その3,:レースの量。
これもまた「クライミング向けアプローチシューズ」と「アルパインランニング用のシューズ」で大きく違うところです。
地面にべた足で置く靴は、別につま先に紐が無くても力が逃げることがないのでしょうが、先端ばかり使い「インエッジで乗り込む」なんて動作では、靴の中で足が確実に外側に逃げます。
「足、重要!」なことを知ってる皆さんなら、どーします?。「俺、スリッパ派です!」なんて言えるほど、アプローチシューズはキンキンサイズは履きません。紐で締めるしかないのです・・・。
ちなみに、みんな大好きCRUZER(クルーザー)とIGUANA(イグアナ)を比べるとこんな感じ。もう、結ぶのが面倒になるとココまで自堕落になりますが・・・(笑)。
その4,:木型。
そもそも、靴選びなんてコレに尽きるのかも知れませんが、アプローチスーズにおいてはソールのフリクションなどスペック重視なので、敢えて最後に回します。どーせ、履いてる時間短いし。
画像左、SCARPA IGUANA(イグアナ)。画像右、LA SPORTIVA TX-4。
ロープ出すか、出さないか、「ハイグレードハイキング」的なアプローチは、もう、簡単なクライミングです(笑)。
勿論、べた足で地面を歩いている時はワイドラストでもOK。ただ、ブカブカ、ガバガバな足先で岩場のスタンスを拾うとワングレード変わる勢いです!!。
結果、テクニカルアプローチシューズは限られてきます。
1,「インエッジ&アウトエッジなクライミングゾーン」、2,「マルチユースなブロックパターン」、3,「つま先まで配置しているレース」、4,「細型ラスト採用ながらシームレスニットによる快適な履き心地」、更には、5,「お手軽な本体重量と価格!!!」。
わたしが語るとインチキ臭いかもしれませんが、PEAKS 4月号ではHDの土屋大先生のお墨付きを頂いております!!、間違えございません!、多分・・・(笑)。
それでも納得いかない人は自分で確かめろ!、スペック詳細はコチラから。