いんぷれっしょん(WCフレンズ)

この前の『niwano店番日記』で紹介されたWild Country社のHelium Friends(ヘリウムフレンズ)ですが、折角なのでアフリカに連れて行ってみた。スーパーガイドの後をなぞるから「新しいカムよりナッツキー」的な感じだが、こーゆー時じゃないとわざわざ買ってテストなどしないので仕方がない、そのバネ仕掛け、僕が買いましょう!。

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庭ちゃんがほぼ完璧に書き上げているので、「書く事ないじゃね?」のも事実ですが、そこはこちらもプロですからどーにかしましょう!。な訳で、旧友を引きづり出して検証、流石に棒友まで戻るのは止めます。

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記載通り、1,カムヘッドは肉抜きされ21世紀化されてますし、2,カーブ変更というより、リベットをセンター寄りにして対応レンジを広げた感じ?、3,サムループの採用はステムが伸びた分、当然と言えば当然、4,ステムを伸ばせば深いセットは当然可能、5,「スプリングを調整」と言うより「サムループ採用+スプリング調整」なのでトリガーの引き心地は良くなっています。近くで見るとこんな感じ。

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ただ、旧友は旧友で悪くはない。短いステムでコンパクト感満載、確かに「壁」向きではないが「岩稜」の「チョイ仕掛け」には十分、まだまだ現役です。とりあえず、このネタはもう少し膨らませてみますので今日はここまで。続きはBD社のキャメロットと比べてみますがあまり期待しないで下さい、諸事情により僕的には次回の方が書き憎い。

質・量保存の法則

国外逃亡+No PC Lifeだったので最初の2,3日はバリバリ打てた。が、結局、半月分程度のネタを書くと指も思考も止まる。多分、こーゆー事を「質・量保存の法則」というのでしょう。そんな時は何か違う事をしてみよう!。

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勿論、頼まれたのは「犬の世話」ではなく「PCの世話」。「中見てイイ?」と聞いた瞬間に隔離された・・・。

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スカスカなので色々詰め込める。いや~、イイ時代になりまた。そこそこのビデオカードでもBDでも1万以下、「○○買ってもイイでしょうか?」と訪ねても即OK、「その犬飼ってもイイでしょうか?」はダメだった。

いんぷれっしょん(ぼるだーXみっどGTX)

今回のアフリカにはこいつを連れて行きました。LA SPORTIVA社Boulder X Mid GTX(ボルダーXミッドGTX)。

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事前に日本の湿気た岩場でもテストしてますが、「ビブラムもココまで来たか!」って感じの十分なフリクション、素晴らしいです。ファイブテンのアプローチシューズに比べ“シュン”としたシルエットで容姿もステキ、何よりも「GTXハイフリクションミッドカット」は業界のブランクセクション、他が出していないので、選択肢がありません。

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不満という程のものではありませんが、敢えて言うならファイブテンの様に「変則ブロックパターン」の方が泥道で足が残るかな。まぁ、問題になる話じゃありませんけど。ハイグレードハイキングから雪渓が残るアプローチまで、マジいいすよぉ~。

ハット特集-3 サンシェード・サンベール

農村とかに行くと田んぼのおばあちゃんが麦藁帽に手ぬぐいを挟んでいるのをよく見ます。あれは熱中症予防として直射日光を首元に当てない為にしているんですね。生活の知恵ですね。帝国陸軍の帽子にもヒラヒラついてますよね。あれもそういう意味なんです。オシャレじゃないです。

で!首元を守ることの重要性がわかったところですが、果たしてアルプスや富士山で麦わらに手ぬぐいなんて恰好していたら、フフッ、ってまわりの人が苦笑まじりの目で見ているかもしれません。ということでできたのがこれ!他にも何種類か似たものもありますが今回はこれを紹介。

P7072155SUNDAY AFTERNOONS:Adventure Hat Lg Tan @5,985

P7072162AXESQUIN:サンシェード ハット@3,699

P7072166SUNVEIL:SUNVEIL SUNWEAR @3,990
ハットではないですが、ベール。これをかぶった後に他のハットをかぶるべし。 発想は麦わら+手ぬぐいと同じですね。

