カバーパンツ(オーバーパンツ)の「2WAYジッパーでサイドフルーオープン仕様」なパンツに大活躍なアイテムをご紹介します。
詳細に移る前にちょっとだけサスペンダー事情を。
サスペンダーは「ずり下がり」や「ウエスト周りの締め付けを無くしてくれる」カバーパンツにあると便利な機能。
もちろん、ハーネス着用時邪魔になっり、パッと履きたいときに手数が増えてしまいサスペンダーがいらないという人もいますが、取り外し可能なモデルも出ていますのでそこはユーザー様自身で設定していただければOKです。
しかし、仕様やデザインがいいサイドフルオープンモデルにもサスペンダーが付いていない商品があります。
そんな商品がサスペンダー付きモデルだったらなと思うときはこの商品。
■モンベル「クイックサスペンダー」¥2,700+税
重量/77g
カラー/ブラック
4ポイントと3ポイントがでていて、サイドフルオープンモデルには4ポイントがオススメです。
フルオープンのパンツの前側パネル4箇所にサスペンダーを取り付けます。
パンツの上部両側のサイドファスナーを下げるだけで、おしり部分の生地がペロンと下に落ちるので、用足しの時に便利なんです。
これがドロップシートサスペンダーシステム。通称DSSシステム。
もちろんその時もサスペンダー機能は維持されていますので、シェルパンツが下に落ちなくて快適です。(3ポイントは後ろ側を外した際にパンツが下に落ちてしまい、またサスペンダーを取り付ける時にも背中側を取り付ける事になるのでちょっと面倒)。
これは希ですが、ハーネスを脱がなくても用足しができます。
ハーネスも後部のゴムバンドが簡単に取り外せるものだと、尚更相性がよくなってきます。
ちなみにく風雪が強くなってきたりしてカバーパンツを履くときは、
靴やアイゼンを履いたままカバーパンツのサイドジッパーを完全に開いたら、
万歳をしてサスペンダーに手をくぐらせて被ればサイドジッパーを閉めるだけです。
パンツへのクリップは簡単かつ滑りにくい仕様。
角度を90°変えるだけで開閉します。
ゴムテープの長さ調整も同じ容量で角度を変えるだけ。
最新モデルは背中のパーツも柔らいパーツになり、背中に干渉しにくく調整しやすい仕様です。