今日の作業はICE(アイス)2枚とPUR’ICE(ピュアアイス)2枚。
見慣れてた絵面ばかりになるので、本日は作業者目線の話しを混ぜつつ。
K島さんからの指示書では、
「おまかせ」と「ほどほど」の記載です。
K島さんの指示書のパターンは大抵3種類。「ギンギン」・「おまかせ」・「ほどほど」。
作業者としては指示書通りに仕事しているつもりですが、何せ完成時には原型ないので、結局の所、その違いはユーザー側で判断してもらうしかありません。
強者になると、「前回の○○よりもう少し厚目に・薄めに」と、微妙な味付けを指定して頂けるのでチョット気合い入ってれて頑張ってるつもりですが、チューンド初体験者の方はそんな違い分かりませんよね?。
勿論、そんな場合はご自身のキャリアや登りたいルートなど、スタッフに相談すれば、「こんな感じがイイのでは?」と提案可能。ご自身の野望をスタッフに伝え、そのうえで「おまかせ」しておけば安心。
で、「バリエーションでピッケルとしても使いたい」などご希望の方は、ノーマルで使う事をおすすめします。ノーマルはバランス取れてますから。
よーするに、「チューンナップ」と言う作業は、平均点では物足りないので何かをそぎ落として「特化」させる事で弱点を克服させるための作業です。
全ての状況にベストに対応可能なら、わざわざチューンナップなんかしませんよね(笑)。
そんな訳で、基本、僕への皆さんの依頼は「“ウォーターアイス用”チューンナップ」で、「薄く」はあれど「厚く」はないのですが、その加減は難しい・・・。