センター出しとブレ-ディング。
厚みの調整。
2つとも同じようにすれば完成。
1ヶ月以上お預かりして、納期遅くてスミマセン!。で、最高報酬、じゃない、成功報酬!!。
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山の店デナリのスタッフが綴るブログです
センター出しとブレ-ディング。
厚みの調整。
2つとも同じようにすれば完成。
1ヶ月以上お預かりして、納期遅くてスミマセン!。で、最高報酬、じゃない、成功報酬!!。
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工場長の仕事は基本、オンサイトのワンオフメイキング。
なぜなら、ペアものであろーが「大体同じ」ぐらいで、全く同じものなどはじめからないから。
そーなるとある意味気楽ですが、それでも「同じよーにする」作業は疲れます。「失敗=自腹」のプレッシャー!!。
今回のコレは、1,途中から峰の角度が変わる、2,先端のみブレ-ディング、ほぼセンターなし。所々に罠が仕掛けられている・・・。
初物には注意が必要。さて、どーしてくれよーか??。
年末に預かってズッと放置のコレ。そろそろどーにかしないとマズイ状況。
大体、業界人のオファーは面倒臭い。「魂込めて削ってね💛!!」なんて言われてもやること多すぎて、基本後回しです。
魂込めて削らなければいけない理由、コチラ来期のKONG社の新製品、「Soul(ソール)」だからです・・・。
アルミシャフトに木の板をサンドイッチ、高級感漂うコルクグリップで“no vibrations”、なんかすげー高そーなんですけど・・・。
まぁ、敢えて言うなら、この前のイベントで借りちゃってるし、ダメージ受けてるから、それなりに責任はあるよーな気もする。
では、新製品を検証しつつギンギン化してみましょう!!。
ギックリ腰の身体には座り仕事は堪えます。あぁ~、仕事したくねぇ・・・。
先ずは2枚。
で、アっという間に4枚。関西方面のお客様への納品完成。
大体、「やべぇ、曲がっちゃたから、今から速攻4枚削って北海道に送ってくれる?」んなて飛び込み仕事がなければ、こんなのなんて事ありません。
危機管理能力足りなくね!?、プロといえど、遠征の際のはスペアピック持っていって下さい。う~、腰痛い・・・。
またもやマニアックなあの人からの指令。「ALPHA FL(アルファFL) 45に雨蓋付けてくんない?」だそーです。
そんな訳で、まず用意するのはコレ。GRANITE GEAR社の「LINE LOC LID」。別売りの雨蓋などそーそーありません。
で、とりあえず上に乗せるとこんな感じ。
お、イイ感じにイケてるじゃん!!。
他にも「チェスト位置の変更」など、追加指令が出ているので、完成形はまた今度。
勿論、コンプレッションベルトの増設も施します。こんなのは慣れたモンです。
溜まった宿題その1。「遊べる程度に」とのメンテナンス依頼。
工場長作ですから、「腐っても鯛」。ただ、「腐った鯛」と「腐りかけの鯛」では明らかに商品価値が違います。
見た感じ、4枚は抜歯×4、2枚はそのまま活かすかな。
先ずは1枚目。抜歯ののち整形。
3枚目の処置。
あらかたフォームは完成。
3枚目完成。
あと2枚で完成。これはそこそこ切っ先があるので、抜歯しないでそのまま行きます。
6枚完了で課題クリアー。
こーしておけば、ぶっ立った氷でなければ十分遊べます。
でも、勘違いしないで下さい。完全に腐りきったものを持ち込んで、「これどーにかなります?」的な相談は愚問です。どーにもなりません。
僕に数百円握らせても新品にはなりませんので、あしからず。
マニアの間でブレイクしている(かもしれない)、LYNX(リンクス)の補助輪ですが、トラブル発生中です。
補助輪の素材は3.2mm厚のボンデ鋼を使用していますが、強靱な脚力や硬い岩など、素材限界を越えると、曲がります。
個人的には、「“クニャっ”と逝くのと、“ポキっ!”と逝くのとどちにするか?」の問題。
素材変更や焼き入れ加工により、その様な問題は解決出来ますが、今度は「コスト問題」が発生します。
また、焼き入れで硬度を上げれば、“ポキっ!”に近づき、高いわ折れるわ、どーしよーもないものになる可能性があります。
そんな訳で、“クニャっ”た時は、一旦外して座金やコンクリートの縁石の様な「堅くて平らな所」に置いてハンマーでひっぱたいて下さい。
簡単に戻ります。
現場での対応ですが、ピック同様、曲がったり折れたりしても、その場では何も出来ません。心配な人は予備を持つなど、上手いこと切り抜けて下さい。
とりあず、効果は絶大なので、その利を取るかどーかはその人次第。決して不良品ではございませんのでご理解うえご使用下さい。
段ボール紙ではありません!!(笑)。
で、前回のつづき。
デナリさんの製造ライン。「マニュファクチュア」とは程遠い、「家内制手工業」。
俺押さえる、takuちゃんプレス→俺押さえる、takuちゃんプレス→俺押さえる、takuちゃんプレス→俺押さえる、takuちゃんプレス→俺押さえる、takuちゃんプレス→俺押さえる、takuちゃんプレス、俺押さえる、takuちゃんプレス→俺押さえる、takuちゃんプレス→俺押さえる、takuちゃんプレス→俺押さえる・・・。
「昭和枯れススキ」の世界観のもと、無言の作業が続きます。
で、完成品がコチラ。パッケージ化されてしまうと、切なさが薄まりますが、相当地味な作業です。
あっ、この時期アイゼンについて諸々ご相談を受けるので、過去記事リンクしておきます。
ここも2016 ver.でそろそろ整理しないと。また暇な時。
何故だか分かりませんが、PETZLのクランポンのフロントワイヤーには、ベールが付いていません。
BD・GRIVEL・CASSIN・etc、ほぼ完璧に付いていこのご時世、クソ寒い中、倒れたベールを起こしてセットするのは苦痛以外の何ものでもない。
が、PETZLさんも鬼ではないので、オプションで「トーベイルセーフティストラップ」なる物を用意してくれていました。
しかし、そのオプションが廃盤となりました!!。鬼です、悪魔です!!。
で、担当に泣きついて徹底捜索してもらいましたが、国内外幾ら探しても見当たらない。「ない物はない!」と開き直られる始末。
「えぇ~、ないんですかぁ!?」、メーカーも代理店も何も分かっていません。ユーザーに罵られるのは、全部俺・・・。
でも、もうイイです。そーゆーの慣れました。開き直って「ある時買っておかないお前が悪い!」とユーザーをディスっても解決しないので、少数ですが代替品的なものを作ってみました。
あぁ~、また無駄なな出費だよ・・・。で、今回はMADE IN 福井。
とりあえず、ビルドしないと完成品にはなりませので、これから頑張って組みます!!。
暮れのクソ忙しい時頑張って削ったのに、正月休み明け早々、「片方、逝っちゃいました!」的な話し。
新車納車後、いきなりフロントぶつけますか!?。今期最速・最悪なパターン。Y岡くん、やってくれるよ・・・。
とりあえず、ひっぱたいて曲がりを修正しないとはじまりませんが、ここまで先端が逝くと叩いてるうちに欠けるだろーなぁー。
あぁ~、最先端少しもげた・・・。
「廃車」にはなりませんが、俺の美学がぁ~!!。頼む、そんなにスピード出さなくても、十分刺さります。安全運転でお願いします!!。