2022-23工場長日誌 030-031(その1)

新品のPUR’ICE(ピュアアイス)やります。

新品とは言え、個体差があるので確認しますと1枚は大分右より。

チューンナップの場合、そーゆーの加味して作業してます。▲作りからはじめるより、ずっと楽。

ちなみに、ご希望は?。「ギンギンでなく、やや厚で」って事で完成。

リクエストの「ギンギンでなく、やや厚」の仕上がりを検証。

画面中央がK島くんの「ギンギン」で、左右が今回の「やや厚」。

分かります!?、削り落とす量と言うより、削る箇所の削り具合・・・。あぁ~、伝わらないんだろーなぁー(笑)!!。

ネジネジするの作って欲しい

まぁ、山仲間なんて腐れ縁の塊です。で、そーゆー人からタマに変な業務外発注が来ます。で、今回の相談は「ネジネジするの作って欲しい」って話し。

「ネジネジするの」とは、「染色した毛糸をまとめ上げるユニット」らしーが、お話し聞いても今一分からん。「ハぁ~、今時動画とかないの?」と聞いたらULR来た

超簡単じゃん。CW / CCWギアモーターベースに3極トルグスイッチ噛ましてスピコンとフットスイッチ入れればイイだけでしょっ。えぇ~、これで50Kですか!?。恐るべし、専用ユニット・・・。

いや~、今まで無駄に無駄な事ばかりやってきたので、構造だけはスグに思い浮かびます(笑)。

とは言え、この前も容量少ないコンデンサーは過負荷で爆発するわ、ケチったケーブルでナビの画像は映らないわ、お安く便利なこのご時世に翻弄されているので、先ずは在り合わせの物でテストランだな。

で、集めたのがコチラ。店にぶらぶらしてるハンガーの先っちょ、作業場にある戦力外ドリルドライバー、フットスイッチ、調光器的スピコン。

ドリルドライバーは正転・逆転出来る上に、ハンガーのクランプが超楽。そこにスピコン噛ましてフットスイッチで制御すれば、遜色なくネジネジ出来ます。

「低価格専用ユニット製作」を一瞬考えてしまったが、以前作ったダイワの「リールのハンドル外すユニット製作」で、「ねぇ、アレ貸してもらえませんか?」ってはじめての問い合わせは普通に知り合いだった・・・。こーゆー案件はどー考えても需要が見込めないなので止めよう。

寒くなってきたので、編み物はじめたい方はコチラから

2022-23工場長日誌 029

「パーツ変更やら研ぎやら、自分でも何をすべきか今一分からない」と言うことなので、とりあえず、一式お送り頂きまして拝見。

アッズやハンマーを外した形跡が無いので、ネジが皆さんのパワフル作業の餌食になる前に、先ずは注油してネジを外しておこう(笑)!!。

で、クランポンの方。

状態イイので、フロントポイントのみメンテ。

はい、完成。

 

2022-23工場長日誌 028(その2)

アックスの方はピックとスピッツの研ぎ依頼。

状態はこんな感じ。

現行モデルの新品との比較。

使えば当然減りますが、使用可能範囲ならメンテナンスでよろしいかと。ダメならダメとハッキリ言いますのでご心配なく。まぁ、「お願いだからもう研がさないで下さい!」って言いたいパターンの方が多いんだけど・・・(笑)!!。

完成です。2箇所で1,000円もしません・・・(笑)or(涙)!?。

まぁ、お店としては「使えるモノは使える、使えないモノは使えない」とハッキリご説明いたします。

あとは、ご自身で使う道具なのでお好きにどーぞ♥!!。

2022-23工場長日誌 028(その1)

買い替え希望でご来店頂きましたが、一応、お道具検閲させて頂きます。

ダメです。まだ全然イケるのでお売りできません!。こんなので買い替えてもらってたらデナリさん支店の2,3はイケちゃいます(笑)!。

クランポンの方から。

この世代のLYNXはフロントハーネスの劣化の心配はありますが、今回は状態もイイのでメンテのみ。

個人的には、フロントハーネスが逝ったとしても、切断→FIL FLEX(フィルフレックス)変更かな。

2022-23工場長日誌 027

飛び込み、ネジ切り作業依頼。

「まぁ、余裕でしょっ!」って感じで、作業を一旦止めて「ネジ切り」はじめたらドツボに・・・。

お店のドリルではビクともしない。しばらくお待ち頂きましたが、刃もヨレてるので持ち帰り案件確定。

自宅の作業場でリベンジホールですが、恐ろしいほど頭が飛ばない!、完全にハマったぁ~。

ココまで手間が掛かるのも珍しーのですが、こーなると外れるまで戦うしかない!!。

で、無事外れましたが、結果作業工賃の10倍以上のドリル刃が逝てもーた(笑)。

皆さんのフルパワーにかかれば、ネジの角など直ぐナメます。外れない時には直ぐ諦めて相談して下さい!!。機械使えばダメージなしで外せる事がほとんどです。俺も学習した。ネジ切り料金改定・・・(笑)。

2022-23工場長日誌 026(その5)

最後はVASAK(バサック)フルポイント。

で、見るとフロントに比べてリアブロックの減りが激しい。

PETZLさんはフロントブロックのみのパーツ販売可能なモデルがあるので非常に良心的です。

クランポンの傷みはフロントブロックの方が顕著なので、必要に応じてフロントブロックのみの交換が出来る事はお財布に優しい。

しかし、気付いてしまった!。メンテナンス一生懸命やるから新品が売れねぇーじゃん(笑)!!。

まぁ、ボロボロ、ヘボヘボな状態ではお話になりませんが、ギアを大切に使っている人は偉い。「人は裏切るが道具は裏切らない」ので。

2022-23工場長日誌 026(その3)

そんでもって、片方先端曲がりのICE(アイス)。

結構な正面衝突なので、曲がりを直すのは無理ですが上下削って▲出し。

状態良い方と比べるとこんな感じ。

切っ先2mm程度短くなったかなぁ~。

コチラ新品。8枚こなして儲け10Kってところ。