でなりらぼ(クランポンチューン)

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11クオークは以前扱ったので割愛して、今日のお題は「サイボーグのMONO化」、難度Aの作業です。DARTWIN(ダートゥウィン)の研ぎと縦爪修正もついでに載せておきましょう。

「作業難度A」=「お子様ダッシュ」なのですが、「超難題」が1つだけあります、「パーツの紛失」です。「そんなのはじめから付いてなかった」的なことを言う「お子様以下」の大人が多数おりますが、皆さん必要な時が来た時のために、付属品の管理はしっかりして下さい!!。ちなみに、こちらのお客様は「完璧」。

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では始めます。

1,ネジをゆるめてフロントポイント、アンチスノーを外す。

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2,アンチスノーをノコギリ・カッターナイフで切断(「切る箇所」にマークした方がイイです。間違えると違う物ができあがります)。

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3,チョット小さいのと1番小さいスリーブで隙間を埋め、チョット短いネジネジで止めたら完成でございます。

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それにしても、カッターナイフを考えた人は天才だ。ただ、この年でこんなに工作するとは思わなかった・・・。

次に、縦爪の研ぎ方。先ずは裏から。

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次に側面。

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出来上がりはこんな感じ。上が未研、下が完成品。

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締めはDARTWIN。刃が細かいので研ぎすぎにご注意下さい。

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ありがとうございます!。

ぶろぐネタにも枯渇状態な昨今、「とりあえずビールで」みたいな感じで大変申し訳ございません。「水産事業部化計画」期待の新人の面接とお世話になったお礼を兼ねて、慎ましやかなOFF会です。良い意味でも悪い意味でも、すご~く色々教えて頂いたので、ただただありがたいばかりっスが、う~ん、寂しくなるなぁ・・・。でも色々考えても仕方ないので、考えるのは止めます!。あっ、でも心配しなくてへーきです、どーせ、来年には押しかけますから。そんな感じで、船舶免許は必須、よろしくお願いします。スミマセン、内輪ネタで。明日は読ませるネタにしますが、そもそも「画像がデカイ」=「手抜き」って事ですから、ご覧頂きました皆様、空気読んで読んで下さいね(笑)。

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でなりらぼ(Extreme)

この業界にも息が長い「伝統工芸品」的な物が存在する。今日紹介するのは、berghaus(バーグハウス)YETI™ INSULATED(イエティ インサレーティッド)の装着方法でございます。

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僕が始めて見たのは20世紀であったのは間違えないが、ゴアプロシェル+プリマロワン仕様の物が出来ていたとは・・・、完全に忘れていたのに進化してやがる!。プラブーツ→シングルあったブーツと冬靴は進化していますが、“オーバーシューズの最終進化形”とでも言いましょうか、ここまで来ると偉大です!。しかし、そもそもこいつには「装着難度D」という猛烈に面倒な作業を伴うため、マニアの間でも「使ってみたいけど使わない」という評価微妙アイテムでございました。そんな折り、担当者のネギ坊が「画期的装着方法をあみ出した!」というので、早速試してもらいました。

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IMGP00321,ブーツに合ったサイズを用意して根性で伸ばす。

2,つま先を露出させるためにガンガン押し込む。IMGP0033

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 3,踵側に出来たたるみを根性でヒールに掛ける(金具を使ってテコの原理で落とし込む感じ)IMGP0036

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4,そんでもって前側のゴムをつま先に根性で掛けていく(この時、ストック・怪しげなL字金具を使うことが“画期的”なのである!)。IMGP0039

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5,そんでもってゴム位置を調整したらできあがり!、おー、確かに難度B位だぁ~。ドライヤー使ったり根性だけでどーにかするのとは訳が違う、偉いぞねぎ坊!!。IMGP0047

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 研究結果はAAAで大満足ですが、問題は「こいつをどこで使うか?」ってこと。個人的には「手間と効果」を考えても、普通にダブルブーツをすすめるだろーし、横にプリマ入れたところで雪や氷の接地面には何もないので、ダブルブーツの様な効果は望めません・・・。やはりオーバーシューズはオーバーシューズ、「シングルブーツのダブルブーツ変更キット」にはなりません!。まぁー、アレですよ、アレ。「6000Mクラスのダブルブーツの防寒対策」とか「どーしてもシングルブーツしかない人の気休め」とかそこそこ使い所はあるじゃないですか!。彼の努力をかってくれる人は、商品も買って下さい!。バーグハウスですよ、バーグハウス!!。

新しいツナギ

去年オリヴィエおじいちゃんの形見分けでもらった、TOTALに買収される前のelfツナギ。20世紀の遺物、正真正銘のmade in FRANCEですわ。ホームセンターの安っちーツナギは1シーズンでボロボロですが、おフランス製は違う!(ハズ)。ただ、店でツナギ着て仕事しなければいけないことが一番違うよ-な気がするが・・・。IMGP0001

