いっぱいアルのはイイらしい。(番外編)

こんにちは。

クランポンばかり見ていて気が狂いそうです。
最後にG社のクランポンをば・・・2種類ほど。いずれにしても「特殊系」なので、番外編ということで御願いします。

まず、ランボー。

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ブリッジタイプですね、スノーシューみたいなものです。

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い〜具合に安定するのは、補助爪の長さが内と外で違うからです。

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二番爪が、何故外側を向いているのだろうか。内側に入り込んでいる方が、色々やりやすいような気もする・・・。

お次はG20。こちらは僕も経験済。

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とにかく軽いです!とことん軽くしたいクライマーに人気があるみたいです。

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補助爪は外のみですが、しっかりかかる。アイスでもいいですが、岩を交えたミックスのラインなんかの方が使い勝手が良さそうです。これが本当の1.5本爪じゃないかなぁ。

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前爪・補助爪の形状・位置・数/重量/モノ⇔デュアルや縦⇔平の拡張性/価格・・・クランポンを選ぶのは難しいですね。

お客様にとってのベストクランポンを提案できるように、あとは実戦で使用するのみ!。
これらはまだまだ予習でしかありません・・・(汗)。

<気が狂う過程を共有したい方はコチラ>

ブレードランナーが入荷いたしました。

いっぱいアルのはイイらしい。(その1)

いっぱいアルのはイイらしい。(その2)

いっぱいアルのはイイらしい。(その3)

ブレラン拡張キット。

いっぱいアルのはイイらしい。(その3)

こんにちは!。

長野のKガイドらから非常に良いフィードバックも頂いて、注目度が急上昇中のC社BLADE RUNNER。
先日の記事でもご紹介させていただきまして、もちろん既にデナリさんの通常在庫へ昇格済

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今迄の 3つと比べると、なんだかバランスがいいように見えます。

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適度に長いから、壁との距離もほどよい。なるほど・・・。

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左右どちらも効いています。

とにかく、いっぱいアルのはイイらしいです。その中でも、特にこの子はバランスが良く、安定感が高いらしいです。

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最後にKガイドの生コメントを以下に・・・。
「世界最強!。もうこれがないと、登れねーよ!。」
とても分かりやすいインプレッション、どうもありがとうございます(笑)

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どーでしょう?。ご検討くださいませ。

いっぱいアルのはイイらしい。(その2)

こんにちは!。

この前のつづきです。

商品名知りませんが、こちらG社のシューズ一体型クランポンです。

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この子はすごい!。補助爪含めて、全部でなんと5本も角が生えている・・・。

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端っこの方向指示器、いるのだろうか・・・。(スタッフKさんによれば、この方向指示器の効果は絶大だと。)

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ここまでの大きさの補助爪なら、積極的に「補助」してくれそう。

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このように、補助爪がついていると、「立ち込んだ時や、足首をひねった時に、安定感がある」ということなのです。
しかし、補助爪だって、ついてれば良い訳ではない。大きさや位置、数など、文句をつけだしたらキリがない。
どれが一番、いいのか?。それはユーザーであるお客様の声で、決まるのです・・・。

そういう訳で、現在「このクランポンいいぞ!?。」と注目度が急上昇中なのが、C社BLADE RUNNNER。

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つづく。

いっぱいアルのはイイらしい。(その1)

こんにちは!。

アイスクライミングシーズン、真っ只中です。毎日毎日アックスや、クランポンや、バイザーや、様々な依頼が飛び込んできます。
その分だけ、様々なクライミングギアのフィードバックがあるのも事実。それらを聞いて、「実際にどの道具がどのように機能しているか」さらに理解を深めて行っております。
また、「意外に使いやすい。」と、今まではベンチ入りしていたギアが表舞台に出てくることもしばしば・・・。今回はその類いの話。

で、モノポイントのクランポン。どうやら、「いっぱいアルのはイイらしい」とのこと。
何かというと、フロントポイントの補助爪の話。

こちらP社LYNX。

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デナリさんの主戦力。サイズの微調整や、前爪の位置調整が2段階で可能など、とにかく融通の効くすばらしいクランポンです。

