第5回モンチュライベント報告

2013年5/25(土)・5/26(日)に行われましたエアモンテ(株)様主催、『第5回モンチュラ登山教室 ≪初心者のためのクライミング教室in小川山≫』は、多くの方々にご参加頂き今回も大盛況!。ご参加の皆様、2日間ご苦労様でした!。

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ガレージセルや虫干ししている訳ではございません!、ココ重要!、「勝負師」集う『お楽しみ抽選会』はいつ見てもイイ物ばかりです。

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個人的見解は、「核心」がココ。今回は参加者の倍以上アイテムありましたから、選択肢も多く、皆さん目移りしまくり。このピリピリ感が勝負魂に火をつけます。

ちなみに、登っている写真が無いのは、遊んでいるからではございません!。参加者・講師ともにバリバリ活動しすぎて余裕が無い・・・。「モンチュラ登山教室」は、ホントに初心者の方なんかは是非参加してもらいたい充実のお教室なのです。

次回は、11月にクライミング・来年1月にアイスクライミングのお教室がございますので、リピーターを含め、皆さん振るってご参加下さい。「満員」による締め切りが段々早くなってますから、「負け」はございません、お早めに。

<他の情報網も駆使して下さい>

エアモンテ(株):http://www.airmonte.co.jp/

サミットガイドオフィス:http://homepage1.nifty.com/summit/index.html

成田賢二山岳ガイド事務所:http://www.narita-kenji.com/

山岳ガイド庭野正和:http://myclimb.web.fc2.com/

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沢登りのアシモト1~ふえるとそーる~

 初回は『フェルト』について書く。
 フェルト底の渓流シューズは、沢登りにおいて概ね主流であり安定したフリクションが確保できるため、最初の一足目におすすめである。
 以下にソールの特徴をまとめた。

P51120331.フリクション
 フェルトの摩擦力はその水はけの良さによって得られる。何故か?それにはまず『濡れた床や氷の上だと何故滑るのか?』を知る必要がある。簡単に言うと靴の接地面と床面との間に水膜が発生し、摩擦力が無くなる事が原因だ。もっと解りやすく言うと、ビー玉を敷き詰めた床を歩いてすっころぶようなものだと考えるといいだろう。
 つまり、水はけが良い=水膜を作らない=摩擦が生まれると言うことである。その為濡れた足場に摩擦力を生み出すことが可能であり、仮に十分なフリクションが得られない苔の密集したヌメヌメの岩でも、多少のフリクションを確保することが出来る。
 しかし、泥など細かい粒子がフェルトの生地に入り込むと水はけが悪くなり、接地面の摩擦力は極端に低下する。その為、行動中もしばしば足踏みするなどしてフェルト内から泥を洗い出す必要がある。余談だが、フェルトのモジャモジャによる接地面積の大きさは摩擦力の大きさとは関係無い。
2.耐久性
 摩耗はするが、フェルトが消しゴムの様ににどんどん薄くなるだけで、フリクション性の低下は殆ど無い。しかし下山等で使用するとその減りは凄まじく1年足らずで下地が出ることは間違いない。長く使い続けたいのなら下山用の靴を用意するのが無難だろう。
P51120471cm程度のフェルトが貼ってある。これがあるうちは大丈夫だ。
3.メンテナンス性
 活動後の洗浄だが、フェルトの場合、ブラシでゴシゴシ擦りまくらないと生地に詰まった汚れを落とすことは出来ない。勿論、完全に汚れを落とすことは出来ない。

以上。

でなりオフ会

業界関係者の試練の場、『でなりオフ会』と言えば格好がいいが、皆さん、集合時間早すぎ!。これでは「暇な人」調査じゃん・・・。で、名刺交換なんかしたりして「付き合いも仕事」的な感じで取り繕う。

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本来、テーマを決めて『○○の会』で激しい論争を繰り広げるのですが、「忙しい」私は今回はテーマを考える余裕が無かった。で、今回ご参加の「暇な人」、記念写真ね。