今回でハット特集は終了です。熱中症に気を付けて、今年も楽しい登山ライフを送りましょう。

いんぷれっしょん(JBTI)

色々ありましたが、やはり、こいつは優秀。JBTI。

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使った感じの印象。1,500ml以上入れるとスグに吹きこぼれる、融通は利かない。2,イグナイターの個体差が多少ある、調整しても今一。まぁ、全体的にはかなり優秀、沸騰時間・低燃費、申し分ございません。ただ、毎回500mlのうち200ml残して雪から3Lの水を作るには10回やらないと終わらないので泣けてきます・・・。早い所、1L物のSUMO出してもらわないと気が狂いそーです。個人的にはSOL TIかSUMO TIかまだ悩んでおります。僻地で110カートリッジを手に入れるのは至難の業だが、250カートリッジなら手に入る事を考えれば、「大は小を兼ねる」の法則上、SUMO TIの方が使い勝手がよさそう。ただ、荷物を最小限にするためには半分以上残ったカートリッジとでか鍋持ち歩くのも何だかなぁ~って感じ。さて、どちらにしようか?。もう少しだけ悩もー。

ハット特集-2 通気性のある帽子

今回はメッシュを使用した、通気性を重視したハットの紹介です。GORE-TEXを使用した物と比べ通気性があるため、晴天時におすすめ。種類も多く今回は一部をピックアップ。

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下から時計回りに
MHW:Talus Sun Hat @4,725
patagonia:BEACH BUCKET @6,195
patagonia:TRIM BRIM @6,195
 ↑との違いは首紐かバンドかです。
OR:HELIOS SUN HAT @3,780
berghaus:BRIM HAT @4,725

P7072170[左上]SALEWA:LIN DRY M HAT @3,150
[左下]ME:CLASSIC JUNGLE HAT @4,725
[右上]MAMMUT:Gobi Hat @3,990
[右下]MONTURA:POCKET CAP @5,250

お・ま・た・せ・しました!!!! イグザムガイドW's入荷

待望のイグザムガイドの女性モデルが入荷しました!!
イグザムガイド、キャンプフォーの特徴でもある、踵のガッシリホールド感、足型に合わせて微調整が効くシューレースはそのままに、W’sモデルは女性用ラストを使用しています。
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イグザムガイド、キャンプフォー系はインサイト系と比べると厚く堅めのインソールになっているのですが、
イグザムガイドW’sはインソールが変わり、踵周りに固いパーツを採用しています。
左からインサイトハイ、イグザムガイド、イグザムガイドW’s↓
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サイズはWOMENサイズのUS5.5(22.0cm)~US8.5(25.0cm)までがハーフ刻みで揃っています。
足入れしに来て下さい。

デナリNET SHOPでも購入可能です。
アプローチシューズ」コーナーへ

いんぷれっしょん(Platyほーさー)

今日はハイドレーションの話、チューブの付いた水筒の話じゃありません。

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デナリさんで「ハイドレーション」と言えば、1,水が入る容器+2,ホース付き+3,容器に穴、の3つが揃ってないと「チューブの付いた水筒」と言われます。要は吊すための穴がないと空荷の時に容器が安定せず今一使えない事があるので、ハイドレーションシステムに「穴」は重要なのです!!。

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色々なメーカーから色々出ていますが、個人的には「水筒でも使えてハイドレーションでも使える」形状が好きなので、選択肢は狭いです。な訳で、コレ。Platypus社HOUSER(ホーサー)シリーズ、1.0L/1.8L/2.0L/3.0Lの各サイズ。

