2022-23工場長日誌 026(その5)

最後はVASAK(バサック)フルポイント。

で、見るとフロントに比べてリアブロックの減りが激しい。

PETZLさんはフロントブロックのみのパーツ販売可能なモデルがあるので非常に良心的です。

クランポンの傷みはフロントブロックの方が顕著なので、必要に応じてフロントブロックのみの交換が出来る事はお財布に優しい。

しかし、気付いてしまった!。メンテナンス一生懸命やるから新品が売れねぇーじゃん(笑)!!。

まぁ、ボロボロ、ヘボヘボな状態ではお話になりませんが、ギアを大切に使っている人は偉い。「人は裏切るが道具は裏切らない」ので。

2022-23工場長日誌 026(その3)

そんでもって、片方先端曲がりのICE(アイス)。

結構な正面衝突なので、曲がりを直すのは無理ですが上下削って▲出し。

状態良い方と比べるとこんな感じ。

切っ先2mm程度短くなったかなぁ~。

コチラ新品。8枚こなして儲け10Kってところ。

2022-23工場長日誌 026(その1)

どーしてもっと早い時期に持って来てくれないのだろーか・・・。

メンテ6枚、研ぎ2枚、フロントブロック1セット、フルポイント1セット、ヘビーユーザーの場合、1回の持ち込み量ハンパない。

まぁ、早い時期に預かっても、暑いやまだ余裕!とかで、放置なんですけど・・・(笑)。

早速メンテその1。

こんな感じ。

先端修正とポリッシュ。只今、POサービスで儲け1K未満。

2022-23工場長日誌 025(その3)

で、LYNXの方。

セカンドの刻み消失、多分、以前僕が研いでいるなぁ~。

フロントも大分●くなりましたねぇ。

で、左側、削るとこんな感じで▲。右側もこんな感じに仕上げます。

今期のこの世代のLYNXの持ち込み皆様、セカンドポイントのチビリが顕著です。DART front sections(ダート フロントセクション)、在庫あるうちに是非ご検討下さい!

氷面での安定のためには、セカンド、重要です!!。削りまくっても構いませんが、短くなると止まり悪くなので。

2022-23工場長日誌 025(その2)

先ずは先端出し。

先端出しても裏側はこんな感じ。

そりゃーそーっすよ。欠けちゃってるんだから・・・。

で、これから▲出してバランス良く削り出していけばもう完成!!。

まぁ、自分の道具なので好きなよーに使って構いませんが、薄くして刺さりが良くなった分バランサー外して使った方が省エネです(笑)。

2022-23工場長日誌 025(その1)

NOMIC(ノミック)とLYNX(リンクス)。作業内容は、先端修正からのチューニングとフロントポイント、セカンドポイント。

ノミックはデフォルトフルスペックでお使いですが、研ぐなら最低バランサーは外された方がよろしいかと・・・。

つーのも、

ノーマルPUR’ICE(ピュアアイス)ですが、ピックは先端欠損、ひん曲がり。

バランサー&マルトーが付いているので、ヘッドバランスは相当重く、衝突時の衝撃は増し増しなので、ノーマルでも力一杯振って石に当たれば、先端折れたり曲がります。そのうえ、インテーパーで先端薄くするからなおさら。

今までと同じヘッドバランスや振り方じゃないと決まらないなら、お金掛ける意味ありません。わざわざチューンナップして変わらないなら、僕の作業は詐欺まがいです!!(笑)。

こだわりのお蕎麦屋やお寿司屋さんほどポリシーなどございませんが、一応、山道具屋さんにも「おすすめ」ってのはありますので、お気軽にご相談下さい。

2022-23工場長日誌 022-024(その3)

代理店在庫が乏しいTRANGO Raptor Pick(ラプターピック)。1世代前のタイプで1ペア揃えました。

現行Raptor Pick(ラプターピック)との大きな違いは「アッズ&ハンマー装着スロットの有無」。

上のギザギザはさておき、アッズ&ハンマーレスで使うなら特に問題ありませんが、店として在庫が乏しい方が頭が痛い・・・。

在庫欠品・価格高騰、様々な事情で物資の確保が難しいシーズンです。「備えあれば憂いなし」、冬の準備はお早めに!!。

2022-23工場長日誌 022-024(その2)

作業効率上、ある程度溜まって作業した方がイイので3ペア6枚のローテで仕上げています。

1枚ずつこなすのではなく、「何かの片面、何かの片面、何かの片面」と言う感じで、ローテーションで作業が進みます。

GRIVEL ICE VARIO(アイスバリオ)完成。