グリベル「ゴーストテック」新作

「ゴースト」「ゴーストEVO」
そして新作の金文字「ゴースト テック」

シリーズ化してきたゴースト。
その中でも新作のゴーストテックは、
ピック(持ち手辺り)の形状が変わってきて、
前のゴースト兄弟より握りやすいモデルになってきたので当店の仲間入りです。

ハンマータイプのみとなります。

かっこいい

そして、テックの大きな特徴。

グリップレストの折りたたみ機能

結構しっかりとしていて、開閉もかためな感じです。
構造がシンプルなのもいいですね。そのため、壊れにくそうな気がします。

石突きなしタイプ。

Gボーンシャフトで軽さと強度を両立し、シャフトの握りも素晴らしいです。

45cmで310gと決して軽くはありませんが、
カーブも強めでテクニカルピッケルから簡易ピッケルまで幅広く使えそうです。


GRIVEL「GHOST TECH」¥19,800(税込)
◇全長:45cm
◇重量:310g
◇強度:EN 13089, type 1
◇タイプ:ハンマー
◇素材:
・シャフト:アルミ合金
・ピック:スチール鋼
◇付属:ピックカバー付き(マジックマウンテンオリジナル)


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2022-23工場長日誌 052

新しいピックに換装したものの、実際使ってノーマルの限界をお感じになったよーで、戻って来た・・・。

チューンナップした物を使った事ない人に一生懸命説明したところで大抵伝わりません。むしろ「まだお金かかるの!?」的な詐欺師紛いの反応(笑)!!。

まぁ、ノーマル・チューンドはさておき、道具屋としてはイイ状態で戻ってくることを切に願ってます!!。

で、一度戦ってきて帰還したピック。

片方は欠ける寸前、こーなってしまうと数百円ですが、別途先端修正工賃が発生してしまいます。

チャチャっと修正して、

ハイ完成。

ノーマル比はこんな感じ。もし次回もチューンナップするよーでしたら参考にして下さい。

クラックス「RKシリーズ」一部入荷

先日のAKシーリーズに続きまして、
RKシーリズの紹介です。
※クラックスを代表する4つの特徴は昨日の記事をご確認ください。

RKシーリーズ=トップリッド(雨蓋)無しのタイプ

当店ではRKシリーズはRK30とRK20を常時取扱させていただきます。
そしてRK30とRK20では仕様が変わってきますので、まずはRK20からみていきます。
RK20は沢登り等でも使いやすいようにデザインされた日本先行モデル。

表側からみるとパッと見、違いはわかりませんので、背面側をみてみます。

ショルダーハーネスのパッドはホールされ、メッシュ地で覆われています。
水抜けや汗抜けがよく、本体の防水機能と合わさり、沢登り、雪山、自転車等。
水分や暑い環境では、より使い仕様となっています。

ウエストベルトはワンタッチで取り外し可能になっています。

こんな感じで押すとゲートが開きます。

アックスホルダーは付属していませんので、必要な人は別売となります。


ポケットはメイン気室の中にあります。

バックルは一部アルミ素材です。


続きましてRK30

背面側を見ると分かりますが、ショルダーベルトの仕様がRK20と違ってきます。

ショルダーベルトはAKと同じ仕様

ウエストベルトは縫い付けでオス側はアルミ素材。

ここはメス側がアルミ素材

ここはプラになります。

外側に止水ファスナーのセキュリティーポケットあり。

スムーズな止水ファスナーです。

従いまして、中側にはポケットはありません。

RK20とRK30の共通スペックは、
AKシリーズと同素材(ケブラー40%、コーデュラナイロン60%)

裏地はコーティングがされ、生地の接合はこちらもウェルディング加工(熱溶着)で耐久性のある完全防水。

コンプレッションベルトは半周以上を覆うデザインで、コンプレションと共にギアのキャリーも考えられています。

取り外し可能です。

上記のコンプレッションベルトパーツは、動いても外れにくい仕様となります。

30Lモデルにはアックスホルダーが標準装備となります。


CRUX「RK30」¥41,800(税込)
◇容量:30L
◇重量:975g
◇背面サイズ:One Size
◇カラー:
□Black
□Blue
□Khaki
□Red


CRUX「RK20」¥36,300(税込)
◇容量:20L
◇重量:895g
◇背面サイズ:One Size
◇カラー:
□Blue
□Black
□Khaki
□Red
□Gold


共通スペック
◇素材:ケブラー40%, ナイロン60%(240g/m²)
◇フレーム:なし

※RK30とRK20の背面サイズはレギュラーサイズのみの展開となります。


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※都度、パーツ等の細かい仕様が変わります。

クラックス「AKシリーズ」一部入荷

丈夫な防水パックで人気が高いクラックス

そんなクラックスの商品が入荷してました。

今回は「雨蓋付き」&「雨蓋は取り外し可能」な
AK-Xシリーズを紹介いたします。
※AK57とAK70は雨ぶた取り外し可能となりますが名前に「X」がつきません。

まず、クラックスを代表する特徴をみていきます。
①【耐久性】
ケブラーとコーデュラのメイン生地。
「ケブラー」は、岩や氷、枝などのルート上での障害物や、アックスやスキーのエッジなどに強く接触したり、押し付けられても耐える素材です。
②【防水性】
裏地はコーティングが施され、耐水圧10,000mm。