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ザックを降ろしてからはドリンキングチューブを外して、クロージャーキャップをすればいつもの形、寝ぼけて飲んでも安心の狭口形状!!、人によっては乾燥に楽な広口形状を好む人もいますが、“がっぼっ”と出てくるので水筒としては今一。タダ、ホーサーにも弱点があります、それは「毎回ドリンキングチューブが付いてくる」って事です。普通のプラティより柔らかい素材で出来ているので、何となく安心して使えるのですが、ホースだらけになって困りものです・・・。「ホースよりタンクの方が痛み易いのにおかし~だろ!?」と毎回絡んでみるものの、「無いモノは無い」ので無駄です(笑)。

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で、 ドリンキングチューブですが、キレイにしておくためにはバラバラにして干す。それが一番です。まぁ、チューブだらけなので替えは幾らでもあるのですが、バラシとメンテは趣味みたいなものなので、やはり毎回きちっとやってしまいホースだらけになって困る。オイオイ、早いとこタンクパーツ出してくれ・・・。

尻フェチ(ぎあくえ)

少し散らかっている位が「BackRoom」的でよいのだが、暫く留守している間に山ちゃんの美しい活字に満ちあふれていた。油断である。で、久々のお題ですが、僕の性的志向ではない。ザックのボトムの話。

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左から、MILLET社ZEPHYR(ゼファー)40+10、GRANITE GEAR社CROWN(クラウン) V.C.60、MAMMUT社TRION GUIDE(トリオンガイド)45+7、BD社SPEED(スピード)40でございます。色々なザックが並ぶとおしりの形も様々でございまして、言うなら、左から「だるま型」・「安産型」・「上がり尻」・「やや上がり尻」とでも申しましょーか・・・。暑さでおかしくなった訳ではございません、禁欲生活でザックのケツで発情してる訳でもございません、だってそーゆー形なんですモン(笑)!!。

で、ザック選びには幾つかポイントありますが、ボトム形状もその1つ。「上がり尻」と呼ぶ背面から切れ上がる形は立位点に重心が乗る構造。「だるま型」・「安産型」と呼ぶフラットボトム+拡張型は腰回りの重心重視。「上がり尻」は登攀系モデルがよく採用する形で、「だるま型」・「安産型」は歩き系モデルで採用される形状。昔のキスリングザックと異なり、現代のサックはほぼ「縦長」なので、重心は下に向かいます。なので、個人的にはパッキングし易いフラットボトムでシンプルな寸胴の物を好んで使っています。

店に帰って来てもこのところ、ザックのケツばかり眺めています。完璧なフェチですわぁ。そんな訳で、なかなか自分に合うザックが見つけられない方、何が物足りないか分からない方、一度スタッフに相談してみて下さい。多少は役に立つこと言うかも。

いでみつAOL ~仕事編~

今回は仕事以外の仕事の話。店終わった後、たまぁ~に西新宿ボルダリングジムの「クライミングスタジオ エスカラード」でトレーニング兼ねましてスタッフしてます。ここでスタッフしてる時よりココで登っていることのほうが多いですが・・・(汗)。今年の1月末にオープンして以降、壁はいい感じに仕上がってきました。まだまだ中級者の私なんぞですが、セットしたりと楽しんでおります。結構ねちっこいの造っています(笑)外でもそお~いうのが好きなんでね・・・。都内にはハコ(家賃)の問題からロープジムは、一向に増えませんが、ボルダリングジムは増える一方です。そして初心者の人も増える一方。

エスカラード

この日も結構入っています!ちなみに、写真のお客様方は初心者の方々が多数という状況です。僕は山始めてからクライミングにハマったので、必然的に外専門なんですが、ジムにいらっしゃる方々はずーとプラスティッックでは楽しさに限界がありますよね・・・。その先にある遊びを早く提案できる人になりたいな・・・と思う日々です。シュールに浸っていてもしょうがないので、急がず、慌てず、手を抜かず、精度を上げて頑張りまっす!

あと、ココもたまに手伝っています。

カメロパルダリス

山岳ガイド佐藤勇介氏が6月30日に西立川駅徒歩4分にオープンさせたボルダリングジム「クライミングスタジオ カメロパルダリス」。居心地のよい雰囲気と多様な壁形状で課題が面白いです。奥多摩方面の帰りにでも寄ってみてくださいね~!