2021-22工場長日誌 061(その2)

で、当時の選択肢はこんな感じでして、G社 C2N BAIL(シーツーエヌ ベール)を組み込みましたが、なんせワイヤーの幅が狭いので、えらく大変

しかしながら、現在はP社のFIL FLEX(フレックスフィル)がパーツ販売されたことで、楽になるかも?!、

もしかすると、これは知恵の輪レベル!?、

っと思いましたが、開けてある穴の角度との相性が悪く、ワイヤー単体ならイケそうだけど、立体的な構造のフレックスフィルでは色々当たってどーしても落とし込めない。

その原因は穴の角度。

そーなんです、現代アイゼンはパーツ変更で色々なブーツに対応出来る事も売りになっているので、オプションパーツを含めて設計されていますが、当時のアイゼンは単機能。

「全部ヒモ、セミワンタッチ、ワンタッチ」的な呼び方で、何の疑いもなくブーツに合わせて3台持ちが常識でしたから(笑)。

いやぁ~、現代のアイゼンは何とコスパが高いこと!。なんで、賢いユーザーなら、そー言った“オプションパーツの種類の豊富さ”なんてのも、選択肢のポイントに加えておきましょう。

先を見越して選べば、家のアイゼン置き場は狭くて済みます!。まぁ、組み替えの手間は自己負担か、スタッフにお願いしましょう(笑)。

2021-22工場長日誌 061(その1)

『3シーズンブーツにMizoさんのチタンアイゼン、「チタネスク」を付ける』案件、7年近い歳月を経て今回初めてお客様よりオファーを頂きました!!。

(過去記事)

カスタマイズにて再利用 1/3

カスタマイズにて再利用 2/3

カスタマイズにて再利用 3/3

ご使用の3シーズンブーツはTRANGO CUBE(トランゴキューブ)、

前コバ無いので、デフォルト状態では勿論つきません。

2021-22工場長日誌 060

今日はコレから。ELITECLIMB社、SALAMANDRA(サラマンドラ)。

やった事ないヤツだからどんなモンか分かりませんが、ピックは工場長的にはセンター出てないからデフォルト今一。

まぁ、デフォルトに多少難あれど、チューンドしてしまえばしっかり仕上げますので関係ないのですが、日本人的にはなぁ~。

修正やえらく手間が掛る堅さだっりするよりは、難なく作業が進む方が好みですが、あまりにも削ってますと新鮮味に欠けるのでコレはコレで(笑)。

先ずはシャフト角のバランス見て切っ先をリメイク。

この後は一工程余計なセンター出して削れば完成。

このアックスは、かつて無い驚異的軽さですから、各社イベント仕様発注より若干薄めに仕上げてみました。

で、たまたま叩ける機会があったので試打。

そりゃ~、それなりに考えて仕上げてますから、勿論良い感じに決まります。この驚異的な軽さと決まり具合、皆様にも体験して欲しい!!。

マニアの皆様、どこぞのイベントで振る機会があったら是非お試し下さい!!。

2021-22工場長日誌 053-055

バイザー施工がつづきます。RADICAL HELMET(ラディカル ヘルメット)にCTのVisor G(バイザーG)、俺的定番な組合わせ。

完成。

で、SALEWA社のPIUMA2.0(ピューマ 2.0)にも。

コイツは前のツバ外します。

で、同じ工程で完成。

WCのFOCUS(フォーカス)に始まり、SALEWAのPIUMA2.0(ピューマ 2.0)、現在入手可能なのはDYNAFITのRADICAL HELMET(ラディカル ヘルメット)。

頭大きい人でも割とイケる貴重なヘルメットなので、なかなか合うヘルメットが見つからないヘルメット難民な方、お店で試着してみて下さい。

2021-22工場長日誌 051-052

先ずはLYNX(リンクス)のフロントポイント。

完成。

で、SIROCCO(シロッコ)にCTのVisor G(バイザーG)つけます。

グルー充填して受け側固定しますが、

更に脱落防止を。

で、ベースに両面テープ貼って動かないよーにして、

組み上げて完成。

2021-22工場長日誌 049-050(その2)

きれ~に剥がれたGTM。一応、修理可能か問い合わせましたが無理でした。勿論、靴の修理屋さんにも聞いてみましたがやはりコスト的に合わない。

まぁ、発注は「履ければOK!」なんでプライマーなんて使いません。タダでさえFiveTENのステルスソールは剥がれやすいので、もうこーゆー状態なら、出来るだけ剥離しないよーに樹脂系接着剤のべた塗りがおすすめ。

「スニーカー ソール 接着 DIY」で検索すれば、動画なんかもあるので根気よくやりたい人は頑張ってみては?。

2021-22工場長日誌 049-050(その1)

今日は靴の接着です。削っていると粉塵が舞うので合間をみて。

キャラバンさん時代のキャンフォーとGTM。勿論、メーカーさんの修理対象から外れてますし、大枚はたいて修理するなら廃棄処分コースです。

とは言え、「物は大事になさい!」と教わってきた昭和世代にとっては、普段履きやらゲレンデまでのアプローチならどーにかしたいのです!。

で、まずはミッドソールが崩壊したキャンフォー。

貼れそーな所は接着。バキバキに挟んで圧着しまして、

崩れ落ちてなくなった箇所はシリコンシーラントで嵩まし。

普通に修理するなら、ミッドソールを作り替えソール接着しないとイケないのできっと万超えます。なら、普通は新しいの買いますよね!?。

しかーし、接着剤代と手間賃でどーにかなるなら、SDGsの最先端を行く昭和世代の山ヤの皆様は「見てくれ関係なしに履ければOK!」とお考えになるので、コチラもどーにかするしかない(笑)!。

こーゆー作業は「修理」ではございません、タダの接着・・・。出来ればやりたくない作業ですが、まぁ、これもネタなんで(笑)。

2021-22工場長日誌 046-048

SIROCCO(シロッコ)にCTのVisor G(バイザーG)つけます。

SIROCCO(シロッコ)にPETZL WORK純正のbolle Ver.VIZIR(バイザー)つける場合とは工法が違います。

で、ベースと受けネジが外れないよーに、バイザー使わないときは必ずネジで固定しておきましょう。受けネジやベースのみのパーツ販売はありません。

バイザー付けてる状態では、「バイザー+ベース+ヘルメット本体」の厚みですが、バイザー抜くと薄くなるので、保管用ネジは短い物にしておくとネジが突き出ません。

で、2名様分削ります。

PETZL、ICE(アイス)。

で、GRIVEL、 ICE BLADE(アイスブレード)。