直近の遠足 その2

前日の邪悪な雲は飛び、南国気分満喫。やはり、南の島は楽しい。

P5311683

お仕事で来ていますが、待ち時間はウロウロして石灰岩調査。露岩している場所は柔らかい部位が溶け、思ったよりも堅い。やや低いですが、この周辺ならルート作れます。但し、島のシステムが分からないので、勝手に変な事しちゃイケませんね。全然登られていませんから、触感もハードです。

P5311687

地上の現場が終わると地下です・・・。

P6011688

カメラが回っているのでフラッシュたけませんし、ビショビショなのでマメにシャッターなど押していられません。TV撮影なので大量のライトが入ってキレイなこと間違えなし、今月放送予定なので、放送日が公開されましたらお知らせします。

直近の遠足 その1

このところ、イベント続きでかなりヤバかったが無事5月を乗り切った。最近、山ちゃん記事に依存していたのは手抜きではございません。所謂、「圏外」なのでやりよーがない。そんな訳で、あっと言う間に3回目の島上陸です。

P5301673

プロペラ飛行機も何のその、3回も来れば常連、「余裕」と言いたい所ですが、有視界飛行の滑走路はいつも「条件付き!?」、着陸するまでドキドキです。

P5301678

今日はまた珍しい物発見!。島のポテンシャルは計り知れない・・・。

P5301682

それにしても邪悪な雲ですが、僕は次の現場までたどり着けるのか?。飛行機が着陸しなければ、行くも帰るもない、恐ろしい現場です。(つづく)。

夏VEST、BESTはどれ!?

ウィンドストップ系のベストがそろったので紹介しようそうしよう。
さて、これからの時期のベストで、ちょうどいい厚さや機能性を発揮する商品はどれか?単純な疑問から実際に着比べてみた。

バーグハウスIMG_6511berghaus:SELLA VEST @15,750
berghaus:SELLAⅡ VEST @21,000

モンチュラ
IMG_6514MONTURA:MIRA VEST @22,050

サレワ
IMG_6513SALEWA:INDRA VEST @10,500
SALEWA:MAREE VEST @11,550

以上がお勧めのウィンドストップ系ベストだが、それぞれの違いについて比べてみる。
まず生地の厚みだが
バーグ(二種)<サレワ(インドラ)<モンチュラ(ミラ)<サレワ(マリー)
といった感じだ。
バーグ(二種)インドラはほぼ同程度だが、バーグ(二種)にはウィンドストッパーが使用されている。ミラは背面と、肩部から腹部にかけて生地にポーラテックパワーシールドプロが使用されており多少厚みを感じる。またマリーは半フリース地になっており全体の中で一番厚かった。
生地の固さは、ほぼ厚みと同じ結果となったが、インドラよりミラの方がややしなやかに感じた。
伸縮性はどれも十分で特筆すべき事はない。

特殊性として、インドラはポケッタブルで持ち運びに便利という点があげられる。また、唯一ダブルファスナーを採用している。バーグ(セラⅡ)は襟にゴム紐のドローコードが入っており強風時に締めることで風の侵入を防ぐことができる(ただし息苦しい)。バーグ(セラ・セラⅡ)の違いとしては前述の襟についてと、縫製の違い、価格差(五千円)があげられる。それ以外は大した違いは無いため、個人的には前者がお勧めである。

さて、今回のタイトルにベストなベストはどれか?というアホなもんをつけてしまい尻すぼみ感がハンパではないが、まぁ今夏は上にあげた5種から選べばほぼ間違いないでしょう!でわでわ。

新、ジェーット!!

当ブログでもたびたび登場してきた、ジェットボイルSOL系
若干の仕様変更を経て新モデルの発売が開始されました!

h-1-jb001-100
ちょっとお高いイメージでしたが価格もだいぶ下がりました。
少ない燃料、少ない重量、少ない時間でお湯を沸かすプロフェッショナル。

SOLチタニウム一台いかがでしょうか?

お湯を沸かす以外での使用はアルミ素材のSOLをどうぞ!!

■購入は店頭またはデナリネットショップまでどうぞ!!

沢登りのアシモト5~サワタビ・エピローグ~

沢靴特集の最後は足袋の特徴について書く。
P5112031我が愛機である。はっきり言って沢足袋に死角なし!沢足袋ほど洗練された道具はないだろう!!ハァハァ。

・・・おっと失礼、沢足袋を愛するあまりさっそく無意味に偏った意見になってしまった。まず最大のメリットはそのコストパフォーマンスの高さだろう。沢靴の二分の一の値段で沢靴の二倍以上の耐久度を誇るとっても過言ではない。靴全体がネオプレンでできているため多少穴が開こうが問題ないし、その保温力が水中でかじかむ足にうれしい。勿論沢靴であってもネオプレーンソックスを履くことでそこは解消できる。
沢靴ではソールや本体の硬さが長所だと書いたが、逆に沢足袋のそれはかなり柔らかい、しかしそれがまた長所だったりする。つまり、足裏に地面の感触を直に感じることとなるが、岩の上ではは足裏で岩をつかむように歩けるためフリクションの効きがいいように感じる。また、足首の可動範囲がとても多きいためクライミング時にもストレスが無い。
着脱に関してもジッパーとベロクロの単純設計でとても楽だ。勿論途中で脱げてくることはまずない。しかし、脱ぐときが少し大変で足がつる事しばしばである。またつま先の防御力が著しく低い事も弱点だろう。つま先を石にぶつけるとかなり痛い。私も何度か石を蹴っ飛ばして爪を割った。
また、ホームセンターで売っているザ・足袋みたいな普通の足袋も使用可能であるが、その場合は草鞋の装着が必要と感じる。草鞋については4回目を参照してほしい。
あとは好みの問題だが見た目である。なるほど確かに沢足袋は形からして古臭くてださい。山ガールなんかが闊歩する丹沢山塊において、沢足袋は笑いものでしかないだろう。いや、山ガールが沢足袋をはけば・・・。いやいや山ガールは沢なんかやんないっすよね。

さて全6回の連載となったわけですが、これから沢登を始めたい、でもどんな靴を履けばいいかわからない・・・。そんな人の為にかなり個人的な意見も交えて書いてみたが参考になっただろうか。もっとも歩く技術があっての道具である以上油断は禁物である。まぁ究極的には裸足こそ最強だと思わなくもない今日この頃、沢人口の増加を願って締めくくりたいと思う。