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今回参加出来なかった業界関係者の皆様、年に1度(ぐらい)の還元キャンペーンなので次回は是非。う~、まだ気持ち悪い・・・。

何でこんなに来るかなぁ~(ぎあくえ)

今度のFWで展開されるBOREAL社 Arwa Bi-Flex M’s L’s(アルワ バイフレックス男女)ですが、見てみたい人集合!、今店にあります。

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お客さんに頼まれたサイズを貸してもハズが、ガッツリ送られてきた・・・。何でこんなに来るかなぁ~、担当者は親切なのか不親切なのか分からん。まぁ、「押し」と言うことは間違えございませんね。

今日は『でなりオフ会』にくわえ、J・A・G・Uの集会もあるらしーので、四谷はどM指数が上がる。こーなったら、なり振り構わず履かせてやる!!。

今あるサイズは、女性:UK5.0/5.5/6.5、男性:UK7.5/8.5/9.5です。最近の冬靴は軽いが寒い。やや時代に逆行しますが、「温かいシングルブーツでテクニカルにも対応できる」なんて代物、なかなかありません。

1週間ぐらいはお借りするつもりですから、見るのも履くのもタダ!、冬も終わりですが、色々考えてしまった皆様、来シーズンに向けてどーすっか?。

縦ログコレクション

この前に行って来た富山の縦ログです。谷間の衛星捕捉は課題ですけど、3D化すると楽しい。

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大抵、面倒臭いので取りつきで電源OFFですが、やはり、なかなか行けない所だとイイ記念になってよろしい。操作は簡単、電源入れておくだけ。後は終了後にGPSのスイッチを切ってPCに取り込んで3Dボタンを押せば、縦ログコレクションの完成!。

「先週何してたっけ?」なんて記憶が飛びまくりの多忙な方は絶対オススメ!。横ログも好きですが、今後はもっとしっかり縦ログコレクションも増やそう!。

沢登りのアシモト~ぷろろーぐ~

 桜はあっという間に散ってしまいましたが、ついに我が部にも新入部員が入りようやく春が来たという感じです。そう、春です。沢登りのシーズンインじゃあないですか!!まぁ個人的な希望とか野望を言えば、冬季もバリバリ沢をやりたいなぁと思っているのですが(その為のアイスクライミングであったり・・・)。
まぁそろそろ冬山気分から切り替えて沢登りの話題と行こうじゃありませんか。

 さて、沢登りで最も重要な装備は何か?それは、服でもなくザックでもなくガチャでもなく・・・靴ではないだろうか。勿論歩く技術は必要だが、靴の特性や能力を理解していないと、楽しい沢登りも滑って転んで青あざ作りのドM山行となるわけだ!
  と言うわけで、最初は三回に渡って特に違いのあるソールについて書いていく。沢登りで使用する靴のソールは大きく分けて『フェルト』『ラバー』『藁』の三種類が挙げられるが、現代の主流はフェルトとラバーである。いずれも水分の水気のある岩場や沢床を歩く為に作られているが、勿論それぞれメリットとデメリットが存在する。そのことについて説明していきたい。

四、五回目は靴のタイプについて書く。大きく分けて『靴』と『足袋』の二種類あるが、実際の所どちらを選ぶかは好みによって大きく左右されるのだが、その選択の要点を挙げたいと思う。

果たして、当ブログの読者に必要な記事かどうかは多少疑問ではあるが、まぁ何かの拍子に検索して引っかかればいいと思う。
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増援補給部隊到着

何時も弾切れスレスレ状態なSportiva社 BOULDER X MID GTX(ボルダーエックスミッドGTX @25,800)ですが、増援補給部隊到着、いよいよ大量入荷です!。

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ご覧のよーに、今はガッツリあります!。が、油断しないで下さい、スグに貴方のサイズはなくなります・・・。ちなみに、ご予約頂いております順位5位ぐらいまでの方は安心して下さい!、長い間お待ち頂いて入手の喜びも倍増!!(笑)。

