モンチュライベントのお知らせ

第23回目になるモンチュライベントはアイスクライミングです。

今回は初現場となる、富士見パノラマスキー場ゴンドラ終点に作られた『サミットフォール』での開催です!!。

『サミットフォール』の一般公開は今期が初。規模感はやや小ぶりですが、帰りはスキーで帰ることも出来るので、ウインタースポーツを満喫したい方は板とブーツもご持参下さい(笑)!!。

富士見パノラマリゾートゲレンデガイド

で、モンチュライベントの詳細・申込みについては、マウンテンワークスさんおコチラのページからご確認下さい。

工場長チューンの名機から最新モデルまで、アックス試打も出来ます!。「アックス何にしよう?」なんて方も是非!!。

ペツル「クランポン&ギアケース」新作入荷!

ペツルから素材にX-Pac®を仕様した「ウルトラライトポーチ」が入荷しました。

PETZL「ULTRALIGHT pouch」¥3,600+税
重量/50g

非常にシンプルな作りで、底には9か所の穴が開いていて水や砂を逃がしてくれます。

入口はフラップ式になっていて、カラビナをクリップして止められるように大き目な穴が開けられています。

使わない時はコンパクトに、

丈夫な素材なので、クランポン以外にも、ギア系やバーナー類を入れるのにどうでしょうか!

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ミレー「山で本領発揮なニット帽」

先日紹介したモデルは、タウンよりな商品でした。
今回はMOUNTAIN仕様の帽子達です。

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まずは耳の下部まで暖かいのに視野が狭くならないニット帽です。この手の形はかつてP社から発売されていてとても人気が高かったです。
「TYAK EAR FLAP」¥3,900+税
素材/ニット部(ウール50%、アクリル50%)、フリース部(ポリエステル100%)
カラー/ORION BLUE/HIGH RISE、ELECTRIC BLUE/BLUE DEPTHS、NOIR/TARMAC

肌面はフリースあてが付いているので、かゆくなりにくいです↓

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続きまして、厚みがいい
「TIAK II BEANIE」¥4,300+税
素材/ニット部(ウール50%、アクリル50%)、フリース部(ポリエステル100%)
カラー/ORION BLUE/HIGH RISE、ELECTRIC BLUE/BLUE DEPTHS

こちらの肌面も汗をかいても快適です。

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最後は薄すぎず、厚すぎない、中厚手ヘルメットライナー
「HELMET WOOL LINER」¥4,900+税
素材/ウール50%、ポリエステル50%
カラー/BLACK-NOIR

今回の紹介モデルはフリーサイズで若干大きめとなっております。
どれも絶妙な厚みで仕様も良く、山で活躍してくれるニット帽です。
もちろんヘルメットとの相性もいいですよ。

ペツル「マルチフック」入荷!!


V字スレッドアンカーを作成する際にコードを引っ張り出したり、スクリューから氷を抜いたり、コードを切ったりとアイスクライミングでは必携のお道具ですが、ペツルも折りたたみ式となり新登場です!

PETZL「MULTIHOOK」¥4,000+税
重量/40g
長さ/28cm
収納時/16cm

チューブから氷を抜くには金属部を畳んだ状態で13cm位までなら入りそうです。
スクリュー長によっては、金属部を伸ばして押し出しができそうですが、
これはまだ実験ができていません。

カラビナをクリップして持ち運びが可能。

刃はこんな感じ。

そんでもって気になる方が多いと思いますので、
人気カンデラと比べるとこんな感じです。
GRIVEL「CANDELA」¥2,000+税
重量/30g
長さ/32cm
収納時/26cm

フック収納時↓

伸ばした状態↓

フック形状↓

先端形状と厚み↓

グリベルは全体的にしなり、ペツルは全体的に剛性があります。
そのしなりが、グローブの厚みによっては吉となるかもです。
その理由と先端加工が必要と感じる人は、
過去記事を参照してください。

ブルーアイス「コーカス(2019)」入荷

ついに注目の新モデルハーネスが全て入荷してきました!!
最後の入荷となったのが、

BLUE ICE「CHOUCAS」¥8,800+税
当店での実測重量/138g(S)、143g(M)、151g(L)
サンプル段階から色が大分変わってきましたね。

こちらのモデルもギアラック4つ。しっかりとついています。

クリッパースロットは2つ。

サイズレンジは「コダックス」や「コーカスプロ」と違ってきますのでご注意ください。
上の写真(上コーカス、下コーカスプロ)で同サイズ比較をしてみると分かりますが、青いテープ印までウエストが絞れます。
つまり、同サイズですと「コーカス」の方が最大値と最小値が小さめな設定になっています。
これはウエストが細い方には朗報です。カタログ値ですと最小値は2cmの差ですが実際は10cm位差がでてきます。

気になる方、ぶら下がりにきてください!!

フェリーノ「X.M.T 40+5」新作入荷&詳細②

先日のフェリーノXMT詳細の続きです!!

