で、いよいよピックの加工に入ります。が・・・。



お金払って気づいたことその3,糞すぎる切っ先・・・。1工程余計な作業が必要。でもどーせ研ぐので結果は同じ。俺、寛大。



センター出しに専念してから削るかぁ。

勿論、峰のブレ―ディング・テーパー位置、そーゆーのもズレズレです!。まだそんな事期待しているよーな人は職人向きではありません(笑)!!。

山の店デナリのスタッフが綴るブログです
で、いよいよピックの加工に入ります。が・・・。



お金払って気づいたことその3,糞すぎる切っ先・・・。1工程余計な作業が必要。でもどーせ研ぐので結果は同じ。俺、寛大。



センター出しに専念してから削るかぁ。

勿論、峰のブレ―ディング・テーパー位置、そーゆーのもズレズレです!。まだそんな事期待しているよーな人は職人向きではありません(笑)!!。
まず、改めて感じるのは「頭重っ!!」ってこと。そりゃーそーですよ、この前すげー頭軽いの買っちゃたし・・・。
お金払って気づいたことその1,改めて振ってみると、わたしの手首では絶対耐えられません・・・。

そんな時はとりあえず分解。お金払って気づいたことその2,トルクスかよ・・・、ネジが面倒くさい。サイズT-25で抜き出し。

中身はこんな感じ。ピック、バランサー兼板状スペーサー、ネジ、スリーブ、ネジ。

へぇ~、こんなに重いんだぁー。1人前アルファ米約半分。

お店に転がっている8mmワッシャをダブルで使うとこの位。但し、厚みは合いません。

取り寄せた特殊厚ワッシャでこんなもん。

ゴムワッシャでこんなモン。

ナイロンワッシャに至っては8枚使っても1g以下なので、表示されず。まぁ、自分の好きな重さ使えばイイのかな。

後は適当に組み込んで、好みのバランスにします。
道具屋と言えども、“欲しい道具”が「タダで支給!」なんて夢のよーな話しはない。
大体、貰うときだけ尻尾振ってヘラヘラするよーな生き方は性に合わないし、そもそも、「買ってまで欲しいもの」は必死こいて買う。
この世界、「貰う」事にステータスを感じてる人間のギアインプレッションほど嘘くさいコメントはありませんから(笑)!!。

っと、自分に言い聞かせて買ってしまったコチラの物件。去年チョロっと紹介したKONG社 SOUL(ソール)。
「あっ、どーせイベントには借りて持っていきますから!」なんて軽口叩くんじゃなかった・・・。去年魂込めて研いだ兄弟は八ヶ岳出張中。
「平野くん、イベント用ならサンプル出すよ!」なんて言ってくれる偉い人は、凄く偉い人だが、俺様はもっと偉くなりたい!、むしろ神っていたい!!。
俺ルールの「ワンシーズン・ワンペア」を破るのは許しがたいが、そーか、年明けたから「次のシーズンの早期購入」ってことにすればイイか!?。
そんな訳で、身銭切った以上後戻りは出来ませんし、更に去年のことなどまるで覚えていません。
自分が納得出来るまでいじくってみましょう!!。
実際「抜き棒」としての使用者が圧倒的に多いし、「カンデラの針金、外れないのでどーすればイイですか?」と聞かれた事があまりにもないので、
1,「そーゆーモンだと思って我慢して使い続けるている」
2,「行き着くところ“気合と根性”の“素手派”」
3,「外し対策攻略済み」
お猿ではない皆さんの名誉のために、サラッと流したいところですが、主流が1番&2番なら、第6話までつづいた「アイゼンのひも問題」と同じく位ぐらい放置された大問題!?、かも知れないので、「推奨方法」説明します。

1,カンデラの端を摘まんで、効き指の親指でここら辺に力を加え、しなりを入れます。

2,そのままの状態で、反対側の親指で針金をはじき出します。ほれ、簡単に外れます。
注意点1,:馬鹿力で曲げない(折れます)。
注意点2,:力点を探す(個体差で外れやすい場所が異なるけど大体同じ)。
注意点3,:波状の刃に注意して作業する。

短気な人は、力点に色づけしておくなど、工夫して下さい。
カンデラが素晴らしいのは、大抵のスクリュー径の内径に入りますし、プラスチックなので、スクリュー内側にもやさしいことです。また、「スクリューの内径=Vスレの穴」なので、人類なら分かるでしょ!?。
ただ、何とな~く使っていると、「針金出せない」、「出てもなかなか釣れない」という、「かなり残念なアイテム」であることは確かです。
工場長に新しい削り仕事が出来ました!。加工希望の方はスタッフにお声がけ下さい。
あ~、削ってばかりで溜まったストレスが発散出来ました。タマにはこーゆーネタもイイなぁ~(笑)。
と思いきや、また金属の先端削ってるだけじゃん!(鬱)・・・。
そんな時はそー、「減った分を増やしてあげる」。ただ、ガンガン削らなければデフォルトでも止まります。


