コング「キサ ショックアブソーバー」

複数回使えるショックアブソーバー。
KONG「KISA SHOCK ABSORBER」¥1,760(税込)
重量/約62g
ロープ対応径/9mmまたは11mm

ロープは9mmと11mmが対応となりますが、
ロープの使用状態や加工によっても流れが変わります。

9mm前後は9mmポジションでセットして、11mm前後は11mmポジションでセットしてください。
それぞれの通し方で穴にロープを通したら、本番で落ちる前に安全な環境でテストをしてください。
ちょうどよく流れてから止まるロープになっているか試してから本番で使用してください。
鎖場や貧弱な視点の時には支点側の負荷も軽減されます。
ちなみに11mmと9mmポジションでは穴通しを1つ減らすことで、アイスモードというよりロープが流れる設定も可能です。

当店で8.5mmハーフロープでテストしてみました。
フィックスされた鎖場通過を設定として、

落ちる前はこの位置のキサが、

落ちると、腰への衝撃は少なく、ここまで移動しました。(支点より若干低い位置からの落下)
1回大きな負荷が掛かるとロープ径によりますが、ロープがかために固定されます。
大きな移動があった場合には次に負荷が掛かる際の流れ幅を作る為に初期の位置に戻してください。

このタイプは蛇腹状のショック(エネルギー)アブソーバーと比べるとロープを元の位置に戻せば繰り返し使えるのが利点です。
よく流通している蛇腹状のタイプは基本、EN958規格適合やPPEだったりと信頼性は格段に上がり、負荷が掛かると特殊な縫製が裂ける事によって蛇腹が広がりショックをやららげてくれますが、広がってしまえば再度使用は不可能となります。

ここで上記でも少し出てきましたが注意点です。
すべての構成や使用方法をテストすることは困難なようで、
PPE(個人用保護器具)には属しませんので使用の際はご注意下さい。
また、ヴィアフェラータ用のエネルギーアブソーバーはEN958規格の適合が必要ですが、こちらも規格外となります。
何度も使用できて使い勝手はいいですが、個人で責任を持って安全に使用してください。

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