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ネタはあるのですが、文章作るのが面倒くさい。ツナギでブログをつなぐとは・・・。

水産事業部化計画

「風が吹けば桶屋が儲かる」的な感じで、「浜松でコンペがあるから釣りに行く」の法則で石花海に出動です。IMGP0001

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竿入れ7時になると楽だぁ。視覚と味覚でアサヒを堪能しながらダラダラ準備です。この時期の気温と空気の澄み具合は快適以外の何ものでも無い!。水温がまだ高い様ですが200M下はどんな感じだろ。まぁ、「やってみなければ分からない」のでとりあえずスタートです。

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広い海・白い雲・青い空、人間ダメになるぐらいイイいですね~。干しヒモに何も付いていない事に季節を感じるあなたはイカれてます・・・。富士山、雪少ねーな、寒くない訳だわ。

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睡魔に耐えつつそこそこの仕事っぷり。シーズンはじめの様子見釣行でしたが、楽しいお休みが過ごせました。稀少部員のM社Hさん、ご苦労様でした。コンペ開催の条件は「海近」でお願いします(笑)。

一押しのソフトシェル

皆さん、気になる「ソフトシェル」ですが、「ツボ」というか、「押さえ所」というか、売り手のこちらも“must item”とまでは言い難い「グレー商品」なのでバイトくんと検証してみました!。

◇MAUNTAIN HARDWEAR
EffusionHoodedJacket  @24,150
マウンテンハードウェア独自の素材、『DryQ-Active-』を使用した軽量ウィンタージャケット。ちなみに『DryQ』とは、天下の『GORE-TEX』にも引けをとらない新防水透湿素材です。つまり防水透湿性に優れるのは勿論、かつ伸縮性能は抜群!ちょっとの雨はものともしません。通学、通勤、普段着まで何でもこなす優秀なジャケット。勿論山中でのパフォーマンスも約束します。以上『貧乏学生のこれさえ買えれば・・・。』でした。今冬、超一押しの逸品です!

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COLOR:BLUE
<お>個人的には氷で使ってみたいので入れました。山ちゃんコメント通り、「防水・透湿・ストレッチ」の3拍子+「軽量」はゴア社のWS Activeを超えてます。F社のアレに近いガチ当たりですが、「しっかりシームしてある」所なんかがマニア心をそそります!。「実戦向き」という点では文句なしの★★★。

◇MONTURA
ElChaltenJacket  @23,625
内側の前面と背面に保温性の高い素材を、脇や腕には伸縮性能の高い素材を配置したイタリア生まれのソフトシェル。ただザックを背負うと背面の保温素材がむしろ逆効果・・・。少し暑すぎるかもしれません。その反面、空身での登攀やスキー山行にベストマッチ!また細身のデザインでシルエットがきれいです。M’sのフードの裏地がライトグリーンなのが憎い!上に続き今冬オススメの逸品。

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COLOR:BLACK、MAGENTA

<お>シーズン長く使うためには、「余計な物はいらない」ってのが基本、「寒ければ足すし、暑ければ削る」ってのがイイよね。ただ、MONTURAラインナップの中では「奇抜過ぎず、地味過ぎず」って感じの“大人感溢れる”アイテムです。個人的には道具屋さんぽい「通勤着」で★★★。

◇MONTURA
RanFlashJacket  @22,050
トレラン設計で290gの軽量ジャケット。伸縮性能に優れ防風性能もあるため、ビレイ中のちょっとした風よけや低山ハイクの上着にも使える便利な奴。ザックに忍ばせておく秘密兵器に一着いかが?

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COLOR:RED、GREEN、BLACK

<お>コレと上のMHWで大いに悩みました。多分、「ゲレンデではこっち、本番ではあっち」で使い分けになるかなぁ~。この下になると「ウエア」ってより、「道具」感が強いソフトシェルなのでこれまた悩む。ただ「低山ハイクとかおすすめ」ってのは正解。雨合羽より100倍おしゃれなので★★★。

◇MONTURA
FreePerformMaglia  @23,100
優秀な防風、撥水性がある。また、長めのプルジップと腰回りの伸縮性の高い生地によりハーネス着用時にも干渉がとても少なく快適なクライミングライフをサポート。

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COLOR:RED、GREEN、BLACK

<お>「ハーネス付けるならコレ」って言い切れる程の特殊アイテム。前屈みになっても背中は出ません!。スラッとしたラインと言いPOの無駄のない構造と言い、ホント素敵です!。「ユーザーが選ぶ」というより「ユーザーを選ぶ」限定ピンポイントアイテムなので、マニア指数で★★★。

◇HAGLOFS
BoigaHood  @25,200
薄手の割に高い耐久性と撥水透湿性を持つソフトシェル。裏地がメッシュ生地のため暑がりの方には最適。
伸縮性が高く、サムホール付きのため保温性の向上はもちろん腕の動きに追従する優れたフィット感を感じてください。