「釣り針」をイメージして調子放いて削った工場長のは結果ネジですが、考えて削れば、そこまでの厚みは要りません。下はグルーガンのボンディング。お客様仕様。

素材・工法は何でもイイんじゃない?。「テーピング一巻き」の人もいます。要は今まで通り「しっかり」収まるよーに微調整すれば終わり。
「えっ、せっかく外し易くなったのに・・・」なんて考える人はお好きにどーぞ。別に止めませんし止まりません。
そんなあなたの脳ミソはお猿か人類か?、次回につづく。
でも、心配御無用。何てたってデナリさん、絶賛!?「閉錠営業中」ですから、工作し放題(笑)。

「小売業」と言うより「加工業」依り?。専門店の意地と維持のため、頑張りまぁ~す。

先ず、つれないなら、先端を「釣り針化」することで爆釣間違えなし!!。
ただ・・・。


削った分、隙間が出来て「ブラ~ん」としちゃいました。このままでは、自分の足が近い将来釣れるでしょう!。
釣果上がってもタチが悪い・・・。
店に来るなり、道具のことで毎回わたしに愚痴をこぼす諸君、最初に言っておきます。「俺、全然悪くねーし!」。
こちとら仕入れた商品をお客様にお売りすることが役目の「小売業」、製造元じゃねーっての!。文句があるならメーカー様に直に言うのが筋でしょっ!?。
大体、後からグチグチ言うよーなものをその場で選んで買ったのあなたでしょ?。デナリさんでは「押し売り」など一切しておりません!!。
頭でも腹の中でも真面目にそー思てまぁ~す(笑)。
あ~、スッキリ💛。
ただ、そーゆー思考は、口には出さずとも態度に出ます。だから、そーゆー時は冷たく、無関心に相手に対してそっけない行動、「つれない態度」。

で、もっとタチが悪い「つれない棒」、黄色いあの棒・・・。
先端部分を見ただけでも製品個体差当たり前、全然引っ掛からない事だって日常茶飯事、出し入れ不自由でスミマセン!、みんな大好きG社のCANDELA (カンデラ)です・・・。

最近はVスレばかり作っているVスレ職人ガイドでさえ、「あ~、全然ひも取れなくて寒くて死にそーだった!!」と店来るなり何時もの「ダメだ、コレ使えねぇっ!」がはじまります。
「あっ、そーッスか。それは大変でしたね」で誤魔化せる人だったら良かったのに・・・。
本日はGRIVEL祭り。作業効率的には同じメーカーの同じモデルを複数本研ぐのがよい。


中2枚、アイス初心者女性、外2枚、ハンドル男性。

イベントレンタルアックス仕様の工場長のものとは厚みが違います。

で、祭り後の作業場に残るは、何とかメガネとペンと粉。

1月半ば過ぎ、ここに来てPUR’ICE(ピュアアイス)の研ぎが連発。しかし、俺はその真価を知らない・・・(笑)。

でも心配無用、そんな時は大抵K島くんが自腹購入で試してきてくれるのです!!。

工場長的には、コチラのピックに関しては、ICEより頭全体を低く設定しています。

峰もはじめから薄目なので、削りしろは少ない。ただ、その分、テーパー付けがやや難かな。

真ん中ノーマルで左お客さん、右K島くん。「ガッツリ行ってイイ」と言われたので、ガッツリ持って行かせていただきました(笑)。
で、真価につきましてはK島くんが知っていると思いますので、興味がある人は本人に聞いた下さい。
「削れば何でも同じ!」と思っているインチキ山道具屋に、違いが説明出来る日は来るのかぁ!!。
「ブログネタにしてイイですから!」的な軽いノリで俺の作業を邪魔するヤツ、この時期ネタは枯渇しねーから心配するな!!。

グラインダーをミシンに変更してリペア。お願いです、早く帰って下さい!!。

先ずはコレ。いじくってあるけど、ダメージ率少だから引き受ける。



ハイ、完成。


ご自由にお使い頂いて構いませんが、とりあえず、暫くの間はトンカチとシャベルは外して遊んだ方が楽しいですよ。


新品は手間が掛からないでよろしい。

はじめての武器購入ですが、ビビって厚くするより刺さり重視の方が絶対楽しいので、「ギンギンまだ手前」で仕上げております。
逝っちゃたら持ってきて。難しいことは後から考えましょう・・・。