「マッチング」とは(でなりらぼ)

「○○に××合いますか?」的な電話がかかってきたりしますが、そんなの、知りません、分かりません!。マッチングなんて千差万別、実際の所、合わせてみないと「ベストな状態」など判断しかねます。延々と人生相談の如く電話口で「遠いので」とか「重いので」とか言われても、僕には関係ない!。自分が来られないなら靴とアイゼンだけでも来いよ!!。

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で、物わかりのイイお客様の靴は、保護者なしでもちゃんと来ます(笑)!。こちらも大層な仕事をしている訳でもないので、ちゃっちゃと合わせてみればイイだけの話。

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結果報告はこんな感じ。

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宅急便業者には金銭対価を請求されますが、そこそこ手間がかかっても僕に小銭をくれる人はまずいない。勿論、先に大銭頂いてしまっているから無理ッスよね!。で、次は何でしょう?。

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「これに、これで、これを入れるとどーなるか?」です。

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左ノーマル、右ターンイン。遠目には分かりませんが、フロントブロックは右の方がセンターに入り込む訳で、「ベター」より「ベスト」をお望みの場合のみご使用をお勧めします。

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ヒールの隙間も完璧。ただ、ターンインプレートは裏返しても止まらないので、ケツに刺さらないよう処理が必要です。ネジ止めしてトレーニングモードでのご使用も、すぱっと切って楽ちんモードでのご使用もお好きな方をお選び下さい。

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デナリさんは「6,7割女性客」という現実がある限り、白魚の様なその指が穴だらけになるのは断固阻止します!!。男の子ですものっ!、頑張りますぅ!。

ノミック、SuperDry ver.(でなりらぼ)

自分の登りと反比例!?、人工ものは年々充実しております。今年も赤岳鉱泉さんアイスキャンディー岩根山荘さんアイスツリーは進化を続け、「ドライの壁が凄いことになってる」らしいので、作戦を立てなければヤバイらしい・・・。

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そんな訳で、素早いお客様のスーパードライ対策として、ノミックにDry用ピックと楽持ち箇所を増やすためクオークのトリグレストを増設させて頂きました。Ice用ピックはそれなりに。

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やはりかぶりものは色々なところが持てるハンドル有利です。そんな訳でまたまた在庫処分。BDの旧オレンジフュージョン@29,400(店内在庫5庫本)を半額の¥14,700で!。この手の使用では十分役に立ちます!

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あと、旧灰色バイパー・ハンマー @23,730が2本残ってます。こちら1本¥10,500で。

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お好きな方、どーぞ。

もう少し強いのをお願いします(でなりらぼ)

これやると休眠在庫が増えるので泣きたくなるのですが、「とりあえずビール」では満足出来ないマニアから大量発注が来たので、今年も作って頂く事にしました。『#68367、旧クオークカスケードピックをアナコンダに付けてみよう!』です。

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1番上が純粋な#68367。に、ステンレススペーサーを作ってもらい鋳物ボディーにアルゴン溶接、クリッパーに引っ掛ける14mmホールで完成。それを8mmボルトで止めれば着きます。

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少量では職人さんに申し訳ないので、今回は16枚、8Pair分のオーダーです。既に5セットは予約済みなので、あと3セットございます。ラムが1枚¥6,867で工賃が7Kですから、1枚1.4万円はしません。2枚でも3万円でお釣りが来るので大変リーズナブル!。これを薄く仕上げた日には驚愕の刺さり心地、安いか高いかは貴方次第です!。だから「もう少し強いのをお願いします」なんて言うから、お客さん「飲み過ぎですよ」・・・。

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ほれ、完成品。鋳物なので元の個体差があるので、8mm部分は棒ヤスリで微妙な削りを入れるべきでしょう。一応「アナコンダシャフト角」で出していますが、ナジャ系やコヨーテにも装着可能、ただ、こちらも「ベストな角度出し」はヤスリで調整になります。また、ボルトナットはステンレスよりクロムの方が軽いです。ホントに欲しい方にはちゃんと説明しますのでご相談下さい。

道場破り(でなりらぼ)

最近、道場破り、イヤ、工場破り!?がちょくちょく現れる・・・。

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ピッケルのアッズ落としてミニハンマー付けてるよ・・・。「ぎゅ~ん」て削ってハイ出来上がり!。

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「アホだ・・・」とっお思いの皆さん、某代理店さんが本国にオファー前にサンプルを制作してるだけです。まぁ、普通は会社の倉庫にグラインダーや溶接機などありませんが・・・、まじめに仕事してるのです(笑)!。そーゆー訳で、僕もツナギ着て遊んでるのではありません。一応、デナリの「1番偉い人」兼、工場長なだけです。寒くなってきたせいか、このところやたらオファーが多いので、イイ仕事をお望みの方は時間に余裕をもってご依頼下さい。

金は貯まらないが金属は溜まる・・・(でなりらぼ)

金は貯まらないが金属は溜まる・・・。水産事業部で新潟に通い込んで遊び呆けて散財、金は貯まらないが金属は溜まる・・・。鬱です。こんなモン、気持ちの問題!、ヤル気になれば一瞬。

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言っておきますが、やっつけ仕事は絶対にしません!。工場長、かなり「こだわり」な訳で、気持ちが乗らない時には絶対に仕事は請けません!。例えスタッフの物でもお金は頂きますが(スタッフ割引あり)、もらってしまったら最後、『失敗』の文字は辞書から抹消、えぇ~、失敗したら自腹じゃん!、結局、僕のせいでしょ!?・・・、腹くくらないとやっていられません!(笑)。そんな訳で、正規料金且つ早い依頼の物からやる。業界関係者の癒着に満ちたブツなど触りたくもない!!。

