エクスペド「フレックスマット プラス」詳細と他社比較

昨日、入荷をお伝えした新作マットの厚みや寝心地が気になりますよね!
早速定番モデルと簡単に比べてみます。

一言でこのマットはロフトが高いです!
凸凹の高低差が違いますよね。

ロフト高ですが、折りたたんだ時は同クラス並になるように設計されています。


同クラスのマットと比べると長辺サイズは10cm短く、重量は50g位重くなってきます。

前にクローズドセルマットを比較した際のN社は、
凸が体重でへこんでしまい。高い凸の意味があまり感じませんでしたが。
今回の凸は高さがあり潰れにも強そうで、横向きになっても骨盤が床についてしまうことがありません。
もちろん長く使用していくとどうなるかはわかりませんが。
T社の凸凹を1つずつ大きく&高くしたパターンな感じです。
N社は配列パターンが蜘蛛の巣状となり変わってきます。

寝心地、収納サイズ、重量・・・そして大切な断熱。
最新基準で測定された断熱を表すR値はアルミ蒸着なし関わらずに2.2。
T社が2.0(最新基準)
N社が2.0(最新基準)
T社のアルミ蒸着なしモデルは1.7(最新基準)

同程度クラスの中でもR値が高いのがわかります。

フォーム自体の厚さや硬さに大きな差を感じませんので、
凸凹の高低差で表面積が増えて重量がでているのだと思います。
長辺も実際には他モデルよりも10cmほど短いですからね。

軽く比べてみましたがどれも捨てがたいマットです。
好みで選んでも失敗することはないでしょう。

EXPED「FlexMat Plus」¥5,500+税
サイズ/XS(130×52×3.8cm)
※実測では長辺が120cm
重量/355g
R-Value/2.2
Temp/2℃

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エクスペド「フレックスマット プラス」新作入荷!!

気になる新作が入荷してきました!!

エクスペドから折りたたみクローズドセルマットが誕生!
EXPED「FlexMat Plus」¥5,500+税
サイズ/XS(130×52×3.8cm)
※実測では長辺が120cm
重量/355g
R-Value/2.2
Temp/2℃

ノーマルタイプとプラスタイプが登場です。当店ではロフト高があるプラスを!!

硬めな凸凹で高さを出しているために底付きは無さそうでGOODです。

次回は各社ジャバラタイプと軽く比べてみます!

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パタゴニア「W’s ガルヴァナイズドパンツ」

20FWモデルチェンジのこのパンツ、凄いです!

3層の防水透湿シェルパンツに関わらずに、
ビックリするくらいしなやかにストレッチします!!
アイスクライミングやバリエーションでの激しいムーブでも妨げゼロ。
patagonia「W’s Glvanized Pants」¥39,000+税
重量/258g
フィット/スリムフィット

素材はH2No

ウエストのアジャスターは圧が掛かると効力を発揮する優れもの。


裾はこんな感じで、必要に応じてカスタマイズもできようにループが縫われています。

右モモポケットはパッカブル仕様

RECCOも

いいパンツです。

ちなみに最新レイヤリングは、
ベース「MOB
ミッド「ナノエア
シェル「ガルヴァナイズド

下半身まわりがこれで快適となると、上半身もこのレイヤリングにしたくなります。
ミッドをソフトシェルパンツに変えれてナノエアをダウンパンツとしてパッキングしておけば、残雪まで快適に楽しめそうなアイテムです!

カンプ「ゲコ アイス プロ」新作仲間入り!

先日のテストでは見事な防水力を見せてくれたスーパーグローブ!

CAMP「GEKO ICE PRO」¥18,000+税
サイズ/S、M、L、XL
重量/130g

あのスーパーグローブより若干握りが固くなりますが、指先の仕様がよく全体的にも操作性が高いグローブ。

しかも防水透湿!!
防水透湿メンブレンが入っていてこの柔らかさなら文句ありません。
当時のMEカスケードグローブを思い出します。
MEグローブをお持ちのお客様はMEよりワンサイズダウンしていいサイズ感だと思います。

メンブレンはDRYZONE。
綿は「プリマロフト」を使用。
パーム部はピタードの「Oil Tac」。

消耗が激しいパーム部は2重!

人差し指と親指の腹はMEのダイレクトグローブと同じ丈夫なピタードの「Armor-Tan」で丈夫。
しかもCAMPはタッチパネル対応。人差し指の反応は非常にいいです!

カラビナクリップ、グローブリーシュなどが付いています。

ざっとみてきましたがこのスペックならこの値段で納得です!

