とても好みなパックが誕生です。
たくさんのパックを選んで販売してきた私たちも「これ好き!」と感じるパックです。
アタックで非常に使いやすい大きさとなり容量は約19L。
日本の環境は壁やったり、氷やったり、沢やったりと通年を通して色々な山遊びができます。冬期はもちろん、通年で活躍してくれます。
それでは「あったようでなかった」がいっぱい詰まっているパックの詳細です。
軽くて丈夫でしなやかな素材「ツヌーガ」。
ツヌーガの詳細や同生地を使用した商品はこちらから過去記事をご参照ください。
そんな素材を使用したネルエピックの最新パックとなります。
容量の可変が効き、プロテクション性能が高いロールトップ型になります。
本体に取り付けられたサイドコンプレッションベルト×4、
アックスホルダー×2。どれもパーツ配置が素晴らしいです。
パーツ類は補強がされてしっかりと縫製されています。
内側からみるとよくわかります。
サイドコンプレッションベルトはトップのフック付きベルトと合わせてロープホルダーとして使うことで、
ロープの遊び(揺れや引っかかり)がなく、体の一部のように運搬することができます。
また、上記は前面側にあるループにフックを掛けてロープを押さえ込む要領でトップベルトをとめていますが、背面側のハンドル箇所にもループがありますのでトップベルトでロープを丸めてからこちら側にフックすることで、
ロープを付けたままでも中身を取り出すことができるようになっています。
いいですよね。
そして、このハンドル側ループを活用するように本体を丸めると小さくまとめておくとこもできます。
背面はこのようになっていて、
ショルダー、背面は柔らかいクッション性を持たせた素材でこの手によくあるパックの軽さだけに注視した商品とは違ってきます。
背負い心地やウェアとの相性もよく、もちろん汗もある程度拡散してくれます。
またメッシュ地では無いため冬期使用時の事が考えられています。
ホイッスル付きのチェストストラップは、3段階で高さが調整できます。
この容量では使わないウエストベルトは省いていて流石のコンセプトです。
中にはセキュリティーポケットがあります。
背面の薄手クッションは取り外しできません。
しかしながら、このコンパクト性なら全く問題ありません。
底は楕円系フラットなので、
地面に置いたときのバランスもいいです。
「ホワイト生地」と「ブラックパーツ」の反対色2色構成でパーツの識別が早く操作に無駄がありません。
ホワイトブラックの洗練されたかっこよさは扱う面でも大切なところなんですね。
このように「あったようでなかった」魅力的なパックです。
アルパインアイスやバリエーションルートで使えるテクニカル仕様なパックですがコンパクトで携行性に優れ、軽量。要所要所が効率よく纏まっているので、ガチ使用に留まらず是非散歩から高所まで幅広いジャンルで積極的に使っていただきたいです。
価格もツヌーガを使いながらも手に取りやすくなっています。
NEL-EPIC (Canyonworks) 「SHIELD」¥14,300(税込)
実測重量/326g
容量/約19L
ネルエピックのもう一つの新作「ナットクラッカー」も入荷してきていますので詳細は後日お伝えします。