば、新しいパーツに交換してもらえますので、今日のネタは意味がありませんが、修理に出せば2週間ぐらい、横で見張られていれば小1時間でやるしかない。
Z系ポールのネタが増えて、最近自分でも探すのが面倒なのでバックナンバーリンク。
◆でなりらぼ(煮物:ストック編):http://www.denali.ne.jp/blog/?p=3141
◆「Distance系の弱点」と言うよりは(でなりらぼ):http://www.denali.ne.jp/blog/?p=7529
◆昨日の今日(でなりらぼ):http://www.denali.ne.jp/blog/?p=7557
「昨日の今日」で早速来た。「ブログ見たの?」とお伺いしたところ、「インターネット見られないのよ、ハハハは!」との答え、きっと最近僕はストックに呪われているに違いない・・・。
昨日と同じ様な絵図らですが、ヤルことは同じなので仕方がない。 浸水も不安なので中断シャフトを抜いて水抜き。
シリコンスプレー噴いて、ネジ調整して完成。「ちゃんと干してる?」と聞くと、「帰りのバスの中で2,3時間は吊しいるわよ、家返ったら直ぐたたんでしまっちゃうけど、ハハハは!」。
言っておきますが、そんなんじゃ水は抜けません!。通常使用でも1,2日、沢でジャブジャブしたら1週間程度は何処かに吊しておかないと、水分など飛びません!!。「手にぶら下げて1週間立ってろ!」って話じゃないのだし、十分に乾けば完成、ちょっとでも残っていれば失敗。
道具を売ることが山専本来の仕事ですが、ドMなお客さんを汚い言葉で罵るのも仕事だと思っています!。ウジウジ1人で悩んでいるよりはスッキリするかも!?、「お兄ちゃん、面白いわねぇ~、ハハハは!」って大事な話はロクに聞いてもらえませんが・・・。
「銀色のポッチが出ない」そーなので、その原因をご説明します。
Distanceの中には紐が通っていて部品が繋がっています。その紐は長すぎても短すぎてもいけないので、「テンショナー」なる調節用のネジが入っています。
第一段階として、この雄ネジの方のねじ山が出た分だけ伸びる事になるので、捻って調節してみましょう。
それでもダメな場合は、「Distance系の弱点」と言うよりは「あなたの癖」が原因です!。上段シャフトもしくは中断シャフトを回しながらセットし、中に入っているコードをヨリヨリにしてるに違いない!!。完全に昔のストックの癖を引きずって生きています、早く忘れて下さい!!。
そんな時は、メスネジの方摘んで回転させて撚りを取ります。この時、右に回すか左に回すかは指先の感覚で判断して下さい。より、ヨリヨリにしてしまうか否か、あなたのセンスに任せます!。
普段から色々バラしておくとイイ事もある。
あのタマでもこのタマでもございません、「タマには役に立つ話」の『タマ』です。ただ、ユーザー限定のタマですが・・・。
先日の割れ目産業の記事で「TORANGO社 QuickdrawKeeper 20pcs(QDキーパー20個入り)」をご紹介しましたが、“嫌いではありませんが、収まりがやや微妙。これまた次回のネタで取り上げましょう。”と言う事で、更なる収まりを追求してOリングを用意。ちなみに、この方式はWILD COUNTRY社 Helium Wire Quickdraw(ヘリウムワイヤ-クイックドロー)で採用されていますが、猿知恵ではセット出来ません!。そんな訳で猿卒業の私がご説明します。人類には余裕、写真参考にして下さい。
先ずはカラビナを止めたいアイテムを持ってきて下さい。一般的には10mm/12mm/16mm/18mm位のテープ幅でしょうか?。
Oリングの大きさですが「テープ幅+カラビナ幅×2」の公式で算出します。また、線径太すぎてもセットしにくいので「太からず細からず」のものを用意。
テープに当てたOリングを一捻り、そこにカラビナを通します。
反対側も捻って通してこんな感じ。テープ幅広いキャメロットの場合も同じ。
位置調整すれば完成。
ちなみに、「線径が○○mmで内径がoomm」なんて物は1つでは売ってくれないので、お店にでも売る事にします。異業種仕入なので高いか安いか分かりませんが、ホームセンターの水道部品のコーナーよりは安くてナイスサイズだと思います。お好きな方どーぞ。1つ¥55と¥60です。
元ガールや元ボーイの諸先輩方がいらっしゃいますと、二言目には「軽いヤツ」を要求してきます。「OKっス、全然、OKっス」とはいうものの根本的に何かが違うのです・・・。言っておきますが、これは現ガール&ボーイも共通、ややガール&ボーイにも共通、物体の重さなどそーそー変わる訳ねぇーじゃん、小学校からやり直すかぁ!?、だから根本的に何かが違うのです!!。今日は久し振りの活字です。「読み物」ですから落ちたい人はココで落ちてください、乗れる人は乗っかって適当に読んで下さい。