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見慣れている光景、すっきりとした完全な「モノポイント」。補助爪なんて、ありません。

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氷に見立てたクラックに突き刺してみました。 そして、捩じ込んでみます。

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しっかり効いていれば、大丈夫ですね。

次にB社STINGER。

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メインの素材がステンレスなので、軽量で錆びにくい特徴を持っています。

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よーく見ると、チビっちゃい爪がありますね?。これが、補助爪。

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捩じ込んだ時に効いてくるのでしょうか。この大きさでは、ちょっと不安?。

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ここまで蹴り込めば、チビ爪も支えになりますね。ですがやはり、ちょっと小さすぎ?。

つづく。

これでかなり良くなるはずです。

こんにちは!。スコップやわかん等の雪道具は、必需品なんだけれども パッキングしにくい。なぜなら、ざっくりデカいから。
ザック本体にスコップ挿れて、本体と雨蓋の間にわかん挟んで、どーにかこーにか担ぎ上げている方達へ・・・。

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マジックマウンテン社 ロングギアーポケット さんです。価格は@2,592円(税込)
ようは、ザック外側にこの子を取り付け、スマートにスコップやわかんを収納しようということ。

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シンプルデザインを貫いたザックも、こうしてあげることで、より機能的になってくるのでは?。
「いいなぁ、バリアントさんに乗り換えちゃおうかな・・・。」なんて方にはもってこいの一品ですね。

取り付け方は簡単です。

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ザック本体のサイドコンプレッションベルトを、ギアーポケットさんについているデイジーチェーンに通す。それだけです。
写真の通り、アックスの固定も可能です。ポイントは、下部コンプレッションのテンションを緩めにすることです。強くしてしまうと、構造上アックスが外に飛び出してしまい、収まりが悪いです。(写真は、しっかりまっすぐ収まっている。)

横から見ても、分厚さなく、いい感じです。

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どーでしょう?。

「テストモデル」で入荷(ぎあくえ)

無いと欲しくなるのは、人の性・・・。それなりに反響あったので代理店のご協力のもと、「テストモデル」で入荷してまいりました。Eiger GV(アイガーGV)。

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とりあえず、サイズ限定で4足ほど飛行機で来日。うち2足は職業ユーザーのもとに嫁入り。

来期展開するかしないか、テスターのご意見次第ですが、残りUK7.5・UK8.0が各1足ございます。

興味があり、且つ、サイズも合って、あーじゃこーじゃコメント頂ける方にはお売りしますので、勇者募集中。詳細はスタッフまで!。

あっ、遅ればせながら、SCARPA社 REBEL ICE(レベル アイス)も飛行機に乗ったみたいです。ご予約の皆様、来たらご連絡致します。

手袋選びは難しいのね。(その2)

とっ言う訳で、先日お伝えした通り、アイスクライミングや残雪期のバリエーションルートなどで「タッチ重視」のグローブを使用する時は、こいつも絶対必需品になってきます。

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FINETRACK社、フラッドラッシュパワーメッシュインナーグローブ。通称、パンストグローブ。

在庫、めちゃくちゃフンダンにあります(笑)
やっぱりこいつがないと生きてこないですからね、グローブが。

タッチ重視のグローブとは、
MOUNTAIN EQUIPMENT社のCASCADE XTRAFIT GROVE〈upd ver〉やBLACK DIAMOND社のARCなどです。

アックス振ったり、スクリュー捩じ込んだり、カラビナ開閉したり。間違えられない繊細な操作が多いテクニカルな状況では、やはりタッチを重視したいのです。
しかし、タッチを重視するということは「手にぴったりしたサイジング」でグローブを選ぶということ。

そうすると1つ難点があります。「おちょこ問題」でございます。

頑張った末に手汗をかきまくった状態で、バチバチサイズのグローブから手を抜こうとすると、指が全部ひっくりがえってしまいます。おちょこみたいになります。こうなったらおしまい、もう二度ともとには戻せません。