メインストラップの活用
雨蓋を外した状態でもメインストラップは邪魔にならず、本体コンプレッションやロープホルダーとして活躍してくれます。

新しいパーツ①
このパーツは!

赤パーツの端を押すと、
笛が立ち上がります。ホイッスルです!!

バックル着脱時も邪魔になりません。
アイディアと設計がすごいですね。

新しいパーツ②
ウエストハーネスのバックルパーツですが、オール樹脂タイプやロック式の樹脂とアルミのコンビネーション等を見かけますが、
このXMTはアルミ×アルミとなっています。
(ウエストハーネスはZIPポケットとギアラックがついています。)

簡単に装着、そしてベルトにテンションが掛かった状態で指を引っ掛ければ超簡単に外すことができます。

取り外し可能フレーム
軽量化したい時には、金属ステイとプラ板を外せます。
T字金属を抜いてプラ板だけでも使用可能です。

グラブハンドル小
しかしながら1つ気になるところがグラブハンドルの小型可です。
写真左がXMT、右がアルティメイト
個人的にはアルティメイトのような形状ハンドルが好きでした。
流石にギアパンパンで指引っかけは疲れます。
一般的な大きさの方が背負う時に簡単に持てて楽だったのになと。

どうしてもという方は2つのギアラックを外側に出してしまえば持ちたい放題になります。

機能がが充実したX.M.T。フェリーノはその都度工夫がプラスされていて嬉しいですね!!
重量は軽量とは言いませんが、ユーザーによって使い勝手が広がる通好みのザックです。
FERRINO「X.M.T 40+5」¥26,000+税
ネットショップはこちらからどうぞ!!

ティートンブロス「MOBシリーズ」入荷!!

昨年から話題のNU MERINO(ニューメリノ)。
新たにMOB(Master of Bishu)シリーズとして登場です!

Teton Bros.「MOB Wool Hoody L/S」¥12,000+税
カラー/Gray Heather、Black

Teton Bros.「WS MOB Wool Hoody」¥18,000+税
カラー/Aqua Haze、Reven

Teton Bros.「MOB Wool Hoody」¥18,000+税
カラー/Black

それでは素材と特徴をまだ知らないという方へ説明させていただきます。

メリノウール(89%)とポリプロピレン(11%)のハイブリッド素材。
↑生地表側

ただのブレンド系ハイブリッドとは訳が違います。
パワーウールもブレンド系ハイブリッドでなく革新的でしたが、今回はシート生地ではなく編み上げで構造も変わってきます。

この生地の裏側をみていただくと、黒色繊維の割合が表面より多いのがわかります。

拡大↓

さらに拡大↓(色の違いが分かりやすいようにW’sにチェンジ)
凸の部分の黒色がポリプロピレン。他色凹がウール。すごいですね!!
つまり肌に当たる黒色部分がドライレイヤー(ポリプロピレン)の役目。
黒以外の部分が吸水&保温機能としてベースレイヤー(ウール)の役目を一枚で完結しているのです。

ちなみにドライレイヤーは肌面に水分(汗)戻りを防いでくれ常にドライな環境を与えてくれます。しかし、汗の吸いしろが無く保温性も無いためにドライレイヤーを着用するには、吸汗性と保温性のバランスがとれたベースレイヤーのレイヤリングが別途必要でした。

そしてもうひとつのポイント。傾けてみるとよくわかる裏側の立体形状。
凸凹立体形状の凹の空間はデッドエアを作り快適な暖かさを与えてくれます。
ただ、P社同様、通気性や高いドライ感が得られますが、単体では冷たい風を直に感じやすいので、その時はシェル系のレイヤリングでデッドエアのコントロールをうまく行ってくだいさい。

どうやったらこんな表裏別な芸術的なハイブリッドな物ができるのか?
織物産地で有名な愛知県尾州の技術とTBの発想。そして両者の熱意がつまっているからだと思います。

W’sは首元が暖かくバラクラバにもなるフード付き。

M’sはフーディーとレイヤリング時に首周りにストレスがないクルータイプ。
どちらもストレッチ性が高く快適です。
TBのベースレイヤーは確実に肌が露出しないように、丈も長めでドロップテイルとなっています。

寒い時や運動時ではウェアの中で肌に一番近い物が大事になります。
ただたんに暖かいだけの物は、運動時に不快がうまれリスクとなります。しっかりと多様な状況に対応できるウェアを着てください。是非、こんな商品こんな商品とも着比べて自身にとってベストなベースレイヤーを見つけてみてください。

オルトボックス「プロフェッショナル ライト」&軽量ショベル比較

握りがいい超軽量ショベル
ORTOVOX「プロフェッショナルライト(SHOVEL PRO LIGHT) ¥9,300+税
重量/440g
サイズ/シャベル(27×21㎝)、使用長(57or76㎝)、分解時最長部35.5㎝、シャフト2組42㎝