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フリー在庫もございますので、お探しの方は是非。

新しい道具が届くとうれしい

京都の道具屋さんに注文していた荷物、もー来た。新しい道具が届くとうれしい。

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ブツはコレ、包丁です。

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身卸は今作ってもらっているので、1ヶ月ぐらいしたら来る。これまた、悶々として待ち遠しくて良い。

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「鋼が○○」、“霞”だことの“本霞”だことの、包丁の世界も奥が深い。ちなみに、去年の12月から色々妄想していたので、半年は楽しめた。次は「研ぎ」でも研究してみるか?。

で、新しい道具買ったので、実戦用の獲物確保が急務となりました。僕は水産事業部の仕事がしたいので、スタッフの皆さん、シフトガンガン入れて下さい・・・。

食べられるか食べられないのか、そこ問題。

今日はお昼食べれるかな~
食べれないかな~
お悩み相談、人生相談!?中、にこっそりと書いています。

新商品がぞくぞく入荷しています。
今年のSSはソフトシェルとベスト祭りといった感じ。
随時、新商品をバックルームとネットショップでアップしていきたいのはヤマヤマですが・・・
オーナー書いているよーに、二人ではそんな時間ありましぇーーーん。

なのでザっと雰囲気だけ。
各メーカーの薄手ソフトシェルがいいです!!
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こちらも先日オーナーがウエアの「お悩み相談所」で書いていたように、
素材、カッティング、色、メーカーの3、4拍子が揃っている的な。

落ち着いて、ネットショップにアップできたころには、イイサイズが在庫切れな状態に陥っていそうな・・・。
ごめんなさい!
詳細スペックは店頭にて説明致しますので店に来てください。

ブログは5分でおさらば~。
手抜きではありません!さてと次の仕事~。

工夫なウエストベルト×2

今回、ご紹介する商品はウエストベルトに一工夫ありなザック。

一つ目のザック↓
Lowe alpine 「Alpine Attack 45:55」 @19,950
こちらのザックはシンプルな一本締めザックですが、
アルパイン使用を想定した機能をギュッと詰め込んだものになっております。
メイン気室のバックルはロック機構を採用。
アックスホルダーも使わない時は固定できたりと細部にこだわっている。

ここで本題のウエストベルトについて↓
ウエストベルトは二重構造になっていて、専用のウエストベルト収納スペースがさりげなく付いています。
『M社から出ているザックでパッド厚のウエストベルトを外して、細いウェビングベルトを付けるなんかもありますが、
取り外したものを持ち歩くのか、家に置いていくのかなど悩みはある。』
このザックのウエストベルトは簡単な操作で3変化する。
しかもパーツは本体から分離しないのでどこかにしまい忘れたなんてことは無い。

1.荷物の重量が重くてハーネス非装着時にはパッド厚のウエストベルトを使用し腰で背負わせる。
2.ハーネス装着時(ギアラック使用時)に、パッド厚のウエストベルトだけ専用スペースに収納してV字の2本のウェビングベルトを使用し荷物のブレを軽減して肩で背負う。
3.両方とも収納し、ギアラックへのラッキングのストレスを少しでも軽減しウエストベルトなし状態で肩で背負う。

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2番の状態では上の写真でもおわかりのように、V字ベルトの割れ目からハーネスのギアラックが使える。
※写真はカンプ「AIR CR」サイズSです。全メーカーのハーネスのギアループが全部綺麗に出るかは、わかりません。

このような観点でウエストベルトを工夫したザックをもう一点。
SALEWA 「Peuterey 42」 @19,950
このザックのウエスベルトは取り外し可能。
パッド厚のウエストベルトは切り込みが入っていてギアループ手前側が一つ出る。
IMG_6510※この写真もカンプ「AIR CR」サイズSです。

でもこの手のものは、ザックをおろす時にたくさんラッキングしたままだと、ギアがウエストベルトの粋な穴に引っかかってなかなかザックをおろせない。
特殊ジャンルは粋ですが、すべて◎とはいかない。何に重点を置き何を取るかだと思います。

ちなみにMAMMUT「リチアリチウムも片側抜けていますが、この容量では肩で背負うで十分リットルなので今回はスルーです。