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まず、線引きま~す。で、削りま~す。で、比べま~す。

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で、ハイ、1Pair完成。

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溜まりに溜まった金属も1日2Pair4本までは集中力が持続出来る。それ以上になると精神が病む。荒んだ心をリフレッシュするために、また旅に出てもイイでしょ~か?。探さないで下さい・・・。

とりあえずビール的な(でなりらぼ)

こちらSimond社のanaconda CUP(アナコンダ カップ)。シャフト・グリップ細め、くびれたベンディングチューブがエロい・・・。

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myこんだは、P社のカスケードピックにステンレススペーサー+アルゴン溶接+14mmホールと職人技を駆使しているので相当お金をつぎ込んだ。 そんな事すればラムだけでも驚愕プライスです(笑)。勿論、当時はあまり気に入った物がなかったので、ココの出費は仕方ない訳ですが、最近のブツは出来が良いので、お客様には「新しいの買っちゃえば?」と気楽に言えるよーになった。ただ、「どーしてもアナコンダだがイイ~んです!」など僕の説得をものともしない強者がいるから困る。ちなみに、僕とお揃いのいじくったラム2枚で新しいアックス1本買えますけど・・・。

あ~、面倒臭い!。分かった、「とりあえずビール」的な感じで「とりあえず削る?」って事で妥協しません?。ちなみに、貫通力は上がりますが、バーチに弱い角度と長さはどーにもなりませんけど。そんな訳で、「とりあえずビール」頼んで失敗はありませんから、任せて下さい!。

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先ずはこのダサイ形をどーにかしよう・・・。罫書いて頭を落として今風にします。

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で、何時ものよーに厚みを落とせばホラ、完成!。

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ちなみに、言っておきますが、職人気質な工場長は気分が乗らない時や気にくわない仕事はしません。「12月直ぐ使いたいの!」なんて言ったって嫌なものは嫌。絶対イヤ!。「え~、じゃぁ、気分乗って下さいよ~!」なんて勝手な事言いやがって、仕方ないから、ノリノリでちゃちゃっと終わっちゃたじゃねーか。

アッズ研究会3/3

ブツは納品済みですが、まんま放置されていたこの前続きを。売上の方は結果、作業してても変わらなかった。まぁ、そーゆー日もあります、イヤ、そんな日ばかりか!?。そんな訳で、罫書いた物をバイスグリップで挟み込んで切断作業。

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この手の切断はグラインダーの逆持ちしないといけないので火花が凄いです。派手な割に地味な作業、塗装焼けさせないように徐々にカット。で、荒削り完了。おお~、それっぽいね。

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荒削りで形が出たらあとはちょろちょろ削って仕上げますが、ここから一番重要。

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ここからの格闘は読者にはどーせ伝わらないので、いきなり完成です。

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こちらも50gぐらいで仕上げてみました。工場長としてはnew typeの仕事でしたから、割と楽しめた(笑)。Kさんご馳走様でした。

アッズ研究会1/3

こちらDMM社の新製品、Apex(えいぺっくす@35,750)でございます。レベルの後継機種?。質実剛健、なかなか格好イイ。展示会で見ていなかったので貸してもらいました。

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ただ、今日のお題はこの話ではなく、「~のアッズ」についてです。とりあえず、色々見てみよう!。

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ほほー、それぞれ特徴的ですが、リニュアルされたクオークのアッズは今風じゃないことに気づきません?。で、今回はそんな所に気づいてしまったお客様からのご依頼、『ミニハンマー出たのにアッズだけでかいんですけど、どーにかならんスかぁ!?』でございます。ふふ~ん、面白そーなので、その野望どーにかしましょっ!。つーか、クランポンの借りを返す時がやっと来ました!、喜んでお引き受けします。

縦爪研究室2/2(でなりらぼ)

前回までの作業は完了しましたか?。今回はいよいよ仕上げに入ります。でははじめましょう!。

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捕まえたクワガタの凶暴度を増すために、センターに印をつけ、左右のエッジをそれっぽく削り、それっぽい角度をつける。この場合、デュアルポイントワンペア8面削りなので、手数は多いですが、ポイントは「ゆっくり丁寧な作業」です。「1本成功」で気を抜いてはいけません、残り3本を同じよーに仕上げてこそのメンテナンスです。

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最後は勿論「手研」で仕上げます。下△を削ってトンガリを出し、左右を削ってセンターを出します。こーゆー作業はキリがないので自分である程度納得出来たら完成です。

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手研ヤスリなどよりグラインダー使った方が均等に削れます。但し、同じ場所をばかり一度に削らず作業内容で回転数を変え「熱なまり」させない「ゆっくり丁寧な作業」を心掛けて下さい。

縦爪研究室1/2(でなりらぼ)

この前の続きです。まず重要なのは、「形を決める」事です。こちらの爪は下がまだ十分あるので、上を落とす事にします。○くなった上を落とせば何とな~く△ですから。とりあえず、ペンで罫書いておきます。

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で、覚悟を決めたら削る。こんなモンは考えても無駄です。「なんとな~く」そんな形になっていれば十分です。そんな形と言えば、どーしてもクワガタ捕まえた気分になるのは僕だけなのか?。

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△に近づけるために、今度は下を少々。そーすれば、よりそれっぽくなったね。

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あ~、残念!。ココで規定量の画像8枚に達してしまいました。これ以上の情報量は読者の皆様への負担になるので、今日はココまで。次回はいよいよ仕上げに入りますので、ちゃんと復習しておきましょう!。