さらに生地の合わせ目はウェルディング加工(熱溶着)で処理することで水の侵入を防ぎます。また、シームテープ処理では無いため製品寿命も長いです。

③【シンプル性】
構造をシンプルにデザインすることで、ルート上、マルチデイの山行、長期トリップでも破損などのトラブルに極力晒されないようにしています。


④【リペア】
多くの部品にはスペアを用意することで、交換対応が可能です。また、出来るだけ生産した工場にて修理を行い、1つのバックパックを長く愛用してもらう体制を整えています。

他の仕様も見ていきます。
・アックスホルダー

・サイドコンプレッション
スムーズなZ字型となります。

・ドレインホール付きのワンドポケット(両サイド)

・ウエストベルトには、グロメットがあり自作ギアループ設置可能

・雨蓋の工夫
他社さんでも秀逸なパックはセンターコンプレションベルトが雨蓋を経由する構造となります。雨蓋が安定するのと、雨蓋を被せる時にコンプレションベルトを引くことで下に落ちたいて蓋が上に上がってきます。

・チタニウムフレーム
フレームはある程度径をもたせたコの字型のチタニウム素材。
※AX37-Xは棒状のチタニウムステーが2本となります。

・アルミバックル(一部)
壊れると交換が大変な箇所はアルミ素材。
メインバックルのメス↓

※オスが壊れ場合はテープを抜いて交換は簡単ですが、メス側は縫い付けてられていて交換が大変なため強度を高めています。

ウエストバックルはオス側がアルミ↓


AKシリーズのショルダーベルトはこんな感じです。

必要な機能だけを厳選し、何度もブラッシュアップされたパックは背負い心地も含めて「すごい」の一言に尽きます。


crux「AK37-X (3rd Generation)」¥50,600(税込)
容量:37+5L
重量:1,300g
背面サイズ:
・R(Regular)・・・背面長48cm、対応身長155~175cm
・L(Long)・・・背面長55cm、対応身長175~185cm
カラー:Black、Red、Gold
フレーム:7mm径チタン 棒状ステー×2(取り外し可能)


crux「AK47-X (3rd Generation)」¥56,100(税込)
容量:47+5L
重量:1,425g
背面サイズ:
・1・・・背面長45cm、対応身長160~170cm
・2・・・背面長50cm、対応身長170~180cm
・3・・・背面長60cm、対応身長180~190cm
カラー:Red、Black
フレーム:7mm径チタン コの字型フレーム(取り外し可能)


crux「AK57 (3rd Generation)」¥57,200(税込)
容量:57+5L
重量:1,475g
背面サイズ:
・1・・・背面長45cm、対応身長160~170cm
・2・・・背面長50cm、対応身長170~180cm
・3・・・背面長60cm、対応身長180~190cm
カラー:Black、Gold
フレーム:7mm径チタン コの字型フレーム(取り外し可能)


crux「AK70 (3rd Generation)」¥66,000(税込)
容量:70+7L
重量:1,600g
背面サイズ:
・1・・・背面長45cm、対応身長160~170cm
・2・・・背面長50cm、対応身長170~180cm
・3・・・背面長60cm、対応身長180~190cm
カラー:Black、Red、KHAKI
フレーム:7mm径チタン コの字型フレーム(取り外し可能)

※70Lモデルはウエストハーネスの形状が変わってきます。

すごく立体的にできていますね。一枚シートではなく分割シートのために動きに対して素直でストレスが少ないです。
※AK70はこれから入荷予定となります。


【共通スペック(37、47、57、70)】
素材:ケブラー40%、ナイロン(コーデュラ)60%
耐水圧:10,000mm

※背面長は容量によりサイズ設定が変わりますのでご注意ください。対応身長は下記の表をご参照ください。


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※記事画像の大半はAX47-Xとなります。
※都度、パーツ等の細かい仕様が変わります。

2022-23工場長日誌 046-047(その3)

で、クランポン。

まだまだクランポン。

やっぱりクランポン、に加えてフロントポイント。

あっ、因みになんですが、フロントポイントのネジは結構緩みます。ガタガタで使ってる人割と多いので、タマに増し締めしましょう。コレもガタガタでした。

2022-23工場長日誌 046-047(その1)

ヘビーユーザー2名様分。K島さんからわさっと1箱わたされまして、

アイゼン3台フルポイント+先端修正等々の作業です。

先ずはコチラ。流石に1枚は明らかにNGですが、

「ダメならダメで構いません」と言うことなので、もげるの覚悟で曲げてみましょう!!。

ジワジワ攻めましたが、

やっぱりもげた。まぁ、このままでも使い道が無いので一応整形。

クラック入ってますが、落とすと切っ先が短くななるのでこのまま修正。まぁ、何かしら使い道はあるでしょう。

で、コチラはこんな感じ。