で、残りの2枚の方は若干問題あり・・・。
どこら辺が問題かと言いますと、
先端欠落と、
インテーパーな削り・・・。
よーするに、無くなった先端や削り落とした箇所は元に戻りません。作業依頼するなら、削る所残しておいて下さい。
完成!!。
山の店デナリのスタッフが綴るブログです
で、残りの2枚の方は若干問題あり・・・。
どこら辺が問題かと言いますと、
先端欠落と、
インテーパーな削り・・・。
よーするに、無くなった先端や削り落とした箇所は元に戻りません。作業依頼するなら、削る所残しておいて下さい。
完成!!。
普通なら絶対断りますが、C社営業担当者に賄賂持参で来られたら仕方ないなぁ~。「平野さん、これは賄賂じゃありません。今回のギャラです!!」、糞ふざけるな!!。
まぁイイや。見たところそれ程状態悪くないので先にやります。
まず2枚。
1名様分。G22+EもLYNXもフロントデュアルなんでもう1人分ぐらいの作業量。さ~て、何からやるかなぁ・・・。
どちらかと言えば、ヒールブロックのチビリが激しいね。
フロント、済・未・済・未。
で、次の作業に移ろーとしてたら飛び込みでCASSINのピックが4枚ほど来た。「上にあげるから今やって下さい」との事・・・。
ブルーアイスから大型のパックが誕生です。
容量は90Lと60Lとなります。
しかも、軽いんです。
そんな新作パックの特徴をみていきます。
・コンプレッションベルト
下部に1本、上部に2本で計3本。
その上部のコンプレッションが、Y字型に配置されています。
このストラップのおかげで荷物が減った状態でも、ザックがフラットになるように近づけることができます。
下部ベルトも根元がY字になっていて、点ではなく面でおさえられるように考えられています。
アプローチからアタックまでこの1つでこなせるようにコンプレッションベルトに工夫がありますね。
細かい所になりますが、上部コンプレッションはフックがしやすいようにループをずらして設置してあります。
・軽量で丈夫な素材
60L・・・825g(ミニマム600g)
90L・・・920g(ミニマム700g)
この容量でこの重量。
それを可能にしているのが無駄がないシンプルな作りと素材「UHMW-PEリップストップ 210D」
※UHMW-PEとは、Ultra High Molecular Weight Polyethyleneの略称で、超高分子量ポリエチレン
そして、上記のアプローチからアタックのことを考えると、この軽さはとても大きな意味を持ちます。
その他の機能もみていきます。
・滑り止め
ウエストベルトの一部と
腰の一部にシリコンの滑り止めがついています。アウターとザックのズレを軽減してくれます。
・一部にメッシュ
ショルダーベルトの肌面と背面上部に目が細かい3Dメッシュ素材を採用し、圧が掛かる部分を快適な方向へ向かわせています。
雪の付着も少なそうな、細かい目となります。
・雨蓋
本体に沿うような形な雨蓋は、
高さがフックにより2段階調整ができて、
雨蓋を外して使うこともできます。
止水ファスナーで、中にはキーフックがついています。
山付きフックどめとなります。
・フレーム
背面はコの字ワイヤーと
薄手パッドが入っていて、
それぞれ取り外しが可能となっています。
・セキュリティーポケット
本体中にはジッパー付きポケットがあり、こちらにもキーフックがついています。
・ハドレーション対応(酸素ボンベ対応)
・アックスホルダー
シャフト側(ゴム)
ちなみにウエストベルトのテープスロットはヒモを使っています。
・2容量で背面サイズ設定は1つ
90Lと60Lの仕様は同じとなります。
・背負い心地
高重心でバランスがよく、吸い付くような背負い心地のアルパインパックになります。
全体の形状+、ショルダーハーネスの付け根Y字もこのフィット感を作り出しているかもしれません。
■BLUE ICE「STACHE 90」¥47,300(税込)
◇容量:90L
◇寸法:90×40×40cm
◇背面長:ワンサイズ