ザックの「検閲」は「人格否定」になりかねないので、あまりやりたくないのですが、心を鬼にしてやらなければならい事もある!、だからOKもらえばガチ開放です!。で、開けた瞬間この体たらくですかぁ・・・、“軽いヤツ”をGetしたらそれ以上に増えてるとは何事なんだい!!!。「軽量&コンパクト」などと言うボキャを聞いた瞬間、人は完璧に油断します、だから「気にしない」。そーじゃないでしょ、あなたが理想としたのは、質素倹約、ミニマリスト、「必要以上に持たない覚悟」それは何処にいったのですか?。
例えば、行動食。食べきれないアメを袋ご何故入れる?、「もしもの時」用なら、「もしもの時用」で1パックすべきでしょ?。体力でカバー出来る範囲なら文句も言いませんが、“ココ一発”的な時もいつもと同じでは困ります。馬鹿げていますが1つづつ数えて準備するのが普通で、「ガバッと」入れるのはおかしいのです。「防水バックの中にビニール袋、上にも更にビニール袋」も不要。そこまで用心深いなら、防水袋にパッキングした荷物と入浴して防水性能試すぐらいの心意気はないのかぁ?。
皆さん、普段お忙しいのでなかなか出来ない事ですが、ホントに軽くしたいなら、自分の基本装備の重量をまず計ってみて「何が削れなくて何が削れるのか」把握する事が大切です。「軽いザックの購入」を検討する前に「中に入れる物」を徹底的に検証する方が、体にも財布にも優しい。道具屋さんは道具売るのが仕事ですが、使い方説明するのも仕事な訳で「荷物多い」と言われる人には、「何故多いと言われるのか?」ちゃんと考えてもらいたい。
ベテランの方など「何を今更?」って感じかも知れませんが、あなたの体力も着実に衰えております。ココは一つ原点回帰で暇な時にでも「基本的な事」をもう一度見直してみては?。ちなみに「ベテラン」の意味は「退役軍人」、対義語は「ルーキー」で「新兵」。今まで積んできた経験と実績がもったいない、頑張ってまだまだ現役続けて下さい!。
月並みと言うか、まぁ、普通です。この前まで悩んでいた「SOL Ti or SUMO Ti」の件。
鍋底から下、フラックスリング周辺の大きさに気後れして「SOL Ti」にしました。「がっつりヤル時は、でか鍋でがっつり燃料仕込む」が自分っぽいので。我ながら男らしさを感じますが、ココまで辿り着くまでに相当女々しい日々を過ごしてきました!、しょーがねぇ~じゃん、高いンだもん!!。こーゆー些細な事に悶々と出来るだけ幸せ、十分楽しめました(笑)。ココまでの経過は以下参照、成ケン、みっちぃ~、ネタご提供ありがとうございました。
(ミラクルな軌跡はこちらから)
http://www.denali.ne.jp/blog/?p=1511
http://www.denali.ne.jp/blog/?p=3328
http://www.denali.ne.jp/blog/?p=5488
http://www.denali.ne.jp/blog/?p=5973
「最新鋭」とはほど遠い香りがする。こーゆーのはヤバイ。
「拾う事はあっても捨てる事はない!」を美徳する昭和世代も自分の命が掛かれば話は別、「全部捨てちまえ!」が正解なのでしょーが、僕は無理。「使わないのに捨てない」からガラクタが増えて困ります。いや、もしかしたら役に立つ事もあるかもしれないしぃ~・・・。とりあえず、前置き入れてネタ分割、アフリカなうなのでこの続きは誰か書くでしょ。「現代」でお願いします。
誤魔化しているのは鍋だけではありません!、ネタの細分化が一番の誤魔化し。で、前回の続きを。
気持ちに余裕が出来て油断してましたが、数日後にはこの有様・・・。何でかなぁ・・・。まぁ、遠征までよかったッス。僕はマニュアル人間は好きになれませんが、マニュアル読まないヤツは嫌いです!。ほら、「誤った使用の場合、使用者本人及び周囲の方々面倒くさい事になる」って書いてあるじゃん!!、えっ、僕が一番読んでない!?。
で、今回の原因は「水の作り行程の手抜き」だと思われます。「えぇっ、コレも空焚き!?」なんて言わせねーよ。
そーなんです。 こいつは雪から直に水は作れないのです!。ちなみに、JB Tiの鍋底はかなり薄いです。高効率コンロなので熱負荷もハンパない。そのうえ、鍋はチタン、フラックスリングはアルミ、異種金属の接合と熱伝導率の差はザックリ向きではない!。ですから、今回のコレは「構造上の欠陥」ではありません。みっち~大好きだけどココは譲りません!!。
な~んて偉そうなこと語りましたが、実は「明日は我が身」俺もヤバイタイプだなぁ~(苦笑)。そんな訳で、僕もまだ持っていないJB Tiを使ってる方を人柱に、本日は注意喚起!。今までの道具では「ついついやってしまう事」も新製品には通用しません、説明書はちゃんと読んでお使い下さい。任して下さい、コンパニオンカップ、ちゃんと用意してますから!。