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<お>今年の春から使ってます。洗濯機でガンガン洗って「普段使い」で大活躍の1枚。「厚からず薄からず」の絶妙な生地ウエイトがこの時期に最適。H社が「ジャパン」になるのでお祝いを兼ねて★★★。

◇HAGLOFS
ReptileⅡHood  @27,300
はい!じゃあ寒がりの人は??というとこれ。POLATEC社製の『PowerShield』を使用したハイパフォーマンスソフトシェル。高い防水、透湿性があり、更に優れた通気性があります。あれれ?優れた通気性?じゃあこれもやっぱり寒いのかしら・・・。と思ったあなた!残念!温かいんです。優れた通気性と保温性を兼ね備えたハイブリットウェアです。こちらのカフはベルクロで調節可能。腕が少々長めの設計のため、購入の際は一度ご試着を・・・。

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COLOR:YELLOW、BLUE

<お>上のヤツの「厚いバージョン」って感じ。こちらの方が先行でしたが、僕的には「厚過ぎ」なのと、この手の物が増えすぎたので追加しません!。ただ、市場人気はまだまだ高い「欲しい!」を助長する何かがあるアイテム。H社のソフトシェルの中で代表作だから★★★。

<結論>ソフトシェルの欠点と言えば、「重量」「防水性」なんかが、亜熱帯ダッシュの日本の風土に合わない理由です。また「雨」を心配するとやっぱり怖くて「雨具」なんです・・・。ただ、「しっかりした雨具を持っている人がもう1枚雨具買ってどーする?」のも事実です。そんな訳で、ソフトシェルに興味がある方にオススメするのは、1,天気が読みやすい短期山行で使う、2,「重量」があると「実戦向き」ではないので、まずは薄手の物から選ぶ、3,「機能重視」のユーザーは見た目より、重量や防水透湿性能の素材重視で、って所がツボです。業界の圧力に屈して★付けまくりましたが、どれも個性的な特徴あるアイテムなので、「どんな感じで使いたいか」イメージできた方は、スタッフに相談してみて下さい。

イベント情報

先日告知しておいた、「第1回MONTURA登山教室 初心者のためのアイスクライミング教室」の参加申込を受け付けます。イベント詳細・申込書等は以下URLからダウンロードして下さい(圧縮ファイルなので、解凍して下さい)。

申込書ダウンロード :http://www.denali.ne.jp/fileDL/MONTURA_ice01.lzh

<他告知先>

岩根山荘:http://www.iwane-inc.co.jp/

サミットガイドオフィス:http://homepage1.nifty.com/summit/index.html

成田賢二山岳ガイド事務所:http://www.narita-kenji.com/

エアモンテ(株):http://www.airmonte.co.jp/

企画書1.1

でなりらぼ(メンテ)

こちら、MAMMUT(マムート) Monolith GTX(モノリスGTX)。以前にも見たよーな気がしますが、別個体です。やはりクライミング系の方なので、フロントに負荷が相当来てます。電話でお話しして思い出す限り、確かに「1年チョット」の使用です。車同様、「所有期間と走行距離」は比例しませんが、「いや~、今までで1番良かった、凄い気に入ってる!。」なんて言われちゃうと、道具屋冥利に尽きますねぇ~!!。“ガンガン乗り回して下さい!”って感じ。そんな訳で、ヘビーユーザーの皆様、寒くなるこの時期は暫く使わなくなる夏靴のメンテ期間でもあります。時期が来て慌てる前に必要な方はやっておきましょう!

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G20来た。

GRIVEL(グリベル)社のG20(¥22,050)来ました。相変わらず「斬新」でございます。リジットタイプのランボーを進化させていくと最終的にはこーゆー事になるのかぁ・・・。片側400gってのも、そぎ落とし感ばっちり、素晴らしい!。また、サイズ調整もヒールとセンターの2カ所なので、かなり小さいサイズの靴までいけます。欲を言えば、G22にフロントアンチスノー付けたなら、こっちも欲しかったって感じですが、ダンゴになるよーなら後から何か考えましょう・・・。前爪ですが、PETZL社のDART(ダート)同様、フロントピースの交換になると思いますが、この手の「斬新」な物に「コスト」を考えてはいけないのです(笑)!。近々、研究室で「大人の工作シリーズ」、“ダートにアンチスノー”でも載せましょう。どんどん普通になりますが・・・。

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棚橋ガイドの机上講習会(読図)

これから棚橋ガイドの机上講習会はじまります!。テーマ“読図”。最近、僕は文明の利器に頼りすぎてる感があるので、たまには地図広げてみよう!、ちゃんとやんないとね。ちなみに、来月のテーマは「冬山入門」です。「冬山も行ってみたい!」と言う方に絶対オススメ。道具の選び方や、初心者におすすめの山域なんかも紹介してくれるので、冬眠しないで冬山デビューして下さい。

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