2022-23工場長日誌 043-044

地味な作業もご依頼があれば。

センターバーの切断。グラインダー作業はキックバックにご注意下さい。

即断、即解決。

で、バランサーネジの除去依頼。片方はお花が咲きかけですね・・・。

こーゆーのは、レンチ入れて捏ねてみないと分からない。エロい話し同様、入れてからの具合なんだよなぁ~。

お花咲いてない方はイケそう!!。

お花咲いてる方は普通にレンチ入らないので、ハンマーでひっぱたいてとりあえずレンチ挿入!!。

で、面があるところに辛うじて決まれば、少ない労力で完了!!。

ネジ切りする訳でもなく、切断と外しだけでしたので、今回の作業は新調ネジ含めトータル税込¥660。

あはははは、こんな仕事がいっぱいあれば、きっと儲かって仕方ないだけどなぁ~。無いよね・・・。

2022-23工場長日誌 042

アイス用ではない、QUARK(クォーク)の切っ先リメイク。

なかなかのチビリ具合。今回の処置は、抜歯と先端修正です。

まずコイツ。

抜歯からの整形手術。

で、次はコイツ。

速攻2本完成。

削る所あるからDIYの残骸より、こーゆー状態の方が修正しやすいです。皆さんにとっては、最後まで頑張るか、無駄な抵抗はしないかの2択です(笑)。

モンベル「エクセロフト エアパッド150&180」「ポンプバッグ」新作

コスパに優れた冬期対応のエアマットが入荷してきました。


mont-bell「EXCELOFT AIR PAD 150 + PUMP BAG Set」¥19,470(税込)
R値:5.0 (ASTMF3340-18)
展開サイズ:150×50×7cm
収納サイズ:13×25cm
重量:545g (559gスタッフバッグ含)


mont-bell「EXCELOFT AIR PAD 180 + PUMP BAG Set」
¥21,120(税込)
R値:5.0 (ASTMF3340-18)
展開サイズ:180×50×7cm
収納サイズ:14×25cm
重量:658g (673gスタッフバッグ含)

素材:
・表地:30デニール・ポリエステル・リップストップ[TPUラミネート]
・中綿:エクセロフト®[ポリエステル]
付属:リペアキット、スタッフバッグ


体に合わせた形となっていて、軽量化に貢献していますね。

このマットを快適に使用するために、当店はポンプバッグを本体とセットにして販売となります。


サイズ比はこんな感じです。

このポンプバッグを使うことで、エアがものすごく簡単かつ素早く注入できます。
また、各社エアマットにも言えることですが、口にくわえてバルブから直接エアを入れるより、ポンプバッグを使用して空気を入れることにより、呼気による湿度が中に入りにくく、製品寿命を伸ばしてくれます。

またこのポンプバックはスタッフバッグにもなったり、マット本体上部のテープで固定することで、ズレにくい枕として使用することもできます。
簡単に別売のパッド等を接続できるジョイントシステムもいいですね。

大事な「中」の部分を見ていきます。
化繊綿が入っていてマットの厚みは7cm。R値は5.0

国内の冬期でしたら、対応してくる数値となります。
R値は断熱性を表す指標となりますが、
保温力で定評のあるエクセロフトという化繊綿が内蔵されているので、
同等のR値商品より、暖かさを感じると思います。
また、マイクロファイバー(極細繊維)なので、軽量で収納時はコンパクトになります。

そして、その内側にあるインサレーションは、
パッド生地の上下に溶着されていますので、マットに空気を入れると中綿も広がります。中綿の復元力が落ちてきてもロフト嵩が保たれる素晴らしい設計となります。

隔壁は高さがありコールドスポットができにくく、空間に綿が入っているために空気の対流が抑えられ断熱性が高くなります。

各マットを比べてみれば、すごく軽くて、すごく断熱指数が高いという商品ではありませんが、
この価格でこのスペック、すごいです!

付属の本体スタッフバッグは、完全にエアを抜ききれなくてもはいるように、
ルーズ目に設計されてます。こういう所がよく考えられている証拠です。

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2022-23工場長日誌 041(その3)

で、先端修正。

内側にテーパー入れたところで、こーゆー形は僕に言わせれば台形です。▲作らないとはじまりません。ご自身のお道具ですから好きなだけ削って構いませんが、メンテ出すなら削る所残しておいて下さい。

基本的には、ご依頼内容の以上の事も以下のしません。「必要最低限」。何処まで何をするのが良いのか分からない場合はお問い合わせ下さい。

2022-23工場長日誌 041(その2)

ご依頼の件は完了ですが、追加で「バランサーの取外し」と「先端修正」も。

NOMIC(ノミック)あるあるですが、バランサーのM5ネジはレンチ角M3なので、無理すれば簡単にナメます。あぁ~、完全にお花模様じゃん・・・。

こーなると、ネジの頭飛ばすしかありません。

兎に角、破壊する前ならどーにか出来る事も、壊れた状態ではどーにもなりませんので、ヤバそーな時はスグ諦めてご相談を!!。

2022-23工場長日誌 041(その1)

「ネジ外せますか?」のお電話頂きました。まぁ、画像送っていただいても構いませんが、自己申告は信用しない派なので、物見ないことにははじまりません。

で、中身見るまでドキドキですが、開封して診察。

見たところ、六角M8はどーにかなりそーです。

こーゆーのは無理矢理こじらず丁寧に作業すればどーにかなるものの、壊れるまでやられたら、更に壊すしかありません。

油くれてしばらく待ちます。

はい、シャフトからのピック除去完了。

スポルティバ「G-TECH」軽量テクニカルウィンターブーツ

暖かより軽さを優先したウィンターブーツの登場です!

