きびだんごの正しい携行方法、冬。

R9211661 オーナーより北海道のお土産にと谷田の『きびだんご』をいただいた。そして何やらブログに『素晴らしき行動食』、『弱点は「寒いと硬くなる」「濡れると溶ける」』とあると実践せずにただ消費するなど恐れ多くて出来ないのであります。何かしらその正しい用法、新しい可能性を見つける必要があるのであります。
 桃太郎を目指す読者諸君は必読であります。まぁきびだんごの後日談ってことで・・・。
以下、実践。

 私の部屋は夜だと10℃くらいだが、弱点その1が発動。この時点ですでに硬直しており噛み切ることは不可能であった。硬さに関しては悪名高きPバー以上である。道産子の標準的な顎の力は凄いのだろうか?まぁとにかく冬季におけるレーションとしては適していないのではないだろうかと疑問に思う。しかし悲しいかな今はまだ冬であるが、実証実験をするには今しかないのだ。
 ところで、噛み切れないというのであればナイフで切るしかないのだがそれも歯が立たない(笑)。まな板と包丁で何とか押し切るが、現場でこの作業は不可能である。しかも切ったあと刃先にきびだんごがこびり付きとても具合が悪い。これは事前に一口大に切って持っていくしかないだろう。これで現場で噛み切る必要が無くなった。
P2240766 また、切断面は勿論、モチである(←うまい)ため他のきびだんご片や容器と接しないためにコーティングが必要である。事実、上の写真を撮った後、左右がくっついてしまいとても苦労した。さて、どうするべきかと一晩悩んだが答えは出ず。翌朝、朝食がわりにときびだんごを一口食べた時に、ピーンと来た。そう、答えはとても近くに、というかきびだんごが答えだったのだ。灯台下暗しとはまさにこのことを言うのだろう。と言うのは、きびだんごは全体をオブラートで包まれているのだ。そう、オブラートで切断面を保護することで、切断面が他の物につかないようにできるのだ。
P2240770 以上の事をまとめると、『冬季において谷田製のきびだんごを山行、もしくは旅に携行する際は、家で一口大に切り分けた後、切断面をオブラートで保護をする必要がある。』テストに出るので要注意。
 他には懐に入れて常時あたためておくというのも一つであるが、これは一気に食べなければならない、いずれにしても噛み切るのは困難である、というデメリットがある為やはり前述の事前切り分け法がベストである。ましてや、腰に巾着をつけてそれにそのままいれておくなど論外である。

 さて、今回はきびだんごの正しい携行についてでした。次回は、『現代に蘇る!きびだんごの新しい可能性』です。(注:検証が失敗の場合、投稿はありません)