2020-21工場長日誌 008-011

で、今日はG系を1山やります。

メンテも頼まれている人がいるので、合わせて完成させねば。両方終わらないと送れない。

とりあず、お任せチューンの1人目。

もっと薄くすることも可能ですが別にお勧めはしません。「刺さり加減と耐久性」のバランスが重要。真ん中は僕の物ですが、作業が面白くなって削っているだけですから。

折角チューンナップするなら、耐久性重視であまり代り映えしない厚みもつまらないけど、限界に挑戦する必要もありません。

もう何本もいじらせて頂いている方の発注は「ほどほど」という、また分かりにくい注文ですが、その方のキャリアやスキル考えるとなんとな~く理解出来るから恐ろしい(笑)。

お任せチューンの2人目。

「ほどほど」ご希望の2名様分。これで、新品G系は終了。

で、メンテやりましょう!。

レアものなので、パーツ入手も厄介なアイテム「GRIVEL社 MASTER ALLOY(マスターアロイ)」。あぁ~、曲がっちまった・・・。

とは言え、作品はかわいい我が子のよーなモンなので、頑張ってみましょう!!。

折らない様にじわじわと修正・・・。

お~、イイ感じ♥。

で、先端は大分チビっているので抜歯・整形。

画像上が抜歯して整形した状態です。この後に先端処理。

ポリッシュして組み込んで完成。

クランポンも。

2020-21工場長日誌 002-007

同じ物をまとめて作業するのが効率的なので、Cにするか、Gにするか悩んでます。

CASSINまとめて6名様分やっつける事にします。

「おまかせ」ならば、デフォル比はこんな感じで仕上げてます。まぁ、ノーマルピックであっても個体差激しいので基準は毎回違うよーな気もするけど、そこは感と経験で(笑)!。

で、2名様分追加して、

更に、3名様分追加して、

本日の作業は終了。デフォルト最高!!。

2020-21工場長日誌 001

今シーズンの1作目はコレにします。6月にお預かりしたので・・・。

先端がチビったので修正。

で、次の作業は曲がり修正と先端加工。

何でもそーなんですが、個体ごとに症状が違うので処置方法はその時考えています。まぁ、このクラスになると、ひたすらハンマーで叩いても戻らないので挟んで曲げてみます。

で、形が戻ったら先端作ります。

で、もう1枚の方も先端ないので▲作ります。

切っ先は出来るだけ残しておきたいので、あまり削らずに▲に整形したい。

最後にフロントポイント系メンテを。

こーゆー状態でも、兎に角▲になるよう頑張れば良いです。

▲出来たら先端作ります。

LYNX(リンクス)のフロントも。

2020-21工場長日誌 000

流行病の煽りでひたすらデスクワークに専念する体で暮らしていたら夏が終わっていた・・・。

いつもと違う日常、お家時間の満喫で普段やらないことが出来たのはイイが、その分やるべき事が疎かになったよーな気もする。

暑い期間は作業したくないけど、現在の状況を考えるとそろそろヤバい気がしてきた・・・。

そーです、そろそろはじめないと大変な事になります!。ちなみに、新しいお店の作業場はこんな感じです。

コンパクトですがこんなモンで十分。掃除面倒だしね。

なお、しばらくブログも書いてなかったので、一部マニアの皆様にご心配頂きましたが、ご心配なく。遊び呆けていただけです。

僕の夏は終わりましたので、皆様の冬の準備、お任せ下さい!。

2019-20工場長日誌 033-035

昨日より増えた。ちなみにヘビーユーザーともなればコレで2名分。「シャーペンの替え芯」感覚!、流石!!。

先ずは1名様分。

もう1名様分。

まぁ、この数でも1本イイ所10分程度なのでどーにかこなせる。でも、流石に飽きるな~。

まぁ、フロントポイントが「シャーペンの替え芯」感覚ですから、当然ピックも2枚で済む訳もなく・・・。

コチラ、PUR’ICE(ピュアアイス)。結果、チューンド依頼されるなら、叩いて切っ先持って逝かれたりご自身で削ったりするなら新品状態で出した方がイイです。「私、失敗しないんで!」・・・(笑)。

