2020-21工場長日誌 012-013

P社のアイテムも大分貯まっています。数こそあれクライアント数は少ないので、ブログネタのカウントは伸びず。

依頼内容その1:1枚逝ったので、同じようなバランスで仕上げて欲しい。

切っ先も十分あるのでバランスは取りやすいです。が、しかし・・・

相方の先端にインテーパーを入れられているよーで、修正すべきかこのままお返しすべきか悩む・・・。

先端飛んでますが、こーゆー場合、台形に削るより、下側を上げて▲を出した方がよろしいかと。一旦回答待ち。

依頼内容その2:先端修正。

切っ先飛び。堅い物叩かれたのでしょう。よーするに、ノーマルで使おうが、やや厚目に研ごうが、薄目に研ごうが、▲直撃して限界を超えれば飛びます。厚みはあまり関係ありません。ご使用アックの状態とご自身の打撃の際の加減が重要。

氷メインで使うなら薄くして、少し力抜いて叩けば高率よく刺さるハズです。刺さらないアックスをブンブン振り回して叩くより余程痛みません。

こーゆー時は上下落してから先端作ります。決してインテーパーで研ぎ込まないよーに。先端直ぐなくなります。

で、最初の案件「インテーパーどーする?」も許可が下りたので修正します。よーするに今のままでは先端が▲ではなく、◆になってるのを少々手直し。

無くなって居る箇所は盛る事出来ませんでの、如何に形を出すかって事。

上落すこともありますが、今回は下側少しだけ削って先端に▲を出します。手前側はもう無いので仕方なし。修正の度、先端は少しずつチビるので、いずれはフラットになるでしょう。

ポリッシュして完成!。先端に残っているのはヤスリ痕ですが、フラットに面出しするので削ってしまった部分はどーしても残ります。

特に害はありませんが、削りすぎにはご注意を!。まぁ、やり出すと楽しくなっちゃうからなぁ~(笑)。