大人は努力だけじゃダメ、結果です(でなりらぼ)

「え~、ちゃんと干してます!!」と絶対言い張るので、努力は認めよう。ただ、結果こーゆー事では干した事にはなりません。同じ画像掲載は本意ではありませんが、『Z系ポール干すのは吊し干し』、道具屋殺し、地味な作業の割に最高に手が掛かるのでその内容を大後悔・・・(涙)。

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袋から出して広げておいてもダメ、寝かしていれば水気も寝ていますから水分は抜けにくい。ですから『Z系ポール干すのは吊し干し』、出来るだけ積極的に「水気が抜けやすい」状態で干す事が重要です。重力に逆らわないこーゆー干し方こそ、「液体は下、気体は上」で乾燥しやすい。

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ココで話し終わりと言えば終わりですが、週明け早々塩辛の画像で誤魔化されたマニアの皆様のために、ディスタンス系の分解をご説明。右のザックは部品取りのために分解中、ネタになりそーなら再登場。

1,どーしよーもなくガチッてしまったストックの先っちょを鍋で煮てチップを外す。

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2,ヒモを止めている先端のピン(2mm*7mm程度の丸棒、紛失注意)を抜き、コードをフリーにする。この時点で1番下はぶらぶらになります。

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3,コードを覆う1番下と2番目のシリコンカバーをマイナスドライバー等を使い外す。割と力尽くな作業です。

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4,ここで1つ選択肢が出ます、「1週間ぐらい放置乾燥」。まぁ、ココまでやっちゃたらそんな悠長な事考えずに、2度ある事は3度ある、分解魂に火をつけて更に分解を選択。

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5,今度はグリップ部分でコードを止めているピンを抜きます。プラスチックとアルミの2重構造です。プラスチックを押して、リーシュを止めているヒモをラジオペンチで外したらアルミ。

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6,中で水を吸って膨らんだテンションアジャスターを鉄棒で打ち出します。方向はグリップ側から。逆に打ってもジョイント部分の細いアルミチューブにぶつかって抜けません。

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7,ヒモをほどかなければいけない箇所が出ますので、そーゆー所は地道にほどいて下さい。切断するとロクな事になりません。テンションアジャスターの雄ネジも折らないように注意!、ある程度出たら外す方が安全。で、分解の結果こんな感じ。

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セルフレスキューの場合、テンションアジャスターの雌ネジをペーパーで少し削って遊びを作って元に戻して完成。ちなみに、メーカーにお願いすれば、新しいパーツに交換してもらえますので、今日のネタは意味がありませんが、修理に出せば2週間ぐらい、横で見張られていれば小1時間でやるしかない。

Z系ポールのネタが増えて、最近自分でも探すのが面倒なのでバックナンバーリンク。

◆でなりらぼ(煮物:ストック編):http://www.denali.ne.jp/blog/?p=3141

◆「Distance系の弱点」と言うよりは(でなりらぼ):http://www.denali.ne.jp/blog/?p=7529

◆昨日の今日(でなりらぼ):http://www.denali.ne.jp/blog/?p=7557