他社もいい防水透湿グローブがありましたが、マイナーチェンジで指先のカットがトラックに踏まれたような太く角ばってしまい、繊細なグローブとは呼べなくなってしまいました。
下が今回のゲコアイスプロです。先端の太さがこんなにも違います。

今回の商品も継続を望みますが、いつ仕様変更になるかはわかりませんので、いいタイミングでの購入をお勧めします。

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カンプ「ゲコ アイス プロ」防水テスト

1年前の展示会から気になっていたグローブ。
CAMP「GEKO ICE PRO」¥18,000+税
サイズ/S~XL

メンブレンが入っているのは分かっていましたが、完全防水なのかメンブレンに針孔があって浸水するのか、ハッキリとわかっていませんでした。
そこでメーカー様のご厚意により、サンプルではなく商品をお借りしてテストをさせていただきました。
ありがとうございます!
それでは早速。

バケツに水。

グローブをはめて、
グローブはめ口から浸水しないように、グローブの3/2位までを水に沈めます。
10分間、ただ単に浸けるだけではなく、ひたすらにニギニギして厚をかけながら・・・

結果。この日は寒く水道水も冷たい為、パーム部分から水の温度が伝わり少し冷たく感じるも浸水0でした!!
もちろん手は濡れていません!
完全防水でした!!

特に甲側ソフトシェルの撥水力は高かったです。

もちろん、10分間ニギニギしたせいで外側とメンブレンの間は保水し、
バケツから手を出してぎゅっと拳を作れば、水が外にしみだしてきます。

ちなみに当たり前の結果ですが、
K氏私物のソフトシェルグローブを比較の為、同テストを行うと、

ニギニギしなくても水に入れた瞬間、肌まで浸水です。

メンブレン入りでこの柔らかさ、指先カット。
間違いありません。スーパーグローブの仲間入りです。

グローブ機能等の詳細は次回にアップします。

カシンの新クランポンケース

小物入れ付きクランポンケース。
■CASSIN「フォールダブル クランポンバッグ」¥2,500+税

一体感が高いカシンクランポンのあるあるですが、ヒールブロックとセンターバーが一体の為、大きいブーツの人はセンタバーが長くなり収納サイズが大きくなります。
収納、セッティングの度にセンタバーの長さ調整をするのは面倒。
しかし付属のラップタイプのクランポンケースはベルクロで縦横無尽に調整できるために大小問わず遊び無しで収納できます。

まず、ストラップで固定

横ベルクロを止めて、縦ベルクロを止めるだけ。

ここにベルクロポケットがありますので、パーツや工具をいれておけて便利です。

裏側にベルトループが2箇所ついています。

単体でも買えます。
同じく大きなサイズでも出し入れ簡単。また、スクリュー等のウインターギアを持ち運びたい方は、当店オリジナルをどうぞ!

 

カシン「アルピニスト テック」サイズ編

先日紹介のアルピニストテック
今回は適応サイズについてです。
ブレランでもブーツサイズ等で注意が必要でした。

では実際にEUR36ブーツと合わせた時にどなるかみていきます。

①爪の出具合調整。
※本来はこの位置か一番前ですが、36サイズでは最終的にビンディング圧が掛からないのでフロントベイル位置をセンターバー側(一番後ろ)に移動します。

②センターバー長さ
もちろん今回は最小にします。

③ビンディング圧の調整1
ヒールパーツのワイヤー位置もここからセンターバー側に移動します。

④ビンディング圧の調整2
ヒモを緩めて、
オレンジパーツを上にスライドします。
圧を最大にするために一番上にワイヤーをはめ込みます。

このようにすると結果36サイズでもギリギリテンションはかかりますが、
爪は出過ぎ、

クランポンヒールブロックは靴のヒールから大きくはみ出ています。

内側に大きくはみ出していて歩きにくそうです。

メーカーの適応サイズはEUR36~とありますが、
小さい靴にはちょっとシンデレラフィットとはいえません。
ブーツによりますがEUR38くらいからと考えていいと思います。

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次回は付属するクランポンケースに着目です。

カシン「アルピニスト テック」新作

CASSIN「ALPINIST TECH」¥24,500+税
重量/810g
対応サイズ/EUR36~48
素材/クロモリスチール

アイス専用機として人気のブレラン
そんなブレラン同様に剛性が高い上に軽量な新商品。
爪は「モノ縦」と「セカンドが平のマイナス形状」と面白い設定。
一番上の写真からもわかるように、P社のようにビンディングのテンションがネジで微調整ではなくなります。
しかし、センターバーは穴が2列配置となり、上記の点をカバーしています。
※サイズ調整は後日に詳細をアップします。

アンチスノーとアンチスノー固定用のネジが付属します。

クランポンケースも付属です。
※このケース詳細も後日に紹介させていただきます。

本体ですが、裸の状態で片足406g
フロントアンチスノーが40g

ヒールアンチスノーが17g

片足フル装備で463gとなります。

次回はサイズ調整と適正サイズの詳細を。

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アークテリクス「BIRD HEAD TOQUE」新色

やっと冬らしく寒くなってきましたね。

いい厚みとサイズ感でヘルメットとの相性もよく。
フリースのイヤーバンドが付いていて人気なビーニー。

今期FWの新色紹介です。ARC’TERYX「BIRD HEAD TOQUE」¥4,200+税
カラー/Labyrinth/Yugen、24K Black、Bushwhack/Taxus、
Nereus/Thalassa、Proteus/Robotica
(上段左から)

素材はメリノウール50%とアクリル50%のミックス。
フリース部分はポリエステル100%。