先日アップのsherpa VAJRA PANT M’s & W’s(¥15,540)ですが、ちょーど担当者の「よっしぃぅ~」が来たので、「次回の課題」について不平不満をマニア代表としてぶちまけておきました!。なので、今回も担当者が代わってお詫び申し上げます。
まぁ、謝るのはタダ、オススメするのは研究室、買うか買わないかはあなた次第です!。
山の店デナリのスタッフが綴るブログです
先日アップのsherpa VAJRA PANT M’s & W’s(¥15,540)ですが、ちょーど担当者の「よっしぃぅ~」が来たので、「次回の課題」について不平不満をマニア代表としてぶちまけておきました!。なので、今回も担当者が代わってお詫び申し上げます。
まぁ、謝るのはタダ、オススメするのは研究室、買うか買わないかはあなた次第です!。
「大義名分」という言葉は素晴らしい!。「日頃お世話になっている関係者にお礼がてら・・・」なんて言えばどーにかなる様な気がする。そんな訳で、仕事サボって10月の閉塞感を打破すべく、日本海へ。一度やってみたかった「電気ブリ」ってヤツでが、まだ早いので「電気ワラサ」で現地調査です。
折角来たのだから、「徘徊」も重要ミッションです!。1巡目は満席だったので、2巡目で「行きつけ」化しつつある軍ちゃん水族館の中身の中身をチェック、イイ感じじゃないですかぁ~、流石「日本海」。
山の頭には雪がついている模様ですが、何せ海抜0M、寒からず暑からず、快適な朝です。メインは夕方なので、時間調整がてら遅い朝便で弟子に新しい釣り物を教えますが、まぁ、すぐ折れる。携帯7、竿3の割合。モティベーションは非常に高いのですが完璧な「マダオ」、そのくせ結果を残してくるから腹立たしい!。近頃は「部長」の座を脅かす存在になりつつあるので、早いうちに芽を摘んでおこう・・・。
空を見て、澄んだ空気に秋を満喫しながら、済んでいない仕事を思い出す、月曜日の支払。いやいや、全然遊んでいませんから、「仕事」です、「仕事」。
始まってしまうと、もう、何も出来ない!、結構、忙しいのです・・・。いつも思う、「やはり部屋でゴロゴロしてれば良かった」っと。そんな感じで、162QTに満載。これからがホントの仕事です・・・。
「ピック再生」ですが、限界があります。「貫通力と保持力のバランス」と言うのがその壁。まぁ、簡単に言うと「むやみやたらに研ぐな」ってこと。ヤスリ持ってシコシコしているといずれはなくなります、いくら尖らせてもちびって短くなったラムでは引きつけた際にすっぽ抜けてしまいます。ここがツボなんだけど、どーも皆さん、やたら研ぎたがる。まぁ、自分の物ですから好きなよーにして構いませんが、ケチョンケチョンの残骸を持ってくるのは勘弁して欲しい。“三角研ぎ”と呼んでいる内側へのきつい研ぎ込みは再生可能性を著しくダウンさせます、「自分でどーにかして下さい」って感じ。職人気質な工場長も生きるためには仕方がない、まぁ、「やれ」と言われればやりますけど、そこでお金使うなら新しいラム買って下さい!。ピックトップの形状は、丸とか四角じゃないよね~、勘弁してよぉ・・・。
で、アフターはこんな感じ。「貫通力」は十分確保されますが、コマを落とした分「保持力」は落ちます。まぁ、前が前ですから、「絶好調」なんでしょーけど(笑)。
で、半年放置の次の課題、クオークの先っちょはこんな感じ。
おっ、先っちょはまだ完全に逝っていません!。ここは生かしたいなぁ~。頑張りましょう!。
「お待ち遠様でした」って漢字はこーなのかぁ・・・。そこに感心してしまいましたが、やる気になれば早いのです、今回の作品はこんな感じ。「クオークにsimondフィンガーガード」です。
ポイント1:グローブをはめた時の“握り幅”で位置を決定(「トリガーに指掛け持ち」は今はあまりしません、「グー持ち」サイズが良いと思います)。
ポイント2:フィンガーガードの取り付けは付属のネジではなく、3mmボルトを貫通させる(タッピングネジではガタつきが生じ集中力が削がれるし、穴が肥大するのでダメ)。
ポイント3:フィンガーガードの遊びのガタつきはグルーで調整(下方向に力がかかるので、適度に盛る)。
ポイント4:自己融着テープは「下から上」に巻き上げる(その方がめくれにくいです)。
