尻フェチ(ぎあくえ)

少し散らかっている位が「BackRoom」的でよいのだが、暫く留守している間に山ちゃんの美しい活字に満ちあふれていた。油断である。で、久々のお題ですが、僕の性的志向ではない。ザックのボトムの話。

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左から、MILLET社ZEPHYR(ゼファー)40+10、GRANITE GEAR社CROWN(クラウン) V.C.60、MAMMUT社TRION GUIDE(トリオンガイド)45+7、BD社SPEED(スピード)40でございます。色々なザックが並ぶとおしりの形も様々でございまして、言うなら、左から「だるま型」・「安産型」・「上がり尻」・「やや上がり尻」とでも申しましょーか・・・。暑さでおかしくなった訳ではございません、禁欲生活でザックのケツで発情してる訳でもございません、だってそーゆー形なんですモン(笑)!!。

で、ザック選びには幾つかポイントありますが、ボトム形状もその1つ。「上がり尻」と呼ぶ背面から切れ上がる形は立位点に重心が乗る構造。「だるま型」・「安産型」と呼ぶフラットボトム+拡張型は腰回りの重心重視。「上がり尻」は登攀系モデルがよく採用する形で、「だるま型」・「安産型」は歩き系モデルで採用される形状。昔のキスリングザックと異なり、現代のサックはほぼ「縦長」なので、重心は下に向かいます。なので、個人的にはパッキングし易いフラットボトムでシンプルな寸胴の物を好んで使っています。

店に帰って来てもこのところ、ザックのケツばかり眺めています。完璧なフェチですわぁ。そんな訳で、なかなか自分に合うザックが見つけられない方、何が物足りないか分からない方、一度スタッフに相談してみて下さい。多少は役に立つこと言うかも。