片足630gと超軽量です。

皆様がご存じのブーツと比較しますと、
軽量で暖かい「G5 EVO」が850g。最新鋭3シーズンブーツの「エクイリビウムST」が630g。
ジーテックはなんと、そんな3シーズンブーツの中でも軽量なエクイリビウムSTと同重量となります。
( 写真下から、エクイリビウムST、G-TECH、G5EVO)

①軽量
ブーツ重量を左右するボトムユニットですが、
前足部と踵部がセパレートになっています。

前足部にはミッドソールが見当たりません。

解体することはできませんが、資料によると「EVA Shock absorbing insert」。この前足部にも薄い衝撃吸収素材が使われているようです。そして前足部は軽さを出すために「Vibram Litebase」
踵側はしっかりと「Vibram Springlig Tech」で衝撃吸収能力を高めています。
その上には5mm厚のカーボンプレートがのっているようです。

ブロック形状も独特ですね。

②インサレーションは無しだけど、ある程度は暖かい
CORE-WRAPシェル構造。インナーブーツはデッドエアを作り出すために断熱材入りの4層構造。

インナーブーツ上部側は凸凹した構造になっています。それと合わせてオーバーラップ構造で保温性とフィットを上げています。

③防水透湿は無しだけど、撥水力はある
ゲイターにはシーム処理が施され、

一番水分が侵入しやすいファスナー開き部分には防水性のあるガセットを付けています。
止水ファスナーとなります。

④外側Boaシステム
定番化してきたゲイターの外側配置のBoa。
フィット調整がものすごく早く、しかもダイヤルを回しか引っ張るだけの超簡単操作。上部はG5と同様にベルクロテープのみで調整となります。

⑤広いサイズ展開
この手のビルドインブーツはEUR38相当からの展開が多いのですが、こちらはなんとEUR36から展開となります。足が小さいお客様にはありがたいです。


LA SPORTIVA「G-TECH」¥97,900(税込)
◇サイズ:EUR36〜45
◇重量(サイズ42・1/2ペア):約630g
◇ソール:Vibram社製ICE-TECH
◇アッパー構成:サーモテープ加工、耐摩擦、撥水伸縮ゲイター(内部ガゼット付)
◇ライニング:Internal CORE-WRAP™ シェル
◇レーシングシステム:Boaフィットシステム


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ゴールドウィン「Wool Grid シリーズ」


保温系素材の中で個人的に一位二位を争う暖かく快適な、ポーラテック「POWER WOOL」

裏と

表で素材を変えて適材適所素材。
パワーウールの特徴に関しましては、
こちらから過去記事をご参照ください。

そんな、パワーウール素材を使ったアクセサリー類を2点、紹介いたします。
まず、各所デザインがとても優れているグローブからです。


Goldwin「Wool Grid Gloves」¥7,150(税込)
・サイズ:
XS(手囲い19~20cm)
M (手囲い23~24cm)
・素材:
〈本体〉POLARTEC Power Wool (ポリエステル54%、毛38%、ポリウレタン8%)
〈皮革部分〉合成皮革


指が出るんです。
人差し指と親指。

ホールは生地に十分の重なりを持たせていますので、

指を覆った時も隙間がなく寒くないです。

伸縮性が高くはめやすい手首。

サイズはXS(手囲い19~20cm)とM(手囲い23~24cm)の2サイズ展開。

伸縮する素材なので、ほとんどの人に合ってくると思います。

1つは持っていたい高性能素材×高クオリティなグローブでした。


そして同素材のバラクラバ(目出し帽)もおすすめです。

Goldwin「Wool Grid Balaclava」¥7,150(税込)
・サイズ:フリー
・素材:
〈本体〉POLARTEC Power Wool (ポリエステル54%、毛38%、ポリウレタン8%)


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2022-23工場長日誌 039-040(その5)

C社担当者に邪魔されましたが、まだLYNXやらんと。

何か変わった削り方してるなぁ。

こんな状態でも、

削る場所がるので、

インテーパーで削っている所は戻せませんが、こんな感じ。

こちらがクライアントのDIY。

工場長。

フロント4本、セカンド4枚、本日の作業完了!!。

2022-23工場長日誌 039-040(その4)

缶ビール片手に携帯いじってないで、とっとと帰れ!!。

チューンド&メンテ済で今年も上がるはずです。どんな感じか実物見たい人は赤岳鉱泉さんにGo!!。

で、レギュラー作業に戻りましょう!。Varioシステム化前のアイスピック、アッズとハンマー外してチューンド希望。状態も比較的良。

今回の発注は「基本アイス、多少バリエーション」のご依頼ですので、若干厚目に仕上げています。まぁ、ご説明しまたが「何でも1つで」は無理です。TPOでの使い分け、どっち付かずな使い方ならノーマルで十分だと思いますよ。

同じ物ではありませんが、ICEデフォルトとの厚みの比較はこんな感じです。

K島くん「バキバキ仕様」との比較はこんな感じ。画像中央がK島くんのです。