それを防ぐ為に、フラッドラッシュスキンメッシュグローブ。こいつさえあれば、「スッ」とグローブから手を抜くことができます。また付けるときも容易に手をグローブの中に入れることができますよ。

隠れた名品、いや隠れた「名使い方」!?。
是非お店で試してください。

手袋選びは難しいのね。(その1)

手袋にお悩みの方、いっぱい居ます。なかなかイイのないモンねぇ~。

でも、難しくしてるのは実はユーザー自身だったりします。「何にでも使えるヤツ」なんて欲かくからロクな事にならない。目的ないお道具は、帯にも襷にもならない端布みたいなモンです。

先ずは「用途の確定」が重要。で、「○○に最も適した物はどれか?」で選べば、外すことはそーそーないでしょ。

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で、本日ご紹介の商品はコチラ。MOUNTAIN EQUIPMET社 CASCADE XTRAFIT GLOVE (カスケード エクストラフィット グローブ <あっぷでーとver.>)でございます。

B社のアレと大変よく似てりますが、この手の先駆けはコチラ。お値段¥18,000+税でややお高いプライシングですが、防湿透湿素材にGTXのXtrafitブーティ、保温素材にPrimaloft Oneを使用しております。

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で、「何処がイイの?」って話ですが、一言で言えば「操作性抜群!!」ということでしょーか。アックス握ってもストレスはないし、カラビナ外す時も指がもたつかない。

アイスクライミングは勿論、春先の残雪バリエーションルート、この握りとタッチを知ってしまうと、他のグローブ使うこと出来ません!!。

ただ、「操作性重視=寒さは我慢」的な感じは否めません。だからこそ、防水は勿論、透湿性に優れるGTXのXtrafitブーティで内部結露を押さえ、より温かいインサレーションが必要になる訳です。

お~お、お高いだけのことはアルぜ!!。

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で、枕詞の様に付き添うのが、パンストみたいに薄いF社のフラッドラッシュ パワーメッシュグローブ。ぴちぴちサイズで突っ込んでも「スッ」って抜くためには絶対必需品、must item。

世に言う「インナーグローブ」の類いでは絶対出せない「生感」が堪らん、1枚入れても握力奪われることはありません!!。ただ、温かさゼロ、パワーメッシュグローブ単体はかなり使い道がない(笑)。

お高いので、ふんだんに在庫している訳ではございませんので、ARC(アーク)に飽きた方、さらなる抜けを求める方、お早めに確保して下さい。

レアもの研究会(ぎあくえ)

市場にあまり出回らない物や、取扱いがない物を購入するのは勇気がいる。この手のお道具は、「まぁ、イイかぁ!?」で買えるほどお安くない。

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先ずは画像右側、ASOLO社 Eiger GV(あいがー GV)。諸事情により日本での取り扱いはないのでおフランスで買ってきた

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サイズはUK8.0。「自分用」ですから他のサイズなんてございませんが、しばらくお店に置いておきます。研究したい方はどーぞ。

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次に、「気になるもの」シリーズでも紹介した、SCARPA社 REBEL ICE(れべる あいす)。「見ていたい!」という勇者様出現により、ロストアローさんからお借りした。

今期から日本展開のコチラには、最新ラプターが付属するので、既存ユーザーもその恩恵にあずかることが出来るかな?。入荷は11月頃になるそーです。多少のフリー在庫はある模様。これまた勇気が必要なので、予習をおすすめします。サイズはEUR42。

ちなみに、アイガー GVは「UK8.0=EUR42=USm8 1/2」の表記、レベルアイスは「EUR42=UK8.0=USm9.0」の表記。「UK8.0=EUR42」のサイジングですが、アイガーは大きく、レベルアイスは小さく感じます。イヤ、明らかにそーです。

同じメーカーの別商品のサイズを信じて突っ込むには、危険が一杯。使わない・使えないモノ買うほど、無駄遣いはございませんので・・・。