2019-20工場長日誌 015

レアもの、Master Alloy(マスターアロイ)の換装と修正。

新品でもクオリティーはこの程度なんで、工場長の仕事に期待して下さい。

はい、完成。

で、コイツの先端修正。

とりあえず、整形。

切っ先作って、

修正完了。

数百円で出来る事はココまで。

チビったピックは伸びませんし、これから研ぎ入れてお金かけるよりは、新品からのチューンドの方が費用対効果は高いです。

まぁ、次いで仕事でよろしければあわせてご相談下さい。

2019-20工場長日誌 013-014

作業はガンガン進んでますが、朝から晩までこんな事ばかりしてますと、訳分からなくなってくる。先っちょばかり見せられる皆さんは、もっと分からないでしょーけど・・・(笑)!。

コレは俺が接客した人のソレだな。さて、どーしてくれよーか・・・。

個体も症状も似たり寄ったりですが、施術はすべて気分次第!?、感性で完成!(笑)。

で、お預かりしていたQUARK(クォーク)のピックアップついで「ネジ外れなくなった」ピッケルが来た。

まぁ、コレじゃ一生外れないわな。角ないし・・・。

無駄な抵抗をしなければインパクトでどーにかなったかもしれませんが、こーなるとネジ切りしないと外せません。穴○なんで・・・。

ドリル刃も消耗しますし、俺の人生も数分減ります。その対価として数百円頂く事になりますが、「とりあえず、ビール!」の一杯よりはお安いモンです(笑)。

困った時のデナリさん、ご相談下さい!!。まぁ、困る前の相談が理想ですが・・(笑)。

2019-20工場長日誌 010-012

シーズン前はメンテが中心。先シーズン削ったかわいい我が子達に気合い入れ直して、今シーズン活躍してもらいましょう!!。

最初にMIXTE(ミクステ)。

サックと完成。

奥側のピックはヤスリ痕残ってしまいますが、無駄に削る必要もないかと。

で、Master Carbon blade(マスターカーボンブレード)。

結構切っ先もって行かれてるので整形から。

皆さん、▲出すのにインテーパーで削ってしまうので、どーしても母材が無くなります。そーなると、切っ先の厚みが薄くなって減りが激しくなります。

換装ピックをお持ちの方は、一旦入れ替えで使ってご来店の際に正しい(と思われる)修正方法を学んでから削ってみて下さい。向き不向き、上手い下手は別として・・・。

シレっと完成。

また別のMIXTE(ミクステ)と18-PUR’ICE(ピュアアイス)。どちらも片側切っ先欠落。

画像上、ミクステ。画像下、ピュアアイス。

ミクステ完成。

ピュアアイスも完成。

合間にアプローチシューズの接着して、3名様分の依頼完了。

2019-20工場長日誌 008-009

一通りクランポンが終わり、アックの方を。上下依頼の方も多いので、作業進行はマネージャーにお任せ。結果、工場長は淡々と作業・・・。

もう、ヤラなとヤバイのでガンガン行きます!。

ICE(アイス)2枚のPUR’ICE(ピュアアイス)2枚

ピュアアイスの状態は極めて良好なので僅かな修正とポリッシュ。

で、チビリ気味アイス。

こーなると、切っ先作ってからの方が早い。とは言え、そもそもチューンド済みの丸投げだから瞬殺、変な尻拭いナシ。

で、労働意欲が沸かない時期からお預かりしているQUARK(クォーク)。納期近々なればヤル気が違う!!.

ノーマル状態なので見た目悪くないけど、切っ先欠落。あぁ~、もったいない。

こーなると、整形からのチューンドになるので、どーせヤルならはじめからやっちゃた方がイイです。ノーマルとチューンドでは明らかに刺さりが違いますし、「刺さらないのでフルパワー!」スイングは、当たった時の衝撃もハンパない。だから余計に被害指数も上昇・・・。

とりあえず、ギリギリまで頭刈っちゃって、

形状復旧。画像右側の方が今のところダサく見えますが、チューンドすればやはり母材が残ってる方が有利。

基本バランス良く仕上げますが、そもそもちんばでは限界はあります。デナリさんではこの手の物に病的な検品するのは、工場長の作業高率が最優先ですが、結果、ユーザーにもメリット大!。

店舗購入と持ち込みではチューンド料金にも違いがありますし、安定した個体をお探しの賢者の皆様、工場長、ヤル気出てきたのでお任せ下さい(笑)!!。

追伸:最近記事がかさんで検索しても以前のネタが見つからないので、今期から『工場長日誌』をカテゴリーに追加します。いよいよわたしにも冠タイトルです!。

2019-20工場長日誌 005-007

P社のSARKEN(サルケン)の前爪やろーと思ってたらグラインダー飛んだ。

年に2,3台は覚悟してますが、ただの断線のよーなのでとりあえず修理に変更。

で、作業に戻って完成。

グラインダー修理する方が余程手間かかる。

ソコソコよれてるDART(ダート)。DIYで縦爪にヤスリ入れられてますが、どーせ出すなら何もしない方がイイです。変に削られると母材無くなるんで。

サクッと完成。

クランポンはグラインダーの刃が当てられなくなった時点で作業はお断りします。ちなみに、DART(ダート)はARTが限界。それ以上は無理。

BLADE RUNNER(ブレードランナー)のフロントポイント。この状態でも勿論修正出来ますが、ハッキリ言ってやりたくない・・・。

特にコチラ、底上げしすぎて抜歯するのも気が引ける状態・・・。

まぁ、新品と比べれば一目瞭然ですが、そもそもチビリが激しいので氷向きではない。費用対効果が低いので、そーゆー方には新品購入をお勧めします。

キチンとご理解頂いている方なので、フロントポイント購入のおまけで、とりあえずシェイプしておいた。見た目格好良いけど抜歯して短小化してるから、まぁ、お茶濁す程度に使って下さい。

まぁ、本来メンテナンスなんて自分でやるものですが、幸か不幸かこーゆー事ばかりしてますと、否応にも上手くなるので、不慣れな作業は丸投げで構いません。無駄な努力と抵抗はお金と時間の浪費ですよぉ~!!。

今日は台風直撃だからスタッフの皆さん自宅待機。わたくしは店員と言うより工場長ですので、作業に没頭してグラインダー回してるとチャイムすら聞こえませんので、不要不急の山道具屋徘徊はお控え下さい(笑)!!。

下手したら「臨時休業」の可能性もございますので、ご来店の際にご確認下さい。恐るべし、台風19号!!。