オレンジ部分の握りが厚みをおさえてあるのと、指のひっかりがよく扱いやすいです。
また、上の写真と下の写真を比べてもらうとわかるように、オレンジ部を右手で持つ場合と左手で持つ場合でグリップの向きが変えられます。
これが非常に使いやすいです。

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ここから先日のアリゲーターライトと比較に入ります。

マムートと比べるとオルトボックスのほうが軽量となります。
シャベル部はほとんど重量が変わらず、シャフト部で差がでてきます。
パッと見、マムートの方が素材の厚みがある分だと思います。

しかし持ち運ぶ際には、オルトボックスはカシメ分寸法がでます。
このカシメ部分がマムートは収納できます。
収納時でこんな感じ↓

その差が↓

全てバラせば寸法に差ほど変わりはありません。

組立時ですが、両者ともボタンを押さずにショベル部にシャフトが入り自動ロックとなります。挿入する時は、マムートの楕円形状がすんなりと入ってくれる感じ。大差はありません。

シャフトを伸ばすときは、オルトボックスが1ピン操作で伸縮できるため、早く余分な力もいりません。マムートは2ピンをかなり押し込むイメージ。ここの部分は使ってみると差が大きい。

そして持ち手。

普通の5本指グローブでは差が大きくはありませんが、
まず3フィンガーグローブ時、オルトボックス↓

マムート↓
オルトボックスの方がグリップの厚みが抑えられていて、形状も片方が長い形状で指のかかりがよく、ハードな作業でもブレが少ない。

ミトンの場合も同結果。
オルトボックス↓

マムート↓
まあミトンの時はハンドル形状(Dグリップ)には敵いませんが、軽量モデルはTグリップとなってきますので、そこは作業効率を含めどちらをとるかになります。

軽量、操作性で個人的にはオルトボックスに軍配です!

マムート「アリゲーター ライト」NEWカラー!!

発売以来人気な軽量コンパクトなスコップ。
復習①
復習②

マムートのカラーバリエーションは、
これやあれのようにポップなカラーが増えてきています!!

新カラー名は「frosty」。

カラー「neon orange」は継続となります。
MAMMUT「Alugator Light」¥10,000+税
カラー/frosty(新色)、neon orange
重量/475g
サイズ/ショベル24×21㎝、使用長54or75㎝、分解時最長部34.5㎝、シャフト2組38㎝


気になるあのショベルとの比較は、
後日!

フェリーノ「X.M.T 40+5」新作入荷&詳細①

フェリーノのNEWザック入荷!!
FERRINO「X.M.T 40+5」¥26,000+税
重量/1,650g(ミニマム950g)

完全防水モデルのアルティメイト38に似ていますが違います。

注目の機能は↓

メインバックル系
メインバックル上部はロックが掛かるフックタイプとなりマイナス点を無くしています。超人気アルパインパックだったモデルにも使われていました。

一本締めのバックルは下側も簡単に外す事ができてフルオープン2wayZIPを最大限使いやす考えられています。

メインフルオープン
人気の2wayファスナーでフルオープンタイプは荷物の出し入れが楽ですね。

フェリーノお得意のアバランチスロット
ショベルとシャフトを本体内側の背面側に収納することができます。

雨蓋の使い勝手
雨蓋だけでメインポケット。メイン内のメッシポケット。裏側にセキュリティーポケットと3つのスペースがあります。
アルティメイトと比べると、大きめの気室で2つのジッパーが奥まで開くためパッキングや中身の確認がとても楽です。

スノーシューやワカン取付
先程の雨蓋写真に写っていた付属している2本のストラップを、
コンプレッションベルトアルミフックのとなりにアルミのスリーブが付いていて、ストラップを通すことでスノーシューなどを取付できます。
ちなみに雨蓋はアルティメイト同様にバックルを上下の位置で押して上げるとパッチンをフックが外れて簡単着脱。

本体側上部に大きめなポケット
雨蓋を外して使う場合にも、メイン背面側上部にZIPポケットが付いていて小物の整理ができます。
以外と容量があり助かります。
ハイドレーションはギアラックがあるスペースに入れることができます。

水抜け位置改良
ハイドレーションスロットですが、アルティメイトではちょっと謎だった所を改良してきております。
写真の左がアルティメイトで右がXMT。ザック底部に水抜けが設けられていますが、アルティメイトはこの水抜けがフレームを格納するスペースに付いていて、ここに水抜け?てきなかんじでした。
しかし、XMTはしっかりとハイドレーションスペースの下に水抜けが付いていますで、安心です。

また、下の写真をみると分かりやすいですが、両者とも雨蓋を使わない時にギアスロット(ハイドレーションスロット)に雨や雪が侵入しますので、この水抜け穴の改良はありがたいです。
写真の左がアルティメイトで右がXMT。

まだまだ、XMTの魅力を伝えたいので続きは次回です。