以上4点が注意事項。「グリップの削り出し」と「旋盤で真っ直ぐ貫通させる」が難しい作業で、4h位で完成。ワンオフメイキング醍醐味ですが、失敗するかしないかは、やってみないと分かりません!(笑)。
リーシュレス全盛時代を迎え、「レストし放題」・「持ち替えOK」ときたら、ココないと困ります。ぷるぷるしてる時に、「下の手を押さえつける上の手」は最悪です、泣けてきます、とても片手離せません・・・。また、きちっとボルトカットしておけば、すっきり収まるこいつは“痛くな~い”のも素晴らしい!。それにしても、クオークは息が長い、「完成されたアックス」=「道具屋殺し」ですね(笑)。
すっかり秋です。とはいえ、油断しているとすぐ「極寒」なので、デナリの売り場も「冬モード」です。個人的には、らぼネタですが、とりあえず、「おすすめ」ってことで。今日ご紹介するのは、sherpa VAJRA PANT M’s & W’s(¥15,540)です。おすすめのポイントは、
1,ダブルファスナー・サイドオープン
2,メンズ・レディースともに前立てアリ
3,裾は細身でスナップボタンつき
4,Primaloftを使いながら、驚きの低価格
って所でしょーか。この手のズボンは「冬のビレーに最高」な訳で、登る時は薄着のフリークライミングや極寒のゲレンデアイスで使ったら止められません。綿物なので、クランポン引っかけても、多少穴が開いても安心。サイドオープンなので靴履いたままの脱着も楽勝。「すばらしい!」の一言です。同じような物が数社から出ていますが、レディースがなかったり、素材変更してたり、マニア心を満足させるにはちょい足りない・・・。そんな訳で、満を持して一部マニアの方に超おすすめ!、ポイント「穴」です!。要するに、レディースモデルも何故か「前たて付き」、「何を出すんだ?」って感じですけど、ない貴女はATCを出して下さい!!。まぁ、ポケットないとか、痛みやすい尻や膝の素材変えていないとか、後出しのくせに研究足りませんが、ポイントは「穴」なので、「次回の課題」と言うことで、目をつぶりましょう。「城ヶ崎は温かい」など嘘です、寒がりビレーヤーの皆様、ご検討を!。
店の裏口で送られてきたアックスを転がしていたら、「もー、氷かよ!?」って言われました。そーなんです、もう、「氷」なんです・・・。「気分が乗らない」と言う理由だけで、5月から2本預かったまま、「まだ寒くない」と言う理由だけで、今年のノミックが4本、クオークが2本、言い訳する自分にうんざりします・・・。まぁ、皆さん空気読んでくれるので、「ワンオフ職人」としては魂込めてチューンいたします!!。今シーズンの手始めは、クオークくんの「フィンガーガード増設」と「ピック修正」です。ちなみに、ウチは「山道具屋」であって、「鉄工所」ではありません!、いや、「鉄工所風山道具屋」だったけ?。
今回はモンチュラのイベント打ち合わせなで、アドバーザーをされているガイドの篠原さん、成田さんも一緒です。「天気が悪いから飲み潰れようと!」と企んでいましたが、天気がもってしまい、クライミングもしてきました。曇りでは限界がありますが、一応、「カタログっぽいもの」を撮ってみました。ブログ止まりかぁ~。
で、来年の1月14(土)・15(日)、岩根山荘さんのアイスツリーで「初心者のためのアイスクライミング教室」が行われます。詳細についてはまたアップします。他、情報源。
岩根山荘:http://www.iwane-inc.co.jp/
サミットガイドオフィス:http://homepage1.nifty.com/summit/index.html
成田賢二山岳ガイド事務所:http://www.narita-kenji.com/
エアモンテ(株):http://www.airmonte.co.jp/
あっという間に月末です。どーせ気がつけば年末だし、仕方ありません。10月はロケに同行させて頂いたり、イベントの打ち合わせで岩根山荘さんに泊めて頂いたり、「大人の遠足」を楽しませて頂きました。
おかげさまで、水産事業部の方は貧果です・・・。
9月最終週に東北に行ってきました。で、今回のお題は「ギアインプレッション」です。
