ご依頼の件は完了ですが、追加で「バランサーの取外し」と「先端修正」も。
NOMIC(ノミック)あるあるですが、バランサーのM5ネジはレンチ角M3なので、無理すれば簡単にナメます。あぁ~、完全にお花模様じゃん・・・。
こーなると、ネジの頭飛ばすしかありません。
兎に角、破壊する前ならどーにか出来る事も、壊れた状態ではどーにもなりませんので、ヤバそーな時はスグ諦めてご相談を!!。
山の店デナリのスタッフが綴るブログです
「ネジ外せますか?」のお電話頂きました。まぁ、画像送っていただいても構いませんが、自己申告は信用しない派なので、物見ないことにははじまりません。
で、中身見るまでドキドキですが、開封して診察。
見たところ、六角M8はどーにかなりそーです。
こーゆーのは無理矢理こじらず丁寧に作業すればどーにかなるものの、壊れるまでやられたら、更に壊すしかありません。
油くれてしばらく待ちます。
はい、シャフトからのピック除去完了。
C社担当者に邪魔されましたが、まだLYNXやらんと。
何か変わった削り方してるなぁ。
こんな状態でも、
削る場所がるので、
インテーパーで削っている所は戻せませんが、こんな感じ。
こちらがクライアントのDIY。
工場長。
フロント4本、セカンド4枚、本日の作業完了!!。
缶ビール片手に携帯いじってないで、とっとと帰れ!!。
チューンド&メンテ済で今年も上がるはずです。どんな感じか実物見たい人は赤岳鉱泉さんにGo!!。
で、レギュラー作業に戻りましょう!。Varioシステム化前のアイスピック、アッズとハンマー外してチューンド希望。状態も比較的良。
今回の発注は「基本アイス、多少バリエーション」のご依頼ですので、若干厚目に仕上げています。まぁ、ご説明しまたが「何でも1つで」は無理です。TPOでの使い分け、どっち付かずな使い方ならノーマルで十分だと思いますよ。
同じ物ではありませんが、ICEデフォルトとの厚みの比較はこんな感じです。
K島くん「バキバキ仕様」との比較はこんな感じ。画像中央がK島くんのです。
で、残りの2枚の方は若干問題あり・・・。
どこら辺が問題かと言いますと、
先端欠落と、
インテーパーな削り・・・。
よーするに、無くなった先端や削り落とした箇所は元に戻りません。作業依頼するなら、削る所残しておいて下さい。
完成!!。
普通なら絶対断りますが、C社営業担当者に賄賂持参で来られたら仕方ないなぁ~。「平野さん、これは賄賂じゃありません。今回のギャラです!!」、糞ふざけるな!!。
まぁイイや。見たところそれ程状態悪くないので先にやります。
まず2枚。
1名様分。G22+EもLYNXもフロントデュアルなんでもう1人分ぐらいの作業量。さ~て、何からやるかなぁ・・・。
どちらかと言えば、ヒールブロックのチビリが激しいね。
フロント、済・未・済・未。
で、次の作業に移ろーとしてたら飛び込みでCASSINのピックが4枚ほど来た。「上にあげるから今やって下さい」との事・・・。
一通り作業終わったのに、「修理上がりのBOAのワイヤーがレースパーツに通ってません!!、通せますか?」つー報告がK島さんから来た。
「“レースパーツにワイヤー通して下さい”と指示してなかったのがマズかったんですかねぇ?」と言われてもねぇ~。
それは、買い物行かせて「お釣りもらってこいとは言われてません!!」的な話しでしょ!?、ガキの使いじゃあるまいし、担当者ビンタだな・・・。
有償修理の債務不履行はデナリさんの責任ではありませんが、「なる早!」でお預かりした以上、納期遅らせる訳にはいきません。
面倒くさいけど分解修理します・・・。
BOA®システムはパーツごとに分解方法が違うので、先ずはパーツの特定が必須です。
で、パーツ特定できたら「修理ガイド&ビデオ」を参考に分解です!!。
リールを固定しているパーツを外し、ワイヤーストッパー外して、
元通りに組み込んで完成!!。
BOA Technology Japan(株)のS様、色々ご指導頂きありがとうございました!!。今度お店にも遊びに来て下さい、缶ビールぐらいご馳走しますね。あざ~ス!!。
で、セラックはフルポイントなんですが、コイツの爪の形状はチョット独特でして・・・。
フロントポイントがデフォルト台形だったり、セカンド以降が鉤爪だったりしますが、ココまで減りが激しいと▲にした方が爪の長さを維持できますので、
こんな感じに仕上げます。
本日も結構な量の鉄粉を摂取・・・。
で、別の方の旧ダートとBDセラック。
まずダート。
今回は1番・3番。