デコデコ製作 その1(水産事業部化計画)

流行病の件もありしばらくなりを潜めていた水産事業部ですが、隠密行動の必要も無くなったよーなので再開です。

先日行った新島キンメ、「深場会」のメンバーからお声がかかり、10年ぶりに道具入れて爆捕り成功!!。

なかなかの出来高なんですが、とれたらとれたで後処理が大変。スタッフ分は完全処理で持ち帰るだけにしてあげて、配送4件、宅急便5件。某山小屋では岩魚を食べ飽きたスタッフのための小屋閉め前宴会用食材となるハズです・・・。

で、少しは山業界にも貢献した気になったので、今度は海。深場師必携のDC/DCコンバーター、通称“デコデコ”の製作依頼が入ったので2022ver.を組んでみよう!!。

2021ver.は12v→24v/15Aで組んだが、いかんせん、船電源に皆でぶる下がると電圧が落ちる。「小型&軽量」「正義」です。

「安定出力と低コスト」を両立させるには、コンバーターの入手経路が核心ですが、そんな課題をクリアーしたユニットがやっと見つかりました。多少の怪しさ何のその、みんな大好き中華製!!。

そんな訳で、一回り大きくなりますが、2022ver.は12v→28v/20Aで組んでみます

2021ver.で外装と配線は確立しているので、わりとサクサク仕事が進みますが、新製品なので前作以上のスペックにふさわしく「in-outの電圧計とヒューズ仕様」にしてしまったので、またコストが・・・。

とりあえず組み上がりましたが、最終的には船の電源環境に頼らざる得ないので、現場行ってテストだな。言ってみたかったヤツ、「仕事なんで」・・・。

このブログに辿り着いた24vユーザーの方、デナリ水産(仮)にて販売予定!!。如何っスか??。

う~、手が魚臭い・・・。

アークテリクス「アトム LT フーディー」21FW新色入荷

表現するのが難しいほど、きれいな色が入荷しました。


【Women’sモデル】
ARC’TERYX「ATOM LT HOODY」¥30,800(税込)
カラー:Verra
サイズ:XS~M

【Men’sモデル】
ARC’TERYX「ATOM LT HOODY」¥35,200(税込)
カラー:Timelapse
サイズ:S~M

構成はアトムLTジャケットと同じです。
詳細はこちらから過去記事をご確認ください

しばし、シルエットをご堪能ください。



ここ数年で中間着は大幅に変わりましたね。

カンプ「アイスマスター ライト」新作入荷

約一年前にサンプルチェックをさせていただき感動した製品。
外観はよくあるチェーンスパイクですが、今までの物とは少し違う期待通りの商品となって誕生です!
「ゴム厚」「スパイク数」「スパイク長」「重量と嵩」
のバランスが素晴らしいNEWチェーンスパイク!

CAMP「ICE MASTER LIGHT」¥6,820(税込)
◇素材:
・ステンレススチール
・シリコンラバー
◇サイズ/適応ブーツ/重量/カラー:
・S/EUR36~38/270g/パープル
・M/EUR39~41/278g/オレンジ
・L/EUR42~44/292g/ライトブルー
・XL/45~47/302g/グレー
※サイズにより補強箇所のカラーが変わります。
※ブーツの形状によってはサイズ表に当てはまらないこともあります。
※UK、USサイズは下記をご参照ください。

それでは冒頭の各バランスについてです。
【ゴム厚】
厚すぎず、薄すぎずの厚さ。
ゴムが厚くなると丈夫になりますが、装着するのに伸びが悪くて手間と力が必要になります。また重量や嵩も増してきます。ゴムが薄いと装着が楽だったり、軽量コンパクトになりますがゴムがすぐに切れてしまいます。
この「アイスマスター ライト」いい厚みなんです。

また、近年モデルと同様に金属とラバーのつなぎ目箇所は補強されていますので、安心して使えます。

【スパイク数】
前足に8個、

後ろ足に5個の

計13個のスパイクとなります。

ここで注目したのが後ろ足の5個となります。
よくあるモデルですと3個ほどものが多く下山時に滑ってしまう事例があります。他社モデルでも後ろ5個配置はありますが値段がお高くなってきます。
この「アイスマスター ライト」ありがたい設計なんです。

ちなみに後ろにもワイヤーバーが付いていますので、より外れぬきくなりました。
※写真はネパールキューブEUR42にXLを付けた状態。サイズ表通りLも装着できます。

【スパイク長】
こちらも長すぎず短すぎない長さのスパイクの長さになります。
長すぎると歩行に慣れが必要となり、短すぎるとトラクションが効いてきません。
この「アイスマスター ライト」登山で非常に使いやすい長さとなります。
パッケージには13mmの爪が13個記載してありますが、

最後部の3本は若干大きく長めになっています。

【重量と嵩】
ここまで見てくるとゴム厚、スパイク数、スパイク長と登山に適した仕様になっていました。
最後に大切なのが一日中履いているものではないので持ち運びの観点も大事になってきます。
このコンパクトさと軽さ。

そしてケースもよく考えられていて、大きなハンドルを持ってファスナーをひける開閉の簡単さ。

出し入れも全開フラットになるのでとても簡単です。

カタログを見るとアイスマスターシリーズで4モデルありますが、
この「アイスマスター ライト」
どこをとっても、まちがいなく今期一番のおすすめチェーンスパイクとなります。

ネットショップはこちらからどうぞ!

2021-22工場長日誌 011-012

先ずはBLADE RUNNER(ブレードランナー)のフロントベールのカスタマイズ仕様依頼。

この作業は「穴への落とし込み」核心なのでDIYの方は指先にご注意を!。

また、純正ベールでフロントの穴位置を確認してから落とし込まないと「入れ直し」になりますが、無理矢理入れてるよーなモンなんで、一度入れてしまうとまぁー抜き憎い!!。ココも注意しましょう。

つづいてピックの修正。

ちなみに、1番の刻み前に棒ヤスリを入れ過ぎるのはおすすめしません。

切っ先が僕には▲ではく■にしか見えません・・・。

深くしすぎた溝を底上げ。それに伴い、前側も削って形を出すので僅かですが切っ先を無駄に落すことになります。

今回はギリセーフ、この次は抜歯かなぁ~。