先ずは、テント。ホントは、こいつを「8月」に使ってみようと張り切っていたのですが、僕が張り切るとろくな事がありません!、案の定、「中止」でございます。その後もスタッフ間をうろうろしたものの、尽く「中止」で誰も使わず真価不明のままでした。しかーし、ついにチャンス到来。今回、ケンコー社さんにお借りした商品は、来春BIG AGNES社から発売される“フライクリーク2プラティナム”(暫定価格¥54,600)です。
基本構造は現在販売中のフライクリーク2と同じですが、「フルメッシュ仕様・超軽量・限定バージョン」ってのが格好いい!。軽さを求めれば、ダブルウォールよりシングルウォールって所でしょーが、熱帯指数が年々上がる日本では、1,雨の問題、2,熱こもり、3,虫対策といった点が、都会のもやしっ子を冷房が効いた部屋に引き止めます。そこで目を付けたのがコレ、“フライクリーク2プラティナム”なのです。2人用のダブルウォールで992gて言うのも、驚異的な数字です!。
ポイントは、ダブルウォールの利点、「フライをしっかり張り込めば雨漏りは軽減」、フルメッシュなので熱こもりせず、嫌な虫も寄せ付けません!。激夏に雨男で加齢臭漂う相棒と寝ても心配なし!。しかーし、僕が張り切るとろくな事がない。今回の山行は3日ともPカン、気温も下がりアブなどまるでいない!。どーしてくれるんだい、プラティナムくんよぉ~。唯一のレポートは「木村ガイドと寝ましたが、お互い快眠でした」ぐらいか!?。う~ん、やはり盛夏に使いたかったぁ・・・。来年はかわいい子としっぽり用に1台欲しいところです(笑)。構造的には、自立型ですが、Y字ポールなのでペグダウンしっかりして程々の条件で使えば良い感じです。
次は、GSストーブ。まぁ、普通「これ以上入れないで下さい」ラインがあっても、「それ以上入れたい」のが人の常。でも、コレは入れすぎると漏ガスする様なので注意が必要な模様。道具の性質や癖が分かるまで使い倒すのも一苦労です・・・。
そんでもって、GPS。現在、5機種目ですが、ハードもソフトも成熟した感ばっちり。出発前に調べまくりの旗立てまくりなので、間違いようがない!。う~ん、すばらしい!。ただ、トラックアップで終了点が同じ方向にあり、悩んだ場所が1カ所発生しました。今回、「文明の利器」1つで勝負しようと思ってましたが、やはり「野生の勘」はまだ捨てられません。皆さん、大変興味をお持ちですが、「使い方が分からない」の声が多いです。近々講習会でもしましょーかねぇ。
最後は、自分のザック。MILLETのExpedition65(¥23,100)です。フロントがジッパーで解放出来るので、パッキングしていてデッドスペースを尽く無くせるし、急にタバコが切れてもすぐ出せる優れもの!。また、「65L」とうたってますが、80L位は余裕で飲み込みます。1,560gってのも信じがたいです。ご先祖様はICIさんのBAFFIN65と思われますが、ウチの担当者は頑なに否定します。残念な僕は敗残兵状態の父親の荷物を全飲みでしたが、「がっちり背負える男性向き、ハードボイルド仕様」 ですから、バテた彼女の荷物を全飲みして下さい!。
道具のチューニングの際、トーチを使うことがしばしばありますが、なかなか気に入ったトーチがない。ねじ込み式のボンベは、コスト的にも入手もやや難あり。カセット式はその点クリアーですが、逆さまにして使えない、「う~ん」って感じです。個人的には、残ったガスを使う目的でPRIMUS TB-72も候補でしたが、12SS展示会で新富士バーナーさんにいたST-450には“New”が付いていたのでこっちに乗ってみました。安いカセット式であることもさることながら、「あぶりの達人」っていう安っぽいコピーもググって来ちゃいます。
で、早速点火実験。縦て良し、横にして良し、寝かして良し、流石「達人」、すばらし-じゃありませんかぁ~。
この窓で、空気の流入量を調節すると1,300℃~900℃の炎の調整も出来るそーです。
まぁ、ホントは刺身ばかり食べさせると芸がないので、「あぶり」にするために買いました。どちらかと言えば「水産加工部」のネタですが、キャンプとかで使うのも自由です。お好きにお使いください!。基本、研究室では私利私欲な課題の研究がメインなので、仕方ありません!。僕的には今月一番のお気に入りですな。部員の方は必帯アイテムですね。