◇重量:920g(付属品全て外して700g)
■BLUE ICE「STACHE 60」¥42,900(税込)
◇容量:60L
◇寸法:85×32×32cm
◇背面長:ワンサイズ
◇重量:825g(付属品全て外して600g)
共通スペック
◇素材:210D UHMWPEリップストップ
◇カラー:オレンジ
◇ヘルメットホルダーとハイドレーションに対応
一通り作業終わったのに、「修理上がりのBOAのワイヤーがレースパーツに通ってません!!、通せますか?」つー報告がK島さんから来た。
「“レースパーツにワイヤー通して下さい”と指示してなかったのがマズかったんですかねぇ?」と言われてもねぇ~。
それは、買い物行かせて「お釣りもらってこいとは言われてません!!」的な話しでしょ!?、ガキの使いじゃあるまいし、担当者ビンタだな・・・。
有償修理の債務不履行はデナリさんの責任ではありませんが、「なる早!」でお預かりした以上、納期遅らせる訳にはいきません。
面倒くさいけど分解修理します・・・。
BOA®システムはパーツごとに分解方法が違うので、先ずはパーツの特定が必須です。
で、パーツ特定できたら「修理ガイド&ビデオ」を参考に分解です!!。
リールを固定しているパーツを外し、ワイヤーストッパー外して、
元通りに組み込んで完成!!。
BOA Technology Japan(株)のS様、色々ご指導頂きありがとうございました!!。今度お店にも遊びに来て下さい、缶ビールぐらいご馳走しますね。あざ~ス!!。
で、セラックはフルポイントなんですが、コイツの爪の形状はチョット独特でして・・・。
フロントポイントがデフォルト台形だったり、セカンド以降が鉤爪だったりしますが、ココまで減りが激しいと▲にした方が爪の長さを維持できますので、
こんな感じに仕上げます。
本日も結構な量の鉄粉を摂取・・・。
で、別の方の旧ダートとBDセラック。
まずダート。
今回は1番・3番。
人気のダークマシン系統。
日本ではピックの標準装備が、
・アイスピック+シンプルヴァリオの「ダークマシン(アイス)」が通常販売されています。
本国では、
・トータルアイスピック+シンプルヴァリオの「ダークマシン(トータルアイス)」
・カタナアイスピック+シンプルヴァリオの「ダークマシン(カタナ)」
と沢山ラインナップされています。
今期、当店では
・トータルアイスピック+シンプルヴァリオの「ダークマシン(トータルアイス)」が
仲間入りです。
「アイス」と「トータルアイス」のピックを比べると、
厚みと形状が変わってきます。
トータルアイスはアイスより厚みが薄く仕上げっていて、強度はType1となります。
薄い分、氷への刺さりも弱い力で入ります。
(左トータルアイス、右アイス)
また、トータルアイスの形状は上下に少し大きくなります。
カタログに記載のピック重量と実測は違ってきますので、下記を参考にしてください。
・アイスヴァリオ(アイス116g+シンプルヴァリオ14g)・・・130g
・トータルアイスヴァリオ(トータルアイス113g+スペーサー26g(1枚13g)+シンプルヴァリオ14g)・・・153g
・カタナアイスヴァリオ(カタナアイス120g+スペーサー26g(1枚13g)+シンプルヴァリオ14g)・・・160g
※トータルアイスヴァリオとカタナアイスヴァリオはアイスヴァリオより厚みが薄い為、ピック1つに付き両サイドにスペーサーを計2枚入れる必要があります。
GRIVEL「DARK MACHINE TOTAL ICE VARIO Setting (2本1セット)」¥110,000(税込)
◇想定重量:513g
◇ピック強度:タイプ1(トータルアイスヴァリオ)
◇シャフト強度:タイプ2
◇シャフト素材:アルミニウム/カーボンコンポジットシャフト
◇グリップ素材:カーボン
◇全長:49cm
「ダークマシン(アイス)」と「ダークマシン(トータルアイス)」
両方とも在庫がありますので、お好きな方をどうぞ!
ダークマシン系統の詳細と購入はこちらからどうぞ!