で、CASSIN系をば。

錆は刺さりに関係しませんが、気持ちの問題。キレイに越した事はない。

もう1つの方も片付けて完成。

で、ノーマルの先端修正して本日終わり。

2019-20工場長日誌 031-032

心入れ替えてブログ書きます。ただ、それが皆さんにとって楽しいかどーかは分かりません・・・。

で、本日はマニアックなご依頼から。

「LYNX(リンクス)フロントポイントをこーゆー形にして欲しい」との形状変更依頼から。

まぁ、長さは無理ですがそーゆー形ならいつもより余計に削ればイイだけなので早速。

デフォルトに比べればポクはなりました。

まぁ、効果は分かりませんがそれらしくなりました。毎回毎回同じよーな作業ばかりでウンザリですが、タマにこーゆー依頼があるととても楽しいですね。

で、マイナーながらなかなかの名機、NORTH COULOIR(ノースクーロワール)。

先端変えた方がズッと格好よくなります。

で、ワンユーザーの溜息が出るほどのフロントポイント・・・。

明日に持ち越し。

2019-20工場長日誌 027-030

先ずはSARKEN(サルケン)の人。フルポイントでの依頼だが当然フロント核心。

こんな感じになります。

つづいてLYNX(リンクス)とG12の人。

で、また別のリンクスとピック6枚。

ここまで糞でも、先端修正ぐらいならやります。

ちなみに「程々に研いで欲しい」的な事をご希望の皆様、ハッキリっておきます。先端が逝ってしまうのと厚みはほぼほぼ関係ございません。

コチラ、ノーマルでの使用ですが、「刺さらない→思い切り叩く→石に当たれば先端飛ぶ」という結果は同じです。

刺さるアックスを使い慣れている人は加減して打込むので、むしろ先端逝きません。よーするに、自分のマシーンをどこまで理解して使えるかがポイント。

「切れる包丁使う時は注意して使う」、「白いシャツの時はカレーうどん食べるの止める」的なチョットした注意が重要。

それでもヤっちまった場合は諦めて修正出して下さい(笑)!。

勿論はじめからチューンドしちゃえばこのクオリティー。

ちなみに、真ん中がK島さんのバリ薄仕様。「やや厚めに」とはいえ、1mm単位ではありません。左右0.単位で調整している(つもり)。

で、SUPER 12(スーパー 12)。

この時代の物でもアンチスノーの劣化やネジへの注油など注意すれば、重いだ軽いだ別にして、まだ使えます。

現役志向の方はたまにメンテしましょう!。

2019-20工場長日誌 025-026

工場長生活は変わらずですが、新店舗への引越準備で図面や見積書見てゲッソリしています。

『工場長日誌』は片付けた仕事の記録みたいなモンなんで、生産性がないうえ時間経過で記憶も薄まる・・・。

とは言え、戦いの日々を久しぶりに公開です(笑)!!。あぁ~、面倒くせ・・・。

で、本日のメンバーはこんな感じ。ヨレた4枚と新品2枚。

依頼内容は「先端修正」です。使い方さえ考えれば使い道はあるので、良いも悪いもなく黙々と作業。

で、新品の方。

そんでもって、別件BOULDER X MID(ボルダー X ミッド)のレース交換して終わり。

まぁ、何でもそーなんですけど、DIYの結果、自分の手に負えなくなって持って来られても困ります。ご自身で作業する方は作業前によくよく考えて進行しましょー!。

良かったよ、紐抜かれないで・・・。

2019-20工場長日誌 024

クランポンのメンテは地味ながら大変です。ただ、「希望箇所指定可」ですから、やって欲しいところだけ指示してもらうとコチラも助かる。

まずはDART(ダート)のフロント。ふむふむ。

で、LYNX(リンクス)のフロント。ほうほう。

で、使用済みICE(アイス)と18PUR’ICE(ピュアアイス)。

まぁ、どーにか出来る範囲かな。

症状にもよりますが、縦爪系は大抵は上から攻めます。

で、底上げ。

この段階で下処理完了。

あとはシェイプを整えてサクッと完成。

で、ピックの方も。

画像左側がピュアアイスで、右側がアイス。それぞれ真ん中にあるのがノーマル。「お任せ」コースでもピック形状違うと味付けは変えてるつもり。

作業完了で納品。

ちなみに、遠方の方で使用済みクランポン・ピックのメンテ・チーンドご希望の方は、先ずはメールでお問い合わせください。

その後、ブログ画像にあるよーな、横・正面・裏側の局部写真をお送り頂いて判断させてもらいます。

全体的な写真とか要りませんし、画像見た後は電話で相談した方が早いです。つーか、個体差ありすぎてメールでの説明は工場長にとって極めて地獄なんです!(笑)。

DIYチャレンジで逝ってしまった物のリペアなどは出来ませんが、よく分からなければ、まずはご相談下さい。そこから色々ご提案出来るかと。

2019-20工場長日誌 022-023

作業効率からすると、同一メーカーが複数本あると非常に仕事がはかどる。で、あわよくば全部新品、頭使わず流れ作業が可能。

しかし、大抵は換装用の新規購入と修正のセットパターンです(笑)。

先端が大分下がってます。

むやみやたらに削ると切っ先が無くなってしまうので、最低限の削りでどーにかしたい。作業内容は地味ですが、それなりに神経使う。

新規換装用

削り飽きて、土屋先生のお話を聞きに代官山。

で、サラICE。

まだ終わり見えず・・・。